全国各地で配布されているマンホールカードですが、大分県で配布されているカードはそれほど多くありません。
それは、47都道府県のなかで下から数えたほうが早い少なさです。
そこで今回は、その大分県のマンホールカードは1日ですべて集めてみました。
マンホールカードについての詳細とこれまでのマンホールカード集めの記録は、こちらの記事にまとめています。
(集めた当時の)大分県のマンホールカードについて
大分県で現在配布されているマンホールカードは、GKP公式ホームページで確認することができます。
後述するカード集めに行った当時は第13弾が最新で、そのときの大分県のマンホールカードは全部で4種類でした。
市町村 | 弾数 | 配布場所 |
大分市 | 第08弾 | 大分市観光案内所 |
佐伯市 | 第05弾 | 佐伯市城下町観光交流館 |
杵築市 | 第12弾 | 杵築ふるさと産業館 |
日出町 | 第10弾 | 二の丸館 |
配布されている種類の少なさは宮崎県がダントツですが、大分県は宮崎県についで同率2位(第13弾までの配布当時)の少なさです。
というわけで、今回はこの4枚を1日で集めてみました。
実際に集めてみた
2021年(令和3年)3月13日、実際に集めに行きました。
ちなみに、ちょうどこの日がJRのダイヤ改正の日でした。
そして、移動には「ぐるっと九州きっぷ」を使いました。
佐伯市へ移動
まず、朝一の特急列車で宮崎駅(宮崎県宮崎市)まで行きました。
更に、宮崎駅で乗り換えて佐伯駅を目指しました。
10時8分ごろ、佐伯駅(大分県佐伯市)に到着しました。
佐伯市のカードをゲット
佐伯市のマンホールカードの配布場所は、「佐伯市城下町観光交流館」となっています。
佐伯駅から少し離れていますが、歩いて向かいました。
無事に佐伯市のカードをゲットしました。
3月中旬、春の訪れを感じることでした。
まだ、桜は咲いていませんでしたが。
佐伯市から大分市へ
佐伯駅に戻ってきました。
佐伯駅といえば「宗太郎越え」で有名な駅で、僕は友人とともにちょうど2年前に青春18きっぷでしました。
ちょうど2年って、感慨深いものです。
ぱっと見変わったことといえば、改札口にあった発車標がなくなったことでしょうか。
2年経った今でも、この駅から延岡方面への普通列車の異常な少なさは変わっていません。
それに対して、大分方面は普通列車も含めそこそこの本数あります。
ちょうど、1時間に1本しかない時間帯ですがw
次に乗車したのは、日出行きの普通列車です。
待合室で待っていましたが、発車時刻も近づいてきたので3番のりばに跨線人道橋で渡りました。
佐伯駅はほとんどの列車が1番のりば発着なので、3番のりばはあまり使うことがありません。
もっとも、2番のりばは定期列車の発着すらありませんが。
11時35分ごろ、1番のりばに貨物列車がやってきました。
この列車は、そのための3番のりばからの発車なのでしょう。
11時39分ごろ、佐伯駅を出発しました。
大分県南東端の佐伯市の主要駅である佐伯駅から大分県の主要駅である大分駅までは、そこそこ時間がかかります。
しかも、元々この時間の列車は特急にちりんでしたが、この日のダイヤ改正で運行取りやめとなった関係でより時間を要するようになりました。
13時11分ごろ、大分駅(大分県大分市)に到着しました。

写真にチラッと「特急36ぷらす3」の文字が写っていますね。
この記事を書いているときに写っていることに気づきましたが、この日は土曜日だったので宮崎から大分への移動の日でした。
大分市のカードをゲット
大分市のマンホールカードの配布場所は、「大分市観光案内所」となっています。
大分市観光案内所は大分駅構内にあり、場所は改札のすぐ近くです。
改札を出て、左に行くと観光案内所があります。
無事に大分市のカードをゲットしました。

大分市から日出町へ
カードを無事にゲットしたので、大分駅に再入場しました。
13時21分発の普通列車に乗って、日出町を目指します。

この列車、先ほどまで乗車していた普通列車です。
そう、この列車は大分駅での停車時間が約10分あり、その間に駅の改札を出てマンホールカードをゲットして再度改札を通り、同じ列車に戻ってきたのです。
13時21分ごろ、大分駅を出発しました。
13時46分ごろ、暘谷駅(大分県速見郡日出町)に到着しました。

一つ隣の駅が日出駅ですが、日出町のマンホールカード配布場所は暘谷駅が最寄り駅である点には注意が必要です。
ちなみに、日出町の中心的施設のほとんどは暘谷駅周辺にあり、日出町の主要駅となっています。
日出町のカードをゲット&座標が示すマンホール発見
日出町のマンホールカードの配布場所は、「二の丸館」となっています。
そこまで距離離れていないので、暘谷駅から歩いて向かいました。
無事に日出町のカードをゲットしました。

このカードに書かれている座標のマンホールは、暘谷駅の近くにありました。

日出町から杵築市への移動とサンリオ
暘谷駅ですが、2016年(平成28年)に今の新しい駅舎となっています。

日出町にはハーモニーランドがあり、それにちなんでサンリオのキャラクターが駅舎にデザインされています。
マンホールおよびマンホールカードにキティちゃんが描かれているのも、同様の理由です。

次に乗車したのは、杵築行きの普通列車です。
ちなみに、暘谷駅では接近放送のメロディーとして「ARIGATO HUG YOU」(ハローキティ40thアニバーサリーソング)が流れます。

14時16分ごろ、暘谷駅を出発しました。
14時27分ごろ、杵築駅(大分県杵築市)に到着しました。


杵築駅の2番・3番のりばと駅舎側を結ぶ跨線人道橋にも、キティちゃんが描かれています。

杵築駅からもハーモニーランドへの路線バスがあります。
杵築市のカードをゲット
杵築市のマンホールカードの配布場所は、「杵築ふるさと産業館」となっています。
杵築駅から杵築ふるさと産業館までは、バスを利用することで10〜15分程度で行くことができます。
ただ、このあとの予定(私用)に間に合うためのちょうど良いバスがありませんでした。
徒歩だと1時間以上かかる距離にあり、このままではゲットすることができません。
そこで、今回は杵築駅に停車していたタクシーを利用することにしました。
杵築ふるさと産業館で降ろしていただき、無事に杵築市のカードをゲットしました。

行きで利用したタクシーの運転士さんにお願いして少し待っていただき、駅までの帰りの移動もお願いしました。

これで、無事に大分県のマンホールカード4枚全てを1日で集め終えることができました。
まとめると
杵築市のカード配布場所(杵築ふるさと産業館)を除けば概ね日豊本線の主要駅近くにあるので、比較的集めやすいかもしれません。
ただ、佐伯駅に行くのが列車の本数の少なさから苦労する可能性があるので、大分県以外に住んでいる人は注意が必要でしょう。
最後に
今回は、大分県の4枚のマンホールカードについてでした。
杵築市のマンホールカードは少し注意が必要ですが、頑張れば1日で全て集め終えることができるので、参考にしてみてください。
また、サンリオのようにマンホールカードから学ぶことができることも多いので、カード取得とともに知識も深めると面白いですよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。