当ブログにおける海外の地名などの表記について

海外表記アイキャッチ

これまでの記事は国内旅行しかなかったので、表記に関してはそこまでこだわっていませんでした。
しかしながら、今後海外旅行の記事を書くつもりなので、それに合わせて当ブログでの海外の地名などの表記についての方針について案内しておこうと思います。

以下に示す表記は全てそうするわけではなく、初めて登場したときのみにします。
それ以外は最小限しか書かないつもりです。
当ブログの国内記事における駅名と同じように考えてもらえれば良いかと思います。

地名(国名・地域名)

基本的には、日本で一般的な表記をします。例えば、「アメリカ」「中国」のように表記します。

ただし、海外旅行の記事においてその国について説明する場合は、以下に定める表記などをすることがあります。

地名(国名・地域名以外)

中華圏(中国・台湾など)や韓国、北朝鮮以外

基本的には、「カタカナ表記(現地での表記/英語表記)」とします。
ただし、現地での表記と英語表記が同じ場合は「カタカナ表記(英語表記)」とし、複数の公用語がある国では全ての公用語で表記します。
例えば、ニューヨーク市は「ニューヨーク市(New York City」です。

カタカナ表記は、日本における一般的な表記にするつもりです。
教科書によって表記が異なることがありますよね。
僕が今でも覚えているのが、「サラエボ事件」を世界史の教科書では「サライェヴォ事件」と表記していたことですね。
現地の発音に近いほうが良いのかもしれませんが、見にくくなるので一般的な表記にする予定です。

中華圏(中国・台湾など)

基本的に、表記は「日本での漢字表記(簡体字または繁体字またはその両方/英語表記)」とすることにします。
地域によって簡体字と繁体字のどちらを使うかは分かれていますが、場合によっては両方表記することにします。
例えば、中国の広東省の場合は「広東省(广东省/廣東省/Guangdong」となります。

日本語読みのカタカナ表記は、補足を除きいたしません
理由としては、実際に現地に行った時に困る可能性があるからです。
現地の人に道を聞いた時に日本語読みで言っても通じないことのほうが多いはずですし、現地の人が日本語読みをすることはまずないと思います。
台湾のMRTのように日本語読みでの車内放送を行っているところもありますが、それは一部です。
公共交通機関などは英語放送も行っていますが、それも日本語読みしか覚えていないと分からなくて困惑するのではないでしょうか(漢字でわかるかもしれませんが)。

また、現地読みのカタカナ表記に関しては地名の後ろに補足として書くつもりですが、カタカナ表記ではうまく表記できないことがあります。
近年では新聞や雑誌等で現地読みのルビがふられていることも多いのですが、例えば「張(张/張/Zhang)」姓は「チャン」と書かれているものもあれば「ジャン」と書かれているものもある状況です。
ですので、参考程度に考えてもらえば良いかと思います。

基本的には英語表記を読めばなんとかなるはずです。
英語読みと現地読みが完全に同じというわけでは無いと思いますが、日本語読みより確実です。
台湾に行ったときの僕は、英語読みで現地の人と会話しましたがきちんと通じました。
ただ、中国では地域によって通じないこともあるようです。

韓国・北朝鮮

ハングル文字を使用する国の地名は、「カタカナ表記(漢字/ハングル/英語)」とします。
漢字は、ある場合のみ表記します。
例えば、韓国のソウル特別市は「ソウル特別市(서울특별시/Seoul」となります。

これは、中華圏と異なり(現地との発音の違いはあれど)日本でも現地での読み方をするからです。
なので、カタカナ表記もすることにします。

その他(人名・店名・施設名など)

これらは上記の方針をもとに、臨機応変に対応しようと思います。

余談

僕は中学・高校は卓球部だったのですが、中国・台湾・香港の選手は現地読みをしていました。
卓球王国をはじめとする卓球雑誌には現地読みのルビがふられていることに加え、英語での表記や実況を見て困らなくなるのでそうすることにしていました。
日本の実況は日本語読みするので、両方覚えていました。

また、家族の中でも中国の習近平(习近平/Xi Jinping)氏などの人名や四川省(四川省/Sichuan)などの地名は出来るだけ現地読みで会話していました。

地名に関しては、僕が高校の時に地理Bを選択していたことも影響しています。
スーチョワン盆地やシェンチェンといったように習いますからね。
まあ、ペキンやカントンは普通話(中国で公用語と定められている中国語)や英語読みと違うんだけどなとは思ってましたけど(北京大学のような例外はありますが)。

これらのことは、実際に台湾で大いに役立ちました。
一応、英語読みに近い感じで地元の人と会話したのですが、特に問題はありませんでした。
発音はまた別の話ですが・・・w

これでも中国語は大学の授業で少しかじったくらいなので、間違っている覚えていることも結構あると思います。
四声もよくわかっていないですから。

最後に

今回は、当ブログでの海外の地名などの表記についてまとめました。

この方針については絶対ではないので、寄せられた意見に柔軟に対応していこうと思います。
何か意見等がございましたら、お問い合わせフォームから送っていただけると助かります。

ただ、中華圏の日本語読みのカタカナ表記は前述の理由からあまりしたくないです。
その点については、よろしくお願いします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。