〇〇一周の旅って、なんか憧れますよね。
僕は、いつかやってみたいなと思っていました。
というわけで、今回は九州在住者としてJR線を利用して九州一周の旅をしてみました。
目次
前置き
今年3月に友人たちとともに青春18きっぷで旅行したときは、5日間かけて九州・中国地方(+兵庫県)を逆8の字型に移動しました。
今回は、1人で3日かけて九州内を一周を目指します。
計画・準備
日時・目的
今回は、2019年(令和元年)11月2日〜4日の3連休に行うことにしました。
というのも、11月2日〜3日の2日間かけて福岡県北九州市で「第5回スプラトゥーン甲子園九州地区大会」が開催されることとなっています。
そして、地区大会は自由に無料で観戦できることになっているので、それを観に行くというわけです。
(大会自体に参加する話も友人と出ましたが、結局エントリーしませんでした)
鉄道で九州一周は、一応「ついで」という扱いです。
というのも、鉄道好きではあるものの、ただ乗るためだけに利用するのは好きではないからです。
だから、福岡県に行くという名目ができたので、それに合わせて九州一周をすることにしました。
なので、たまに友人から「(イベント参加と鉄道利用の)どっちがメインなの?」と指摘されることも多々ありますw
経路
今回は、鹿児島中央駅を出発駅とします。
このブログではだいたい鹿児島中央駅からの出発が多いですが、鹿児島県内で一番の大きな駅で計画を立てやすいからというのが理由です。
まずはじめに、九州新幹線で博多駅を目指します。
その後、鹿児島本線で小倉駅へ行き、そこから九州の東側を走る日豊本線で鹿児島中央駅まで行く(正確には、鹿児島・鹿児島中央間は鹿児島本線)というのが、今回の計画です。
これを3日かけてすることにします。
きっぷの購入
出発の3週間前、きっぷを購入しました。
まずは、乗車券です。
今回使用するのは、「ぐるっと九州きっぷ」です。
このきっぷは、連続する3日間JR九州全線(門司・下関間含む)の普通列車と快速列車が乗り放題となります。
最大の特徴として、別途特急券を購入することで新幹線や在来線特急に乗車することもできます。
ちなみに、「鹿児島中央→(博多・小倉・大分・宮崎経由)→鹿児島中央」という一筆書ききっぷを購入するのもアリだったのですが、イベントと宿泊地(友人の家)の関係で一筆書きから外れる福岡県内の移動がある(特に、2日目の11月3日)ので、それを考慮して今回は乗り放題きっぷを使用することにしました。
次に、指定席特急券2枚です。
1枚目が、九州新幹線の特急券です。
以前の記事で触れているように、九州新幹線内の指定席はかなり快適です。
なので、今回も迷わず指定席に乗車することにしました。
次に、在来線の特急券です。
帰りは日豊本線経由で福岡から鹿児島に戻ることになりますが、その際に「にちりんシーガイア7号」を利用することにしたので、その特急券です。
上の画像から分かるように、今回はグリーン車を利用することにしました。
その他、必要となった自由席特急券は当日に買う予定です。
鉄道で九州一周してみた
鹿児島中央駅→博多駅(1日目)
2019年11月2日、3連休初日の土曜日の朝に鹿児島中央駅(鹿児島県鹿児島市)にやってきました。
まずは、九州新幹線のみずほ602号で博多駅まで向かいます。
8時ごろ、鹿児島中央駅を出発しました。
九州一周の旅のスタートです。
9時22分ごろ、博多駅(福岡県福岡市)に到着しました。
この駅で、新幹線から下車しました。
在来線へ乗り換え・クルーズトレイン「ななつ星」と遭遇
この日の目的地は、小倉駅です。
なので、博多駅で乗り換えました。
乗り換えのため在来線改札内を歩いていると、5番のりばの発車標に何やら見慣れない列車名が・・・。
そう、クルーズトレイン(周遊型寝台列車)の「ななつ星in九州」が停車していたのです。
車体がすごくキレイで、めちゃくちゃ反射しますw
家に帰った後に撮った写真振り返っていて気づいたのですが、使える写真はこれしかありませんでした。
ちなみに、僕がななつ星に乗ることは一生ないと思います。
お金の問題もあるんですけど、クルーズトレイン自体にあまり興味がないというか・・・。
さて、5番のりばから2番のりばに移動、特急きらめき80号に乗って小倉に向かうことにしました。
なので、特急券を追加で購入しました。
ちなみに、この乗車は九州一周の一部としてカウントしません。
なぜなら、3日目との重複区間だから。
10時31分ごろ、小倉駅(福岡県北九州市)に到着しました。
福岡県に2日間滞在
冒頭で触れたように、今回福岡県にやってきた最大の目的は「第5回スプラトゥーン甲子園九州地区大会」でした。
舞台は、小倉駅からほど近い「西日本総合展示場」の本館です。
イベントの模様は、任天堂のYouTube公式チャンネルで視聴することができます。
小倉で開催された2日間に渡るイベントでしたが、福岡県に住む友人とともに楽しみました。
スプラトゥーン甲子園自体は第1回大会(WiiU専用ソフトとして発売された初代スプラトゥーン)からYouTube等で観戦していましたが、今回始めての現地参戦でした。
DAY1・DAY2ともに大盛りあがりで、すごく楽しかったです。
特に、DAY2でボールドマーカー7の4枚編成が魅せてくれました。
そういえば、このブログの初めての旅行記がスプラトゥーンのイベントに行ったときのものでしたね。
あのときは、月曜の授業の関係で第4回スプラトゥーン甲子園決勝大会を見ることができませんでした。
なので、これが初めて生で見るスプラトゥーン甲子園でした。
博多駅→(日豊本線経由)→宮崎駅→宮崎空港駅(3日目)
3連休最終日の11月4日、鹿児島に帰ります。
朝早くに博多駅にやってきました。
普通に鹿児島まで帰るのであれば行きと同じく九州新幹線を使えば良いのですが、今回は九州一周をするということで大分県と宮崎県を経由して帰ります。
今回乗車したのが、にちりんシーガイア7号です。
この列車は、博多駅を出発して、小倉駅・大分駅など日豊本線の駅を経由して、宮崎空港駅まで向かう特急列車です。
783系電車が使われているため、先頭車両は前面展望を楽しむことができます。
グリーン車は1号車の運転席側となっており、グリーン車で前面展望を楽しみながら全区間乗車しました。
実は、このにちりんシーガイア7号の全区間でグリーン車を利用することは、(通常のグリーン車利用と比較して)乗車時間に対するコスパがめちゃくちゃ良いのです。
7時31分ごろ、博多駅を出発しました。
九州一周という観点で言えば、宮崎駅やその隣の南宮崎駅(ともに、宮崎県宮崎市)で列車を降りたほうが良かったかもしれません。
ただ、にちりんシーガイア7号の全区間を乗車したいという思いもあったので、終点まで乗車しました。
特に、利用した座席がグリーン車だったこともあり、できるだけ長い時間乗車していたいと思ったものです。
もっと言えば、にちりんシーガイア7号で宮崎駅や南宮崎駅までの乗車でも終点の宮崎空港駅までの乗車でも、特急料金・グリーン料金ともに変わらないのです。
13時21分ごろ、宮崎空港駅(宮崎県宮崎市)に到着しました。
博多駅を出発してから、約6時間かかっています。
時間が少しあったので、宮崎空港(宮崎ブーゲンビリア空港)の展望デッキで少しゆっくりしました。
宮崎空港駅→宮崎駅(3日目・重複区間)
宮崎空港駅まで来ましたが、鹿児島に帰るために南宮崎駅まで戻る必要があります。
ただ、ぐるっと九州きっぷを使っているのでどれだけ乗っても運賃が変わらないこと、宮崎・南宮崎間(正確には、宮崎・宮崎空港間)は特急料金がかからないこと、この2点から南宮崎駅ではなく1つ奥の宮崎駅まで戻ることにしました。
というわけで、宮崎駅まで戻りました。
ちなみに、乗車した車両は先ほどまで特急にちりんシーガイア7号として使用されていた列車でした。
特急車両ですが、宮崎行きの普通列車扱いとなっています。
宮崎駅→鹿児島中央駅(3日目)
最後に、特急きりしま13号に乗車しました。
特急きりしまは宮崎駅と鹿児島中央駅を結ぶ特急列車ですが、今回は全区間乗車することになります。
ちなみに、この列車もにちりんシーガイア7号や先ほど乗車した普通列車と同じ車両でした。
つまり、今日の朝に博多駅で乗車してからずっと同じ車両に乗り続けていることになります。
にちりんシーガイア乗車の際はグリーン車を利用しましたが、特急きりしまは普通車自由席を利用することにしました。
特急券は、先ほど滞在した宮崎空港駅の窓口で購入しました。
14時16分ごろ、宮崎駅を出発しました。
宮崎県の主要駅と鹿児島県の主要駅を結ぶ特急きりしまですが、なかなか時間がかかります。
16時31分ごろ、鹿児島中央駅に到着しました。
宮崎駅から2時間以上かかりました。
3日かけての九州一周旅、無事に終えることができました。
最後に
今回は、2019年11月にした九州一周の旅でした。
日豊本線でかなりの時間を要しますが、機会があれば試してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。