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【JR九州】みんなの九州きっぷ2021年秋冬版で楽しむ佐賀県北西部の旅

みんなの九州きっぷ旅サムネ
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

2021年(令和3年)は、3月下旬に福岡県から戻ってきてから長らく県外に行っていませんでした。
11月に入り全国的に状況が落ち着いてきて、個人的なことも一時的に落ち着いてきました。

そこで、JR九州の乗り放題きっぷ「みんなの九州きっぷ」を使って九州の中で一番行った回数の少ない佐賀県に行くことにしました。
この記事では、その様子をまとめています。
最後には、乗り放題きっぷとしてどれくらい得することが出来たのかも計算しています。

目次

「みんなの九州きっぷ」について

「みんなの九州きっぷ」は、JR九州が販売している期間限定の乗り放題きっぷです。

みんなの九州きっぷ

詳細は別の記事にまとめているので、そちらをご参照ください。

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今回の使用きっぷ

今回は、事前に以下の5枚のきっぷを購入していました。

指定席発行回数が4回となったみんなの九州きっぷと指定券4枚

九州新幹線は普通車指定席がお得なので、指定席券を発券したまでです。

1日目(2021年11月13日・土曜日)

寄り道しながら佐賀県へ

今回の旅の舞台は佐賀県ですが、その前に何ヶ所か寄り道します。

鹿児島中央駅→新八代駅

旅の始まりは、このブログでは恒例の鹿児島中央駅(鹿児島県鹿児島市)からです。

鹿児島中央駅の駅名標

8時2分ごろ、鹿児島中央駅を出発しました。
2日間に渡る「みんなの九州きっぷ」を使った旅の始まりです。

みんなの九州きっぷと鹿児島中央・新八代間の指定席券

8時46分ごろ、新八代しんやつしろ(熊本県八代やつしろ市)に到着しました。

新八代駅の駅名標新八代駅を出発したさくら544号

この駅で改札を出ました。

寄り道その1

新八代駅で(途中)下車した理由は、終わりのない旅の続きです。

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このときに「みんなの九州きっぷ」の特典の1つである「レンタカー利用券」を使用しました。

みんなの九州きっぷ・レンタカー利用券
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新八代駅→新鳥栖駅

11時48分ごろ、新八代駅に戻ってきました。

新八代駅の駅名標

次に乗車するのは、さくら552号です。

新八代駅の発車標うまく撮れていませんでした・・・

駅に到着したのがギリギリだったこともあり、ホームに到着してすぐに新幹線がやってきました。

新八代駅に到着したさくら552号

ここ新八代駅はこのブログではかなり登場していますが、今までで一番ホームに人がいたような気がしますw
九州新幹線を利用するたびに(ご時世関係なく以前から)熊本・鹿児島中央間の乗車率は低いなあと思っていますし、わりとこのブログで書いてきましたからね・・・。

11時51分ごろ、新八代駅を出発しました。
新鳥栖しんとす駅までの乗車です。

みんなの九州きっぷと新八代・新鳥栖間の指定席券

案の定、熊本駅で乗る人は多かったですね。

12時28分ごろ、新鳥栖駅(佐賀県鳥栖とす市)に到着しました。

新鳥栖駅の駅名標 新鳥栖駅を出発したさくら552号

佐賀県にかなり来ていますが、新鳥栖駅での乗り換えって実は初めてなんですよね。
それは単に、使用したきっぷの関係で在来線で鳥栖市まで来ていることが多いからですね。

開業前に歩いた思い出の新鳥栖駅とその周辺

九州新幹線の博多・新八代間が開業した(九州新幹線が全線開業した)のは2011年(平成23年)3月ですが、その1年前に「レールウォーク」というJR九州の企画で開業前の線路や新鳥栖駅構内を歩いたことがありました。

新鳥栖駅から見た筑紫トンネル新鳥栖駅の北側にある筑紫トンネルまで歩くことができました

当時小学生だったので記憶が曖昧ですが、2時間くらい並んだ気がします。
鳥栖駅からずっと西に歩いて途中からできた列に並び、ようやく新幹線の高架が目の前だってなったのに、安良川沿いに蔵上西公園まで列が迂回になってて「えぇ・・・」となったのは良い思い出です。
(下のGoogle Mapのルートだったわけではありません)

筑紫トンネルまで引き返したときに、開業前の新鳥栖駅構内に入った・・・だった気がします。
下の写真は11・12番のりばから撮影した現在の新鳥栖駅ですが、レールウォークの際は反対側の13・14番のりばから開業前の新幹線ホームを見た・・・気がします。
10年以上も前のことなので、ちゃんと覚えていないですねw

新鳥栖駅新幹線ホーム

次の電車まで時間があったので、途中下車して当時の道まで向かってみましたが、とても懐かしかったです。

当時の様子をブログに書いている方もいらっしゃるので、どんなイベントだったか気になる方は検索してみてはいかがでしょうか。

新鳥栖駅→佐賀駅

新鳥栖駅構内に戻ってきました。
これから在来線(長崎本線)で佐賀駅まで目指すのですが、新鳥栖駅の在来線側は無人駅状態でした。
これは在来線の窓口業務を新幹線側のみどりの窓口に集約することで人件費削減を図るJR九州の対応ですけど、キセル乗車の温床になりそうで心配です。
ちなみに、この駅の在来線無人化は2021年4月からなので、7ヶ月くらい経っていることになります。

今回は途中下車したので関係ありませんでしたが、この駅は乗り換え改札口がないので、新幹線と在来線を乗り換える場合は一旦改札を出る必要があります。
同じ九州新幹線なら、新八代駅などと同じですね。

12時47分ごろ、新鳥栖駅を出発しました。
写真を撮っていませんでしたが、2両の817系電車で普通(ワンマン)肥前鹿島行きでした。
JR九州でお馴染みすぎる編成ですね。

13時9分ごろ、佐賀駅(佐賀県佐賀市)1番のりばに到着しました。

佐賀駅の駅名標

ちなみに、この電車は後続の特急みどり11号・佐世保行き(13時16分着・13時17分発)を先に行かせるため、佐賀駅で約11分の停車でした。

寄り道その2

2度目の寄り道ですが、1度目の寄り道と同じ理由です。

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昼食も佐賀市内で取りました。

佐賀県唐津市へ

佐賀駅→厳木駅

佐賀市内での目的を終え、佐賀駅に戻ってきました。
次に乗車するのは、普通(ワンマン)西唐津にしからつ行きです。

佐賀駅の発車標

3番のりばからの発車ですが、駅構内で案内がなされているように鍋島なべしま駅側(西側/肥前山口ひぜんやまぐち駅側)に停車しています。

佐賀駅3番のりばに停車中のキハ47形気動車 佐賀駅の駅名標

久保田くぼた駅より先の唐津線が非電化なので、使用される列車は気動車です。

15時39分ごろ、佐賀駅を出発しました。
2分の遅発ですが、これは特急白いかもめ24号が1分遅れの15時37分ごろに隣の4番のりばに到着したことが理由です。

ワンマン列車ですが、長崎本線の鍋島駅と久保田駅では全てのドアが開きました。

16時17分ごろ、厳木きゅうらぎ(佐賀県唐津からつ市)に到着しました。
佐賀駅を2分遅れて出発しましたが、当駅には少し早く到着しました(時刻表によると、本来は16時18分着・同時刻発)。
無人駅なので一番前のドアから降りる必要があり、運転士さんにきっぷを見せての下車となりました。

厳木駅の駅名標

厳木駅

先ほどふりがなを振っていたように、この駅名は「きゅうらぎ」と読みます。

厳木駅の駅名標

そんなわけで、難読駅の1つとして知られています。
佐賀県唐津市にあり、唐津線のほぼ中間くらいの位置にある駅です。

この駅のホームの傍らには、1926年(大正15年)に作られた煉瓦レンガ造りの給水塔が駅北側にほぼ完全な状態で残っています。

厳木駅の給水塔

唐津線(の一部)は1898年(明治31年)に唐津興業鉄道(のちの唐津鉄道)として開業した歴史のある路線で、その当時使用されていた蒸気機関車に必要な水を補給するために設置されたのが、この給水塔なのです。

また、この駅は1997年公開の映画「東京日和」のロケ地でもあります。

厳木駅駅舎内の給水塔の説明
厳木駅サムネ
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次の列車まで約1時間あったので、駅周辺でのんびりと過ごしました。
16時47分ごろには、駅のライトがつきました。

厳木駅駅舎

厳木駅→唐津駅

列車を降りて約1時間後、ようやく次の唐津方面の列車がやってきました。

厳木駅に到着したキハ125形気動車・キハ47形気動車

無人駅なので、先頭車両の後ろ側のドアからの乗車となります。

17時25分ごろ、厳木駅を出発しました。

17時54分ごろ、唐津駅(佐賀県唐津市)に到着しました。
写真は、撮り忘れました。

ホテルにチェックイン

今回泊まったのは、唐津市の「OYOアスカホテル唐津」です。

詳細は、別の記事にまとめる予定です。

夜のOYOアスカホテル唐津

2日目(2021年11月14日・日曜日)

ホテルをチェックアウト

1泊お世話になった「OYO アスカホテル 唐津」ですが、朝8時前にはチェックアウトしました。

バスに乗って唐津を堪能

バスを使って、唐津市内の様々な場所を訪れました。
それぞれの詳細は、ぼちぼち記事にする予定です。

呼子朝市

初めに訪れたのは、呼子よぶこ朝市です。

呼子朝市通りの看板

唐津市内ですが、市街地からはかなり離れた位置にあります。

途中雨が降ってきましたが、1時間ほどでやみました。
天気予報では雨になっておらず、呼子の方々も驚いていました。

潮路乃

昼食は、「潮路乃しおじの」というお店で食べました。

潮路乃の出入口

唐津市街地と呼子朝市の中間くらいの位置にあります。

今回は、2700円の「浜風コース」を頼みました。

潮路乃の浜風コース1

この日は日曜日だったので、平日と土曜にやっているランチがなかったんですよね。

唐津城

再び唐津市街地に戻ってきて、唐津城に行きました。

唐津城と城内橋

すっかり天気が良くなっていました。
天守閣からは、虹の松原などもよく見えました。

唐津城から見た虹の松原

佐賀県有田市へ

唐津駅↔西唐津駅

唐津駅に着きました。

唐津駅駅舎

唐津線の佐賀駅方面の列車の発車時刻まで時間があったので、隣の西唐津駅(佐賀県唐津市)まで行ってみました。

西唐津駅に停車中の103系電車

この駅は、厳木駅の説明で登場した唐津興業鉄道時代の1898年に「妙見みょうけん駅」として開業しました。
また、現在では唐津線最西端の駅ですが、当時は1つ隣に「大島駅」という貨物駅がありました。

現在、西唐津駅西側は「唐津車両センター」となっています。

西唐津駅から見た唐津車両センター

僕は乗り物好きですが、こういう歴史を絡めて沿線を知るのもすごく好きです。

14時40分発の普通・筑前前原行きに乗車して、唐津駅に戻りました。

唐津駅→佐賀駅

次に乗車するのは、普通(ワンマン)佐賀行きです。

唐津駅の発車標

ワンマン列車ではあるものの、運転士さんとは別の乗務員さんも乗車していました。

14時49分ごろ、唐津駅を出発しました。

途中の厳木きゅうらぎ駅では、コロナ対策として乗車確認を終えると(無人駅ではあるものの)すべてのドアを開けていました。
行き違いの列車待ちのために3分停車している間に、換気をするためでしょう。
すべてのドアを開けたことで整理券が出なくなりましたが、整理券を受け取れていない方は乗務員に声をかけるようにアナウンスがなされていました。

久保田駅到着前には、乗務員さんが乗り換えのアナウンスをされていました。
また、「次は、佐賀です」のアナウンス後にも、乗務員さんによる乗り換えアナウンスがありました。

結局のところ、何のための乗務だったのでしょうね。
ワンマン列車に乗務員が乗車しているというのはこのブログでは3度目ですが、キセル対策なのでしょうか。
2両目に乗車していたため、よく分かりませんでした。

15時57分ごろ、佐賀駅(佐賀県佐賀市)に到着しました。
ほぼ24時間ぶりに佐賀駅に戻ってきました。

佐賀駅の駅名標

佐賀駅で指定席券発券

佐賀駅では一旦途中下車して、指定席券売機で指定席券を発券しました。

みんなの九州きっぷと佐賀・有田間の指定券

別に指定席を使うメリットはそこまでありませんが、みんなの九州きっぷの指定席発行回数が余っていたので発行回数を消費することにしました。

佐賀駅→有田駅

上のきっぷに書かれているように、次に乗車するのは特急みどり17号・佐世保行きです。

佐賀駅の発車標

特急みどりは特急ハウステンボスと博多・早岐はいき間で連結していることが多いですが、今回はみどり単体だったのでちょっと不思議な感覚がしますね。
正面が、JR九州でお馴染みの普通列車たち(813系電車・815系電車・817系電車など)と同じような顔だからですね。

佐賀駅に到着したみどり17号

特急ハウステンボスの車両と連結しつつ、全車両特急みどりとして運用されることもあるんですけどね。

特急みどりに連結しているハウステンボス号用の車両撮影日:2019年(平成31年)3月9日 / 撮影場所:佐世保させぼ
特急みどりの方向幕
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しかしながら、特急ハウステンボスと連結しているときと同じ号車番号なので、先頭が5号車です。

16時18分ごろ、1分遅れて佐賀駅を出発しました。

武雄温泉たけおおんせん駅付近では、約1年後の2022年(令和4年)秋に開業予定の西九州新幹線の高架を確認することができました。

武雄温泉駅付近で特急みどり17号から見た西九州新幹線の高架

武雄温泉駅には後ほど戻ってくるので、その際に詳しく。

16時59分ごろ、1分遅れて有田駅(佐賀県西松浦にしまつうら有田ありたちょうに到着しました。

有田駅の駅名標

陶山神社

次の目的地である陶山すえやま神社までは、徒歩で行きました。

徒歩だと結構時間がかかるため(速歩きしたものの)着いたのは日没後でしたが、無事に到着しました。

陶山神社の鳥居

焼き物で有名な有田町ですが、この神社は磁器で出来た鳥居が印象的です。

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上有田駅→武雄温泉駅

次の電車は普通列車なので、乗車駅は有田駅でも上有田駅でも良かったのですが、今回は上有田かみありた(佐賀県西松浦郡有田町)にしました。

途中道を間違えてしまったものの、何とか上有田駅に到着しました。

上有田駅の駅名標

この駅は無人駅なので、通常は1両目の後ろ側のドアから乗車する必要があります。

上有田駅のワンマン乗車口

ただ、ゴールデンウィーク中に開催される有田陶器市の際は日中の特急列車は臨時停車し、駅員さんも配置されるとか。

11月中旬の寒い中ホームで待っていました(笑)が、普通(ワンマン)肥前山口行きの電車がやってきました。

17時56分ごろ、上有田駅を出発しました。

18時9分ごろ、武雄温泉駅(佐賀県武雄たけお市)に到着しました。

武雄温泉駅の駅名標

武雄温泉

18時27分ごろ、武雄温泉に到着しました。

武雄温泉の楼門

楼門ろうもんは、工事中だったようです。

武雄温泉に来たのは、2019年3月に青春18きっぷで訪れたとき以来ですね。

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そのときは「元湯もとゆ」に入りましたが、今回は「蓬莱湯ほうらいゆ」に入りました。

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旅の終わり

武雄温泉駅で指定席券2枚変更

さて、目的の場所をすべて訪れることが出来ましたので、あとは帰るだけです。
ただ、想像以上に時間の余裕ができたので、座席指定済みの新幹線まではかなり待つ必要がありました。

新鳥栖→熊本の指定席券 熊本→鹿児島中央の指定席券

なので、武雄温泉駅のみどりの窓口で指定席券を変更することにしました。
次の特急で鳥栖とす駅まで行き、そこで乗り換えて久留米くるめ駅まで行き、さらにそこで新幹線に乗り換えるのが最も早く着く乗り方だったので、「武雄温泉→鳥栖」「久留米→鹿児島中央」に変更することにしました。

武雄温泉→鳥栖の指定席券 久留米→鹿児島中央の指定席券

指定席券の枚数自体が変わらないからか、みんなの九州きっぷの指定席発行回数はそのままでした。

どうせ追加料金かからないなら特急みどりで博多駅まで行って、そこから新幹線に乗るのもアリだなと一瞬考えましたが、普通に帰ることにしました。

武雄温泉駅と西九州新幹線

ホームに上ってきました。

武雄温泉駅の駅名標

ここ武雄温泉駅では、西九州新幹線の武雄温泉・長崎間が開業した際に新幹線と在来線特急の対面乗り換えが予定されています。

武雄温泉駅在来線ホームから見た新幹線ホーム1

手前のホームドアが設置されていない10番のりばに特急リレーかもめがやってきて、ホームドアが設置されている11番のりばに西九州新幹線かもめと乗り換えるという、かつての新八代駅と同じような方法を取るようです。
開業1年前なので、ホーム上はかなり完成している感じがしました。

いろいろあった西九州新幹線ですが、果たしてどうなることやら。

武雄温泉駅構内に貼られた西九州新幹線かもめのポスター
西九州新幹線開業1年前サムネ
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武雄温泉駅→鳥栖駅→久留米駅→鹿児島中央駅

次に乗車するのは、特急みどり28号・博多行きです。

武雄温泉駅の発車標

19時29分ごろ、武雄温泉駅を出発しました。

みんなの九州きっぷと武雄温泉→鳥栖の指定席券

20時13分ごろ、鳥栖駅(佐賀県鳥栖とす市)に到着しました。

鳥栖駅の駅名標

この駅で、普通・荒木あらき行きに乗り換えです。

鳥栖駅の発車標

この列車は6両でやってきましたが、ここ鳥栖駅で後ろの車両を解結して3両となりました。

鳥栖駅に到着した荒木行きの普通列車鳥栖駅で解結作業中の普通列車

20時29分ごろ、鳥栖駅を出発しました。

20時36分ごろ、久留米駅(福岡県久留米くるめ市)に到着しました。

久留米駅在来線ホームの駅名標

この駅で新幹線(みずほ613号・鹿児島中央行き)に乗り換えます。

久留米駅新幹線ホームの発車標

何気に久留米駅から新幹線に乗るのは、初めてでした。

久留米駅新幹線ホームの駅名標

さて、この旅で最後の列車がやってきました。

久留米駅に到着したみずほ613号

20時51分ごろ、久留米駅を出発しました。
残念ながら、西九州車でした・・・。

みんなの九州きっぷと久留米→鹿児島中央の指定席券

21時57分ごろ、鹿児島中央駅に到着しました。

鹿児島中央駅新幹線ホームの駅名標

2日間に渡った「みんなの九州きっぷ」を使った旅も、これにて終了です。

乗り放題きっぷで得した料金

まず、使用したきっぷは以下の6枚です。

乗車記念スタンプが押されたみんなの九州きっぷと指定席券いずれも記念にもらっています

当然ながら、みんなの九州きっぷ(全九州版)本券の15000円しかかかっていません。
さて、一体どのくらい得したのでしょうか。
実際に計算して、比較してみましょう。

比較する乗車券は、「鹿児島中央→新鳥栖→久保田→西唐津」「西唐津→佐賀」「佐賀→有田」「上有田→鳥栖→久留米→鹿児島中央」の4枚とします。

長崎本線と唐津線の分岐駅である久保田駅は普通列車のみが停車するため、長崎本線の特急列車(かもめ、ハウステンボス、みどり)を介して唐津線と長崎本線の肥前山口駅方面を乗り継ぐ場合、特例により佐賀・久保田間で途中下車しなければ乗り越し分の運賃が不要となります。

今回の場合、「西唐津→久保田→佐賀→久保田→有田(重複区間があるため、本来であれば佐賀駅で分かれる連続乗車券となる)」のキロ数ではなく「西唐津→久保田→有田」のキロ数で計算した運賃で佐賀駅まで乗車できます(特急料金は、佐賀駅からかかります)。

ただし、今回は佐賀駅で途中下車しているため、「西唐津→佐賀」「佐賀→有田」と別々で計算します。

そして、計算する指定席特急料金が「鹿児島中央→新八代」「新八代→新鳥栖」「佐賀→有田」「武雄温泉→鳥栖」「久留米→鹿児島中央」の5区間です。

まずは、4枚の乗車券の料金(運賃)です。

区間運賃
鹿児島中央→新鳥栖→久保田→西唐津6160円
西唐津→佐賀1130円
佐賀→有田860円
上有田→鳥栖→久留米→鹿児島中央6160円
合計14310円

次に、指定席特急料金(乗車日はいずれも通常期)です。

区間列車名指定席特急料金
鹿児島中央→新八代新幹線さくら3060円
新八代→新鳥栖新幹線さくら3060円
佐賀→有田特急みどり1160円
武雄温泉→鳥栖特急みどり1370円
久留米→鹿児島中央新幹線みずほ5030円
合計13680円

そして、運賃と特急料金を足すと以下のようになります。

14310 + 13680 = 27990円

なので、約13000円くらい得したことになります。
きっぷ15000円に対して運賃が14310円なので、運賃だけでほぼ元を取ることが出来ました。
この旅は2日目のお昼まで鉄道を利用しておらず、唐津線のような特急がない区間も利用しました。
それでもこれだけ得することが出来たので、使う路線・列車によっては倍以上得するのは容易かと思います。

別の記事でどれくらい乗ることで元を取れるかを解説していますが、新幹線を利用すれば余裕で元を取れるはずです。

最後に

今回は、みんなの九州きっぷを使った佐賀県の旅の模様と得した金額についてでした。

想像以上にみんなの九州きっぷの発売期間が続いているので、ぜひ当きっぷを活用して楽しい旅に満喫してください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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