スマートフォン、通称スマホが普及してからだいぶ経ちました。
僕も高校生の時から持っていましたが、本当に便利な道具です。
ですが、スマホの普及に伴って新たな問題も出てきました。
いわゆる「バカッター」や「ながらスマホ」などはその1つです。
そして、スマホの普及に伴って増えたスマホ依存症は深刻な問題です。
そして最近、映画館での映画上映中にスマホを使う人がいることが話題になっていますよね。
内容は様々ですが、上映中にSNSを利用したり、中には通話をする人もいるとか。
今回は、この問題について大学生の僕なりにいろいろな観点で考えてみました。
ぜひ皆さんもこの問題について、一緒に考えてみてください。
目次
どういったことが問題視されているのか
映画館は映画を楽しむ場所です。知っていましたか?
この記事を読んでいる人でこれを知らない人はいないでしょう。
逆に、少しイラッとした人がいるかも知れませんね。
許してくださいorz
ですが、中にはそうでもない人がいるようです。
映画の上映中、映画を見るのではなくスマホをいじる人がいるようなのです。
映画の上映中は真っ暗なので、スマホの明かりは結構目立ちます。
画面の明るさを1番暗くしても、目立ちます。
その画面からの光は、前後左右の人には確実に影響を与えます。
同じ内容を繰り返しますが、映画館は映画を楽しむ場所です。
映画の上映中にスマホを触る行為は、それを妨害する行為に当たるわけです。
以上のことが、最近話題となった映画館でのスマホ使用問題です。
スマホを使う人の主張
逆にで、映画上映中にスマホを使う人はどういう主張をしているのでしょうか。
整理してみましょう。
- 2時間も我慢できない
- 何か起きていないか不安になってしまう
- 画面の明るさは下げているから迷惑をかけていない
大きく分けると、こんな感じでしょう。
【個人的見解】上映中にスマホは使うな!(例外あり)
ここまでは事実を並べてきましたが、果たして上映中のスマホ使用は問題ないのかについて言及していきましょう。
こういった問題は絶対に正しいとは言い切れないので、個人的な見解を述べようと思います。
僕個人としては、上映中にスマホを使う行為は(例外を除けば)あってはならないことだと思います。
以下では、そう考える理由について述べていきます。
ただし、非常時を除いた上映中にスマホを使用できる例外もあります。
例外については、後述します。
そもそもルール(マナー)
これ言ったらもう終わりなのですが、上映中は携帯電話の電源を切ることになっています。
映画本編が始まる前に、映画の撮影・録音禁止の案内とともに指示があるはずです。
上映中にスマホを使用する人が、そういうのを見ているとは思えませんがw
「携帯電話が禁止されているのであって、スマホは禁止されていない」と言う人がいますが、スマホは携帯電話の1つです。
スマホは英語で書くと“smartphone”。
“phone”には「電話」と言う意味があります。
例えば、スティーブ・ジョブズ氏が初めて世にiPhoneを出したときに、「iPad+phone=iPhone」とプレゼンテーションしています。
でも、こういうことをいうと、次のような反論する人が出てきます。
こっちは金を払って見てるんだから、別に何をしようがこっちの勝手だろ(怒)
映画館に限らず、サービス業関係ではあるあるですね。
しかし、権利というのは最低限のルールを守った人が主張できるものであり、権利は免罪符ではありません。
映画館側が決めたルールを守れないのであれば、文句を言う資格はないですね。
でも、こう言うと「じゃあ、それは絶対守らないといけないんですか?」とか言いそうですけどねw
確かに法律に書かれているわけではないので、犯罪行為とは言えません。
ですが、マナーやモラルなんてそんなもんじゃないですか。
演奏会で携帯の音を鳴らすのと同レベルだと思いますけどね。
でも、こういうと(ry
地震対策は映画館でもなされている
次に、「何かあったときのため」に対する反論です。
日本は地震大国なので、初めに地震の場合を考えてみましょう。
まず、どの映画館でも地震対策はなされています。
だから、スマホを地震対策の言い訳には使えません。
それに非常時はいちいち返信する余裕もなく、内容を見ることができれば十分なはずです。
そもそもLINEの既読機能が何がきっかけで出来た機能かをもう一度考えてください。
上映前に何のために非常口や避難誘導についての案内があるかを考えてほしいですね。
まあ、これも先ほどと同様に上映中にスマホを使用する人がそういうのを見ているとは思えませんがw
何かあった時というのは、他の人からの緊急の連絡かもしれません。
ですが、結局それは個人的な理由に過ぎません。
一個人の事情のために他の大勢の人が迷惑をかけても良いのでしょうか。
映画を見に来ているのは自分だけではない
反論として自分の主張を通そうとする人いるのですが、映画館を自分だけの空間と勘違いなさっているのでしょう。
ですが、基本的には他にも同じ空間で映画を見る人がいるはずです。
映画館では照明を落として真っ暗中で上映しているので、スマホのちょっとの光も目立ちます。
このことは、ただ映画を楽しみに来た人にとっては迷惑極まりないのです。
自分のしたいように映画を見たのなら、後述の部分と被りますが後日家で見ればいいだけの話です。
他にも「その映画がつまらなかった」という理由で正当化しようとする人もいますが、自分がそう思ったからといって他の人も同じ感想を持つとは限りません。
スクリーンをずっと見て楽しんでいる人もいるはずです。
それを妨害する行為は許されるべきことではありません。
多分こういうことでギャーギャー言う人達は、映画館に限らず飲食店などで店員さんを困らせるタイプなのでしょう。
映画館を出禁にされようもんなら、大声で怒鳴り散らして「自分は悪くない!」とか言いそうですね。
我慢できないなら映画館に来るべきではない
大抵の映画の上映時間は2時間前後です。
たかがこれくらいの時間も我慢できないのであれば、映画館に行くこと自体オススメできないですね。
既読無視がどうこう言う人がいますがスマホを見なければそもそも既読は付きませんし、2時間の未読がそこまで問題なのかなと思ってしまいます。
逆に、仕事中やバイト中もずっとスマホいじっているのかって話ですよ(仕事の内容によりますが)。
話が少しそれてしまいますが、既読無視とかで関係が悪くなるのであれば、所詮その程度の関係だったということです。
「就活のメールが・・・」と言っている人がいましたが、そのメールが気になって仕方ない人が映画を集中してみているとは思えませんし、楽しめるはずがありません。
来るだけお金と時間の無駄でしょう。
そもそも「スマホ>>映画」の人が映画館で映画を見ようとする理由は何なのでしょうか。
そこまでして映画を見ながらスマホを使いたいのなら、後日DVDを借りたり、「Netflix」「Amazonプライム・ビデオ」を利用するなどしたりと一人で見ればいいだけなのではないでしょうか。
もし映画館での上映中にスマホを見ているという人がいましたら、ぜひ理由を教えて下さい。
そんなに使いたいのであれば、外でやれ
ここまで色々述べてきましたが、それでも上映中にスマホを触りたくなる人もいることでしょう。
そんなにスマホを使いたくなったのであれば、シアターの外に出てすれば良いだけです。
どうせ映画自体を真剣に出ていないと思うので、何も困らないはずです。
まだ、移動くらいなら目立ちにくいはずです。
出来ればあまりないほうがいいですが。
映画館公認でスマホを使用できるケースがある
ここまで散々苦言を呈してきましたが、例外も存在します。
ケース1
障がいを持つ方や外国人が補助として使用する場合です。
「UDCast」という無料で使えるアプリがあるのですが、公式サイトには以下のように記載されています。
UDCast(ユーディーキャスト)とは映画・映像・放送等の「音声」をスマートフォン等の携帯端末のマイクが拾うことで、その端末を通じて、字幕や手話の表示、音声ガイド再生等を行うことのできるアプリケーションです。
このアプリは「聴覚障害者用字幕」「視覚障害者用音声ガイド」「手話映像」「外国の方へ多言語字幕・音声」に対応しています。
詳しくは、公式PVと公式サイトをご参照ください。
僕は利用したことはないのですが、映画館中にスマホを使っている人すべてが悪いわけではないので、そこだけは注意していただきたいです。
これを言い訳に使われたら最悪ですけど、対応映画は限られているのでおそらく大丈夫でしょう。
もし、言い訳に使う人が現れたら「お前がそういうことを書くからだ。記事を消せ」という人が出そうですけど、「知るか」って話ですよね。
たっくーさんの件(動画後半の内容)もそうですけど、やった奴が悪いにならないのでしょうか?
ケース2
アプリを使って字幕や副音声などを楽しむ場合です。
その一例として、「HELLO! MOVIE」というアプリがあります。
HELLO! MOVIEアプリは、スマホやスマートグラスで映画の字幕と音声ガイドを楽しめる無料アプリです。
僕は一度対応している映画を見たことがあるのですが、そのような映画の開始前にはその事に関する案内がなされるので、ご安心ください。
ただ、上記のスマホを使う人たちの言い訳に使うことは難しいと思います。
なぜなら、上映中は機内モードに設定するように促されているから。
この問題はどう対処すべきなのか
正直、対策しようがないと思います。
個人的に真っ先に思いついたのが学校の校則のように持ち込み禁止にすることですが、その校則と同じくらい効力がないと思いますw
先ほども軽く触れましたが、上映中にスマホを使う人は何かと理由をつけて自分を正当化しようとします。
例えば、映画館側が出禁にしようとしたら「こっちは金を払ってるんだから・・」とか言うでしょう。
自分しか見えず他人が見えなくなる人に何を言っても無駄でしょう。
そもそも根本を立たないと意味がないので、その映画館だけの出禁は大して効果ないでしょうね。
Yahoo!知恵袋を見るとわかるのですが、明らかに自分が悪いのに相手が悪いと腹を立てている人っていますからね。
それを指摘されて自分が悪かったという人、少なかった気がします。そういうことです。
合っているか分からないんですけど、僕が(おそらく)小学生の時(10年ほど前)に「行列のできる相談所」というテレビ番組(今でも続いている番組ですが、おそらく島田紳助氏がまだテレビに出ていた時代?)で、映画の感動シーンを携帯の着信音で台無しになったことを法律的に訴えることができるのかというのがありました。
「絶対に訴えてやる!」ってやつですね。
確か訴えることができるという結論だったはず(記憶が曖昧)なので、最悪訴訟を起こすのもアリかもしれません(他人事)。
現実的ではないですが、弁護士の方が無償もしくは安い値段でそれをサポートしてくださるのなら、なくなる「かも」しれませんね。
ずっと考えてみたのですが、僕は対策が思いつきませんでした。
人間から争いをなくすのと同じくらい無理なことかもしれないですねw
この問題を解決できる、もしくは抑えることができる素晴らしい案がある人は是非教えて下さい。
ちなみに
Twitter等で有名な「坊主」さんという方をご存知でしょうか。
毎日何回もTwitter上で様々な選手権を開催していて、フォロワーが100万を超えている僧侶です。
僕もプライベート用のアカウントでフォローしており、楽しませてもらっています。
様々な選手権があるわけですが、先日の「こんな苦情を言うような人間にはなりたくない選手権」で、最優秀賞が「映画館でスマホくらい使わせろ」でした。
ついでに言うと、少し触れた給食費といただきますの件も入選していました。
こんな苦情を言うような人間になりたくない選手権
最優秀賞
映画館でスマホくらい使わせろ金賞
なんでローソンなのにファミチキないんだよ!支払いはnanacoだっつってんだろ!入選
給食費払ってるから子供にいただきますと言わすな息吐いただけで痴漢扱い
除夜の鐘がうるさい
— 坊主 (@bozu_108) December 16, 2019
この選手権に参加する人は大体決まっているので意見は偏っているとは思いますが、参考までに。
まとめ
今回は、最近話題となっている映画館での映画上映中にスマホを使う人がいる問題について自分なりにまとめてみました。
学生でもいるようですが、大学生の僕からすればお金の無駄遣いだなと思ってしまいます。
映画の入場料は決して安くはないはずなんですけど、どうなんでしょうね。
何か意見があれば、遠慮せずにコメントなどをしていただければ幸いです。
僕自身の勉強にもなります。
さすがに的外れな批難はご遠慮ください。
みんなでルールを守って楽しく映画を見ましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。