その他の乗り物

初めての国際線に機内食!チャイナエアラインで初の海外・台湾へ(鹿児島→桃園)

人生初の国際線サムネ

今まで国内でも旅行を何度もしてきましたが、2019年(令和元年)9月についに海外旅行に行きました。
今回訪れたのは、台湾です。大学の友人と2人で訪れました。

鹿児島から台湾へは、チャイナエアラインを利用しました。
他の空港を経由することでより安く済ませることは出来るのですが、出来るだけ滞在時間を確保するため今回は直行便を利用することにしました。

この記事では、鹿児島空港と台湾桃園国際空港(臺灣桃園國際機場/Taiwan Taoyuan International Airport)の直行便であるチャイナエアラインについて、色んな観点で見ていこうと思います。

飛行機が苦手な僕が書いているので、その点はご了承ください。

目次

国際線ターミナルが寂しい鹿児島空港

2019年(令和元年)9月19日、木曜日。

鹿児島中央駅バスターミナルから高速バスを使い、鹿児島空港(鹿児島県霧島市)にやってきました。
鹿児島空港は鹿児島市から結構離れており、高速バスで40分ほどかかります。

駅は近くにないので、基本的に車やバスで来ることになります。

高速バスからみた鹿児島空港国際線ターミナル

人生初の国際線、大学生になってから且つ自分で買った航空券で乗る初めての飛行機ということで不安がいっぱいで、余裕を持って9時くらいにやってきました。

国際線ターミナル前で降りたのですが・・・鹿児島空港の国際線ターミナルはまだ空いていませんでしたw

実は、鹿児島空港からの国際線は1日に指で数えることができるほどの便しかないため、その日の最初の便の出発時刻の3時間前が開館時間となっているのです。
国内線ターミナルは決まった時間に開館するのですが、国際線ターミナルはその日によって異なります。
この日は、12時20分発が最初の便なので開館時間は9時20分。僕たちが空港に来たのが9時くらいだったので、まだ空いていませんでした。

ところで、ここ鹿児島空港では「グローバルWiFi」の当日申し込みが出来るのです。

鹿児島空港のような地方空港の場合、「イモトのWi-Fi」などは空港で受け取ることが出来ず宅配での受け取りという形になります。
そのため、申込期限が3日前(鹿児島を含む九州の8県の場合)となっており、旅行前のドタバタで申し込みを忘れてしまうと大変ですよね。

海外の好きな場所でインターネットを使えないなんてことになってしまいます。

しかし、鹿児島空港では「グローバルWiFi」を当日申し込みするが出来るので、安心です。
また、返却も空港で行うことが出来ます。

場所は国内線ターミナルの出入口③を入ってすぐのところです。
国際線ターミナルではないので、ご注意ください。

当日申し込みの欠点として、在庫がなくなってしまうと借りることができなくなってしまうので、出来るだけ事前の申込みをオススメします。

事前の申込みであれば、「イモトのWi-Fi」もオススメです。

しばらく国内線ターミナルで時間を潰した後、国際線ターミナルの中に入りました。

鹿児島空港国際線ターミナル入口

チェックイン(オンラインチェックイン)

国際線ターミナルに入ってすぐのところにチェックイン・カウンターがあります。
すぐにチェックインを済ませて、キャリーバッグを預けたいところですが、まだチェックイン・カウンターが準備中でした。
人も全然いませんでしたし、なにより暗い。

鹿児島空港国際線ターミナルチェックイン・カウンター写っているのが、チェックイン・カウンターです

チェックイン・カウンターがオープンするのは、出発時刻の2時間前となっています。
あと1時間ほど待たなければならないのです。

チェックイン開始時間前になるとだいぶ人が増えてきましたが、それでも国内線ターミナルと比較すると静かですね。

さて、今回はオンラインチェックインをすることにしました。
チャイナエアラインのアプリからすることが出来ます。

China Airlines App

China Airlines App

China Airlines Ltd.無料posted withアプリーチ

オンラインチェックインについては別の記事で説明していますので、そちらを参考にしてみてください。(作成中)

10時20分より搭乗手続きが始まりました。
既にチャックインをオンラインで済ませているので、あとはキャリーバッグを預けるだけでした。
この際、日本に帰国するための航空券の確認もされました。
今回は帰路も「エクスペディア」で予約したので、ホームページの旅程確認の画面を印刷したものを見せたら大丈夫でした。

キャリーバッグを預けた後、今回は紙の搭乗券を受け取りました。

保安検査・出国審査

2階に上がりました。
2階には国際線出発便が表示されています。
鹿児島空港国際線ターミナルでは、ここでしか確認することができないのです。

航空機の出発時刻案内

ちなみに、「台北(桃園)」と書かれていますが、台湾桃園国際空港があるのは台北市ではなく桃園市(Taoyuan City)です。

台北市には「台北松山空港(臺北松山機場/Taipei Songshan Airport)」があるので、それとの区別と思われます。

日本で言う、「東京(成田)」みたいなものでしょう。

さて、搭乗手続きを済ませたら、次は保安検査です。
しかし、こちらは出発時刻の1時間前となっております。
更に1時間前待つ必要があるのです。
滑走路の方を眺めることの出来るスペースがあったので、そこでゆっくりすることにしました。

鹿児島空港国際線ターミナルの保安検査開始時刻案内

11時20分になり、保安検査が開始されました。
特に急ぐ理由もないので、しばらくたってから保安検査場に向かいました。

鹿児島空港国際線ターミナル保安検査場

保安検査といえば、小学生の時に家族で飛行機を利用するときはほぼ100%保安検査で引っかかっていましたw
なぜなら、筆箱の中にハサミを入れっぱなしにしていたからです。
同じようなミスをしないように、今回は念入りにチェックして空港に来ました。
あと、よくベルトで引っかかっていましたね。
だから、毎回保安検査で緊張してしまうんですよねw

ここでの保安検査は、ゲートを通るタイプではなく、体をスキャンするボディースキャナータイプのものでした。
その後、保安検査官が直接体に触れて何も入っていないことを確認する形でした。

保安検査を終えると、そのまま出国審査です。
出国審査では特に何もなく、スタンプを押されました。
ついに、人生初の出国です。

なお、鹿児島空港国際線ターミナルにはラウンジはありません
また、保安検査場及び出国審査に優先レーンはなく、1列で行われます
だから、少し時間かかります。

チャイナエアライン

チャイナエアラインの基本情報

今回利用するのは、チャイナエアライン(中華航空/China Airlines)です。

日本では「中華航空」と呼称されることもありますが、「チャイナエアライン」が一般的です。
「チャイナ」や「中華」の文字で勘違いする方も多いようですが、チャイナエアラインは中国ではなく台湾の航空会社です。

また、LCC(格安航空会社)ではなく、フルサービスキャリアです。

この便に限らず、日本と台湾を結ぶチャイナエアラインの便は全てJAL(日本航空)との共同運航便(コードシェア便)です。

チャイナエアラインはスカイチーム、JALはワンワールドと異なるアライアンスに加盟している両社なのですが、このようなアライアンスを越えたコードシェアは異例です。

CI119便(KOJ→TPE)

今回搭乗するのは、鹿児島空港(KOJ)発、台湾桃園国際空港(TPE)行きのチャイナエアライン・CI119便です。
これが、鹿児島空港から台湾桃園国際空港に向かう唯一の便です。

この日は12時20分に鹿児島空港を出発して、現地時間13時30分(日本時間14時30分)に台湾桃園国際空港に到着予定となっており、フライト時間は約2時間です。

このときの運賃は、「エクスペディア」で予約して1人24000円(燃料費、税金を含む)でした。
その後、チャイナエアラインのホームページにて座席指定(無料)をしました。
友人同士、隣りに座っていたほうが安心しますからね。

搭乗

搭乗案内が始まりました。
ラウンジのない鹿児島空港国際線ターミナルですが、優先搭乗はありました。

全ての乗客の搭乗案内が開始されたタイミングで列に並びました。
この際に、搭乗券の他にパスポートも確認されました。

今回は、3番搭乗口から乗ります。

鹿児島空港国際線ターミナル3番搭乗口

今回乗るのは、ボーイング737-800です。
座席の種類は、エコノミークラスです。

鹿児島空港に着陸したチャイナエアラインのボーイング737-800今回搭乗した飛行機が、鹿児島空港に着陸した直後に撮った写真です。台湾の国花である梅の花弁が特徴的です

飛行機に乗るのは、高校2年生のときの修学旅行以来です。
ワクワクでもあり、緊張もしていました。

飛行機の中に入りました。
エコノミークラスは3-3列です。
梅のような色の座席が印象的です。

チャイナエアラインに使われるボーイング737-800のエコノミークラスプライバシーの配慮のため、画像を一部加工しています

今回は翼の見える右側の窓際の座席に僕が座り、その横の友人が座りました。

窓から見たCI119便の翼おそらく桜島の火山灰の影響で窓が汚れています

座っていると、CAさんから入国カードを渡されました。
入国カードについては、後述します。

日本人CA(客室乗務員)は、1名だけでした。
基本的に日本語での案内は、そのCAさんが行っていました。

日本語での案内では、台湾桃園国際空港を「たいわんトウエンこくさいくうこう」と言うんですね。

日本では中華圏の地名や人名は日本語読みすることになっているので当然ではあるのですが、「Taoyuan」で慣れていた自分には違和感でした。

離陸

ドアが締まり、飛行機ではおなじみの機内安全ビデオが始まりました。
チャイナエアラインの機内安全ビデオは中国語(台湾語?)と英語によるものだったのですが、1点だけ気になった点がありました。
それは、口頭での説明と字幕の言語が逆だったことです。

JALやANAの場合、日本語で説明しているときは日本語字幕、英語で説明しているときは英語字幕ですよね。

しかし、チャイナエアラインの場合は中国語で説明しているときは英語字幕、英語で説明しているときは中国語字幕だったのです。

大したことではないのですが、そのとき率直に思ったことでした。

さあ、いよいよ離陸です。
今回は、南(南東)向きのスタンディングテイクオフ(一旦停止してから離陸すること)でした。

プロフィールにも書いていますが、僕は着陸よりも離陸のほうが苦手ですw
これは気持ちではなく感覚の問題なので、今後も解消することはなさそうです・・・。
飛行機が苦手な僕ですが、外が見えないほうが不安なので窓際の座席を確保しました。

機内食

機体が安定してから、機内食の提供が始まりました。

エコノミークラスの乗客に提供される機内食は、1つに決まっているようです。
また、事前に特別食を希望(無料)されていた乗客には、それが提供されていました。

というわけで、機内食の紹介をしたいと思います。
なお、食レポは苦手なので、画像を参考にしてください。

CI119便の機内食

まず初めに驚いたことは、おしぼりがめちゃくちゃ冷たかったことです。

機内食の内容は、このようになっています。
まずは、主食。

機内食のメインディッシュ

鶏肉がすごくおいしかったです。
また、ご飯はそこまで硬くはなかったです。
にんじんも柔らかかったです。

次に、副菜です。

機内食の主菜

初め紅白なますだと思ったのですが、実際に食べてみると春雨のような感じでした。
酢で味付けされていると思います。

最後にお菓子を食べましたが、結構甘かったですw食べ終わった後にすごく喉が渇きました。

入国カードの記入

入国審査の際にパスポートと一緒に提出するのが、「入国カード」です。

先ほど書いたように、僕たちは離陸前にCAさんから渡されました。

台湾に着いてから書いても良いのですが、機内で何もせずにいるのは時間がもったいないですよね。
なので、機内食を食べ終えた後、入国カードを書きました。

機内でホテル名やその住所をかけるように、予めメモに残しておくと良いでしょう。
仮に書く道具がなかったりホテル名や住所が分からず調べたくなったときとしても、入国審査の前にも書く場所がありペンも用意されているのでご心配なく。

入国カードの書き方についてはJALのサイトにて説明されています。
国別に分かれてあり、きちんと台湾版もあります。
そちらを参考にしてみてください。

着陸体制〜着陸

機長からのアナウンスがありました。
国内線でも行われる、現在の巡航高度や目的地の天候などのアナウンスでした。

初めに中国語(台湾語?)で話した後、英語で話していました。
日本語でのアナウンスはありませんでした。
その後、唯一の日本人CAさんが日本語で同じ内容をアナウンスをしました。

台湾の天気は曇りのようです。
おそらく台風17号の影響もある
それと同じタイミングで、台湾の入国や税関に関するビデオが流れました。

雲を抜けると、台湾島が見えてきました。

ただ、機長からのアナウンスであったように台湾の天気は曇り。
台湾島が見えたあたりから、揺れが激しくなってきました。
僕は上下の揺れが本当に苦手なんですw
1回かなり高度が下がったのでかなりビビってしまいました。
やっぱり着陸も苦手ですねw

ついに台湾桃園国際空港に着陸しました。
このとき、1回バウンドしましたw
この出来事は飛行機が苦手な僕の精神に大ダメージを与えました、旅は始まったばかりなのに。

なにわともあれ、台湾桃園国際空港に無事着陸しました。

飛行機から見た台湾桃園国際空港

空港がものすごく広いため、着陸してからボーディング・ブリッジに着くまで結構長かったです。

機内モードを解除したら、スマホの画面の上のキャリアを表す文字が繁体字になっていました。
しかし、インターネットを使うことは出来ませんでした(契約上の問題でしょうね)。

ここで、海外用のレンタルWi-Fiが活躍するというわけです。
空港の到着口を出てから、電源を入れました。

ちなみに、飛行機を降りる際にビジネスクラスの様子を撮りました。

チャイナエアラインのビジネスクラス

前後の幅はそこまで広いというわけではなさそうです。
短距離の国際線だからでしょうか。

最後に

今回は、チャイナエアラインの台湾までのフライトの様子をお届けしました。

チャイナエアラインに利用する予定がある人、利用を考えている方、是非参考にしてみてください。

また、広い空港を利用する場合は早めに来たほうが良いと思いますが、鹿児島空港国際線ターミナルを利用される方はそこまで早めに来る必要はないと思います。
むしろ開いてないかもしれないので、オススメしません。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

関連記事はこちらから

COMMENT