記念きっぷを購入される方々に聞きたいのですが、そのきっぷは使用せずに保管しますか?
それとも、使用しますか?
僕は、後者ですね。
伝わるか分かりませんが、実際に使うことでより記念となると思っているからです。
この辺は、完全に好みの世界ですね。
以前JR九州の平成から令和への改元の記念きっぷを使用したことがありますが、久々に記念きっぷを実際に使用しました。
今回は、「九州新幹線全線開業10周年記念きっぷ」を初めて実際に使用してみた様子をまとめてみました。
九州新幹線全線開業10周年記念きっぷとは
今回使用した「九州新幹線全線開業10周年記念きっぷ」については、こちらの記事で解説しています。
この記念きっぷのうち、今回は「新八代⇔新水俣」「新水俣⇔出水」「出水⇔川内」「川内⇔鹿児島中央」の4枚を実際に使用してみました。
新八代→鹿児島中央(記念きっぷ4枚使用)
2021年(令和3年)3月26日の夜、初めてこの記念きっぷを使用しました。
このときの乗車区間は、新八代駅から鹿児島中央駅でした。
新八代駅で新幹線へ乗り換え
この日は「旅名人の九州満喫きっぷ」を使って九州内のいろんなところに寄っており、夜遅くに在来線で新八代駅(熊本県八代市)までやってきました。
新八代駅に到着したときには、21時50分でした。
在来線改札口を出て、新幹線改札口に向かいます。
同じ駅ではあるものの、駅舎が異なるために少し離れています。
ちなみに、この1時間くらい前に熊本駅(熊本県熊本市)の乗り換え改札口の駅員さんに聞いたところ、JR九州としては新八代駅の新幹線と在来線の乗り換え時間は約7分ということで案内しているようです。
熊本駅でこのようなことを聞いた理由に関しては、後述しています。
ちなみに、この時間帯には在来線は無人駅と化していました。
僕は改札を素通りしましたが、乗り放題きっぷの使用なので問題はありません。
新幹線駅舎に到着しました。
いよいよ、記念きっぷを使用します。
新八代駅新幹線改札口にて
記念きっぷに同封されていた案内にも書かれていることですが、このきっぷを使用する際は有人改札を通る必要があります。
というのも、硬券だからです。
駅員さんに鹿児島中央までの利用であることを確認された後、4枚ともスタンプを押していただきました。
この記念きっぷの1枚1枚は隣同士の駅間のものとなっていますが、複数枚組み合わせて使うことで連続で乗車することができます。
これから乗車する新幹線は、22時35分発のさくら571号です。
まだ40分くらい時間があったので、お手洗いに行ったり、待合室でゆっくり過ごしました。
当初の予定
実は、当初の予定では鹿児島中央駅の1つ前の川内駅までの乗車予定でした。
先ほども触れたように、新八代駅まで「旅名人の九州満喫きっぷ」を使用していました。
このきっぷでは肥薩おれんじ鉄道も利用できるものの、肥薩おれんじ鉄道を利用するとその日のうちに鹿児島市内に帰ることができないため、肥薩おれんじ鉄道の区間は九州新幹線を利用することを前もって決めていました。
ですが、出来るだけ乗り放題きっぷを使用して得したかったので、川内駅から鹿児島中央駅までは在来線の鹿児島本線を使用するつもりでした。
しかし、さくら571号では川内駅からの鹿児島本線の鹿児島中央方面の最終列車(22時37分発・鹿児島中央行きの普通列車)に間に合いません。
1つ前のさくら569号であれば間に合うのですが、この新幹線の新八代駅を出発する予定の時刻は21時52分で、21時50分に新八代駅の在来線ホームに着いても乗り換え時間が足りません。
なので、川内・鹿児島中央間も新幹線を利用することにしたのです。
余談ですが、ずっと新八代駅から川内駅までの記念きっぷ3枚しか持っていないものだと思っていて、鹿児島本線南下中にずっと悩んでいました。
前述の新八代駅の乗り換え時間に関しては、熊本駅の乗り換え改札口の駅員さんといろいろ模索しようとしたときに教えていただきました。
2分で新幹線に乗り換えることはできないと落ち込んでいたのに、そのときに川内・鹿児島中央間のきっぷも持っていたことが分かり、少し恥ずかしかったですw
2日前の自分は最悪の事態も想定していたみたいです、ありがとう。
さくら571号の入線
熊本駅の1つ隣の新幹線駅である、新八代駅。
それにしても、少し改札内に入るのが早かったとはいえ、ホームには誰一人おらず寂しいですね。
ここに立つのは全然久々ではなかった(約2週間前にも利用したばかりだった)のですが、来るたびに思ってしまいます。
待つこと約30分、発車予定時刻の5分前くらいになると新幹線到着の案内が始まりました。
22時33分ごろ、入線してきました。
この記念きっぷは自由席にしか乗車できないため、今回は2号車の座席に座りました。
22時35分ごろ、新八代駅を出発しました。
乗車後
嬉しいことに、向谷実さんの車内チャイムが流れるJR九州所属の車両(R編成)でした。
1号車から3号車まで自由席ですが、乗車率は30%もなかったと思います。
まあ、こういうご時世になる前から熊本駅以南の区間はこんな感じだったような・・・と毎回言ってますが、別にdisっているわけではありませんよ。
ちなみに、検札がなかったため車内でこのきっぷを見せることはありませんでした。
鹿児島中央駅に到着
23時20分ごろ、鹿児島中央駅(鹿児島県鹿児島市)に到着しました。
1時間にも満たない「さくら571号」の乗車でしたが、楽しかったです。
きっぷは記念に
入場した際と同様、出場する際にも有人改札を通る必要があります。
せっかくの記念きっぷなので、今回使用した4枚のきっぷはすべて記念にもらいました。
4枚を並べると、こんな感じです。
記念にもらう際に押されたスタンプは、いつも鹿児島中央駅で押されているものと同じですが、材質のせいか全然にじまなかったですね。
それは、良いことです。
最後に
今回は、九州新幹線全線開業10周年記念きっぷを実際に使用してみた様子についてでした。
使用するたびに情報を更新していきたいと思います。
有効期限が10月までとなっているので、すぐに使い切ることはないと思いますが。
(追記)これが、記念きっぷを使った最初で最後の乗車となってしまいました。
4月から10月にかけて県外に行く用事がなかったこと、そして行ける状況になかったことが大きいですね。
新八代駅までは乗り放題きっぷを使っているので博多・新八代間の記念きっぷを使っても使わなくても金銭的には変わりませんでしたが、どうせなら使っておきたかったですね・・・。
最後まで読んでいただきありがとうございました。