羽田空港のターミナル名称変更前に書いた記事のため、名称が現在と異なります。
(旧)国際線ターミナル→(新)第3ターミナル
記事内では「国際線ターミナル」と記載していますので、予めご了承下さい。
世界的な新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大が止まらない状況です。
僕は、元々2020年(令和2年)3月上旬に友人とともにオーストラリアに旅行に行く予定でした。
ですが、羽田空港国際線ターミナルのJAL職員から色んな話を聞き、それを元に鹿児島に戻った後再度話し合い、今回は旅行を中止することにしました。
さて、それに伴って国際線の航空券の予約をキャンセルするわけですが、安い運賃は基本的にキャンセル料がかかります。
更に、既にJALカードnaviで20万円以上(2人分)支払っており、その分の4000マイル以上が反映されている状態でした。
これらは、どう影響するのでしょうか。
キャンセル料(手数料)
当初の対応
本来であれば、払い戻す場合は1人あたり3万円のキャンセル料が必要でした。
2月に羽田空港国際線ターミナルのJAL職員に確認した際も、オーストラリア政府が日本人の入国を拒否しない限りキャンセル料がかかると言われました。
前日までのキャンセルであればいつキャンセルしても取られる値段は変わらないので、出発ギリギリまで待つことにしました。
実際の対応
結果的に出発日までにオーストラリア政府が日本人の入国を拒否することはありませんでしたが、一切キャンセル料を取られませんでした。
これは、シドニー線に限らず全路線に対する措置でした。
JAL公式ホームページには、キャンセル料免除となる航空券について以下のような記載があります。
以下の条件に当てはまる日本航空で発券された131で始まる航空券
対象便:日本発着全便
- ご搭乗予定日
2020年2月28日(金)〜4月30日(木)- ご購入(発券日)
・2020年2月28日(金)~3月19日(木)ご搭乗分
※2020年2月28日(金)までに発券済みの上記対象便を含む航空券について、2月29日(土)以降の変更・払い戻しお申し出分から対象
・2020年3月20日(金)~4月5日(日)ご搭乗分
※2020年3月6日(金)までに発券済みの上記対象便を含む航空券について、3月6日(金)以降の変更・払い戻しお申し出分から対象
・2020年4月6日(月)~4月30日(木)ご搭乗分
※2020年3月18日(水)以降の変更・払い戻しお申し出分から対象ただし、出入国制限にともない変更・払い戻しをご希望のお客さまは、ご購入日(発券日)の指定なく、変更・払い戻しを承ります。
※日本国外在住者向け日本国内線運賃についても対象
これを考えると、海外旅行を中止にして(決定日は2月24日)すぐに航空券をキャンセルしなくてよかったなと思いました。
仮に出発日前に入国拒否対象になっていたら、「出入国制限にともない変更・払い戻しをご希望のお客さまは、ご購入日(発券日)の指定なく、変更・払い戻しを承ります」という文に則った対応だったと思います。
実際に、羽田空港国際線ターミナルのJAL職員からもそう聞いていましたし。
マイル
鹿児島から東京を経由してオーストラリア・シドニーまでの往復の航空券を購入していたわけですが、自分の分だけでなく友人の分も合わせてJALカードnaviで支払っていました。そのため、4000マイル以上溜まっていました。
ですが、払い戻すことになった今回、このマイルはどうなるのか。
結論をいうと、払い戻した分相当のマイルは無効になるようです。
これはクレジットカードの払い戻しのタイミングで行われるようなのですが、すぐには払い戻しされないので反映されたら記事を更新しようと思います。
最後に
今回は、新型コロナウイルスの影響を考慮してJAL便で海外へ行くのをキャンセルするとどうなるかでした。
日本人の入国を拒否する国が増えており、海外旅行から帰ってきた人が新型コロナウイルスに感染したという事例も多く報告されています。
キャンセル料はかかりませんので、不要不急の渡航は控えるようにしましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。