2019年(平成31年)2月にスタートして2020年(令和2年)1月に放送を終えた、スター☆トゥインクルプリキュア。
その翌月の2月に行われたイベントが、「スター☆トゥインクルプリキュア 感謝祭(スタプリ感謝祭)
プリキュアシリーズにおいて、放送終了後にこのようなイベントが開催されるのはこれが初めてでした。
スタプリ感謝祭は大阪公演と東京公演がそれぞれ2日間あり、更に各日ファミリー公演とプレミアム公演がある、全8公演のイベントです。
そのうち、僕は大阪公演の1日目と東京公演の千秋楽のそれぞれのファミリー公演とプレミアム公演の計4公演に参加しました。
ゲームのイベントは参加経験ありますが、座席のある屋内でのアニメイベントは今まで行ったことがありませんでした。
更に、イベントそのものだけでなく移動手段においてもさまざまな初めての経験をしました。
この記事では、そんなスタプリ感謝祭に関わる旅の様子をまとめました。
目次
2月15日(スタプリ感謝祭大阪公演・1日目)
鹿児島空港→伊丹空港
初日はお昼からですが、朝一の便で伊丹空港に向かいました。

この便はJ-AIR運航で、使用機材はエンブラエル190でした。
このときの鹿児島空港は、少し天気が悪かったですね。

このとき、人生で初めてのクラスJ、というか初めて普通席やエコノミークラス以外の座席です。
鉄道においては、グリーン車に乗ったり、寝台特急を利用したりと、様々な座席を経験してきましたが、航空機では初めての経験でした。

伊丹空港に来るのも関西に来るのも、中学の修学旅行以来でした。
元々は2019年(令和元年)10月に京都へ行く予定があったのですが、大きな被害を出した台風19号の影響で行くのを中止にしたため、今回が久々の関西となりました。
寄り道
一番最初の公演まで結構時間があったので、寄り道をしました。

ファミリー公演
ざっくり言えば、ファミリー公演が小さなおともだち向け、プレミアム公演が大きいおともだち向けです。
初めは、ファミリー公演でした。
一番の目玉は、なんと言ってもキャラクターショーでした。
テレビ本編で放送してよかったんじゃないかと思えるくらいしっかりとした構成となっており、すごく良かったです。
あと、ユニの寝床問題もここで判明しました。
後半の子どもたちがプリキュアたちとお話するコーナーは、見ていて微笑ましかったです。
僕はボランティア活動で子どもたちと触れ合う機会が多かったので、その活動中の様子と照らし合わせながら見守っていました。
プレミアム公演
問題は、プレミアム公演の方ですね。
イベント前はどんな内容の朗読劇かなとワクワクしていたのですが、蓋を開けてみると・・・凄かったですねw
女子会は分かるとして、まさかアラサーの4人の居酒屋でのエピソードとは。
更に、メタ発言あり、(どう見ても)アドリブあり、でも1年間テレビ放送でスタプリを見てきたからこそ分かる楽しさありという感じでした。
賛否分かれる内容かもしれませんが、僕はこういうの好きなので、すごく楽しかったです。
そして、先ほどのファミリー公演で見たキャラクターショーと同じ内容をプレミアム公演でもやったのですが、メタ発言が加わるなどセリフが少し変わっていましたw
大きなおともだちのプリキュア応援からのプルンスの「野太い声でプルンス」には大爆笑でした。
また、1階席のまあまあ前の方だったこともあり、立った状態でキャラソンコーナーを楽しむことができたのもすごく良かったです。
去年別イベントで立った状態でペンライト振って音楽を楽しんだことがありますが、やっぱり楽しいですね。
声優陣・スタッフ陣ともに(良い意味で)暴走、そしてファミリー公演ではおとなしかった大きなおともだちも大盛りあがり。
ファミリー公演と比較すると、プレミアム公演は声優さんのイベントって感じでした。
詳しい感想は、こちらの記事に書いています。


宿泊場所問題
これまで何度も県外での宿泊を経験していますが、すべてホテルを利用しているわけではありません。
テント泊をしたこともあるのですが、一番お世話になっているのが「快活クラブ」です。
快活クラブ自体は宿泊施設ではありませんが、県外での一泊の際に重宝しています(二泊以上のときは、荷物などを考えてホテルに宿泊しています)。
まともに横になることもできず一夜を過ごした経験も多いため、横になったり足を伸ばしたらすることができ、Wi-Fiなどのようなインターネット環境が整っている鍵をかけられる場所であれば正直どこでも良いと思っている僕にとって、快活クラブの鍵付き個室はかなり便利なのです。
なので、今回も快活クラブで一夜過ごそうと思っていたのですが、出発前に鍵付き個室の予約をするのを忘れていましたw
プレミアム公演終了後、大阪市内の快活クラブを探し回ったのですが、スタプリ感謝祭以外にもこの日に開催されていたイベントがあったからか、どこも満室でした。
結局、ちゃんと空きを見つけられたときには日付をまたいでいましたでしたw
この日は「大阪メトロ・大阪シティバス1日乗車券」を使っていたのですが、この裏面を見ると20時以降にどれだけ乗っていたかが分かりますw

東京公演ではこのようなことにならないように気をつけよう、そう思ったのでした。
夕食も全然食べていなかったので、今回利用した快活クラブにある食事を注文して、それを食べました。
2月16日
起床→伊丹空港
起きたら、昼の11時くらいでしたw
かなりの爆睡だったみたいですね。
チェックアウトして、伊丹空港に向かいました。
伊丹空港内のレストランで昼食を取りました。
伊丹空港→鹿児島空港
さて、鹿児島に戻ります。
搭乗したのは、16時発鹿児島空港行きのJAL2411便です。

行きと同じくJ-AIR運航、使用機材はエンブラエル190でした。
そして、行きと同じくクラスJを利用しました。

伊丹→鹿児島というのは、僕が飛行機が苦手になる原因となった中学の修学旅行の帰りの便と同じ航路です。
確かそのときはANA便だったと思いますが、悪天候による揺れの大きさでは未だに一番の恐怖ですね。
ジェットコースターのような急降下が2回あり、トラウマです。
そんな因縁(?)の航路です。
そんな航路でしたが、飛行中に大きな揺れはなかったです。
ドリンクサービスのコーヒー、とても美味しかったです。

開催が危うかった東京公演
大阪公演を終えて東京公演が待ち遠しかったのですが、それと同時に心配要素がありました。
それは、新型コロナウイルスの感染拡大です。
自分自身のことはもちろんのこと、イベントそのものが開催されるのか心配でした。
特に、東京公演の2日目が円盤の収録ということになっているので、このまま東京公演が中止になってしまうと大阪公演のような笑いと感動をもう体験できないこととなってしまいます。
そんな中、2月20日の夜に感謝祭公式Twitterにて以下のようなツイートが投稿されました。
【来場予定者様へお知らせ】
新型コロナウイルス感染症に関して、厚生労働省からの「イベントの開催に関する国民の皆様へのメッセージ」を受け、東京公演の実施に関して現在検討させていただいております。結論の方、いましがたお時間いただけますようお願い申し上げます。#スタプリ感謝祭— ヒーリングっど♥プリキュア感謝祭【公式】 (@precure_kansha) February 20, 2020
東京公演前というタイミングで出された厚労省からのメッセージに対して協議中というツイート。
その翌日(2月21日)のお昼、続報がツイートされました。
2/22(土)、23(日)に予定しております東京公演の開催につきまして、協議の結果、衛生環境に充分の注意を払い、公演を開催することに致しました。
ご来場の皆様にも、感染拡大予防にご協力をよろしくお願い申し上げます。
下記「チケットご購入のお客様へお願いとご注意」を必ずご一読お願い致します。 pic.twitter.com/pfHqeowKEw— ヒーリングっど♥プリキュア感謝祭【公式】 (@precure_kansha) February 21, 2020
握手会は中止となるものの、イベント自体は土曜と日曜の両日ともに開催することが決まりました。
行くかかなり迷いましたが、マスクをした上で余計な移動をしないなどの対策を講じることを前提に行くことにしました。
2月23日(スタプリ感謝祭東京公演・千秋楽)
鹿児島空港→羽田空港→中野サンプラザ
朝早くに家を出発して、鹿児島空港にやってきました。

朝一の便で、羽田空港まで行きました。
JALグループ便としては今年5回目の搭乗になりますが、JAL運行便はこれが今年初でした。

東京まで飛行機で行くのは、大学生になってからは初めてだったりします。
飛行機が苦手で、基本的に避けてきましたからねw
今回は、ボーイング767-300ERのクラスJを利用しました。

今回座った座席は右の窓側でしたが、羽田空港着陸前にふと窓の外を見ると外から見える景色がいつもと違うことに気が付きました。
いつもは着陸前に東京湾アクアラインが見えるのですが、その位置よりも明らかに北を飛んでいました。
そして、窓から見えたのは、東京ディズニーリゾートでした。

さらに、東京スカイツリーも見えてきました。

結論としては風向きの関係でいつもと使用した滑走路が違っただけですが、初めての経験だけに新鮮でした。
この雲ひとつない空といい、いつもと違うことが起きたことといい、これから素敵なイベントが待っていることを感じさせるものでした。
羽田空港到着後、京急やJRを使って中野駅まで行きました。

そして、駅から歩いて数分の中野サンプラザに到着しました。

到着時にはすでに開場されており、公演開始約20分前と結構ギリギリの時間でした。
前日の予定との関係で仕方なかったのですが、次回以降は何かイベントに参加することになった際はこういうギリギリの予定を組まないようにしたいですね。
ファミリー公演
内容は、ほぼ大阪で見た内容と同じでした。
ただ、空席が多いように感じました。
親の立場からしたら出来るだけ感染リスクを避けたいという思いもあるでしょうし、仕方ないことですね。
ちなみに、1点だけドキッとしたことがありました。
それは、ヒープリのOPのメロディーラインです。
詳細はサブブログにて。
プレミアム公演
スタプリ感謝祭、全8回に渡った公演もついに8公演目。
ついに、最後の公演となりました。
円盤への収録は、この公演がメインとなるようですね(先ほどのファミリー公演も円盤には含まれます)。
ファミリー公演と比べると、プレミアム公演はほぼ満席でした。
大阪のとき以上に暴走していた朗読劇、生歌唱は最後になるであろうスタプリの楽曲の数々、48話の別れのシーンの生アフレコ、そしてサプライズありのキャスト陣の最後の挨拶・・・。
みんなでたくさん笑って、たくさん泣いて、3時間を超えるイベントが終わったときには放心状態でした。


本当に1年以上に渡りスタプリの制作に携わった方々、本当にありがとうございました。
同じ過ちは繰り返さない
大阪公演のときは、公演終了後に大阪市内やその周辺の快活クラブを探し回り、ようやく見つけたときには日付をまたいでいたという状況でした。
今回は事前に予約していたので、1週間前のようなことにはなりませんでした。
特に理由はありませんが、今回は赤坂の快活クラブで一晩を過ごしました。
近くのコンビニで買ってきた夕食を個室内で食べたわけですが、放心状態がいつまでも続きました。
2月24日
起床→羽田空港
朝7時くらいには起きました。
今回は余計な移動はしないと決めていたので、快活クラブから直接羽田空港へ向かいました。
羽田空港国際線ターミナル(現:第3ターミナル)にて
鹿児島に戻るのですが、その前にしておきたかったことがありました。
僕はこの翌週に大学の友人とオーストラリアへの旅行を計画していました。
ですが、世界的情勢を踏まえてどうするか悩んでいました。
そのため、JALの職員の方にいろいろ確認しておきたいことがあったのです。
そのため、羽田空港の国際線ターミナル(現在の第3ターミナル)に行って、確認しました。

保安検査場を通過できず!?
国内線ターミナルに戻ってきました。
そして、そのまま保安検査場に向かいました。
予約段階で座席を指定していたので、普通であればタッチ&ゴーで保安検査場を通過できるはずでした。

ですが、機材変更の影響で保安検査場を通過することができなかったのです。

国内線(羽田空港→鹿児島空港)で乗るビジネスクラス
何とか保安検査場を通過することができました。
さて、保安検査場を通過できなかった理由である機材変更ですが、国際線機材への変更でした。
このことにより、クラスJ利用の僕はビジネスクラスに使用されている座席を使用することになりました。
まさかプレミアムエコノミークラスになる前にビジネスクラスに乗ることになるとは思っていませんでしたw
とは言っても、僕の中でビジネスクラスは完全にベッドになるフルフラットタイプのほうがイメージとしては強いので、そこまで特別な感情を抱いたわけではないですが。
僕が実際に国際線のビジネスクラスを利用するときはマイルを使ったアップグレードでの利用でしょうけど、そのときが楽しみですね。


スタプリ感謝祭全体の感想
本当に参加して良かったと思いました。

キャラクターショーは、面白かったし感動しました。
スタプリの1つの話としても良かったですし、キャラクターショーとしての演出も素晴らしかったですね。
あと、純粋なものを見れるという意味で、ファミリー公演にも参加していて正解でしたw
そして、プレミアム公演は腹筋と涙腺が崩壊しまくりでした。
朗読劇やキャラクターショーのメタ部分、トークコーナーには爆笑必至でしたし、好きなスタプリの楽曲の生歌唱は周りのお客さんとも一体なっての盛り上がりがとても楽しかったです。
そして、48話の生アフレコや千秋楽の最後の挨拶は涙が止まりませんでした。
もう、語りたいことだらけです。
僕はスタプリライブは参加しておらず、今回が初めて参戦したスタプリのイベントでした。
というか、そもそも公式のプリキュアのイベント自体が初めてでした。
プリキュアシリーズ自体は妹がいたので幼少期から見ていましたが、今までイベント自体にはあまり興味がありませんでした。
これまでの経緯はともかくとして自分にとって初めてとなるイベントでしたが、楽しい時間を過ごすことができました。
関係者の方々には、重ねてお礼申し上げます。
そして、本当にお疲れさまでした。
このイベントに行くことを決めたのは感動したスタプリ第48話のあとでしたが、あのときに行く決断をしてチケットを購入した当時の自分に感謝したいくらいです。
ちなみに、大阪公演はまだ結構座席が余っていましたが、東京公演はギリギリ購入できたといった感じです。
次のヒープリからは、もっといろんなイベントに参加したいですね。
最後に
スタプリ感謝祭、本当に素晴らしいイベントでした。
東京公演の翌週からは様々なイベントが中止になっていったことを考えると、本当に開催できてよかったな感じますね。
東京公演が中止になったら、円盤化もされていなかったことでしょう。
そして、計4日間でいろんな初めてを経験しました。
また、いろんな経験をしていきたいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。