2019年(平成31年)1月、僕は初めての1人旅に行きました。
この旅の目的は、以下の4つ。
- 大学の用事
- 闘会議2019(スプラトゥーンブース)への参加
- 新幹線に乗車
- 寝台特急に乗車
特に、下の3つの目的実現のため1ヶ月前から準備してきましたが、無事に終えることができました。
この記事では、人生初の1人旅の様子をまとめています。
読んだ方の旅の参考になれば幸いです。
目次
準備・計画編
僕は、飛行機が苦手です。
なので、すべて鉄道利用で行くことにしました。
行きは、九州・山陽・東海道新幹線の全区間乗車することにしました。
帰りは、せっかくの機会ということで、岡山駅まで寝台特急サンライズエクスプレスに乗り、残りの区間は新幹線に乗ることにしました。
寝台特急の座席は結構すぐに満席になるらしいということで、1ヶ月前に鹿児島中央駅のみどりの窓口で購入しました。
みどりの窓口を使ったのも、新幹線のきっぷを買ったのも、初めてでした。
1日目(1月25日)
この日は金曜日だったので午前中に授業がありましたが、それを終えて一旦家に帰って荷物を取ってから出発しました。
旅の始まり・鹿児島中央駅
12時30分ごろ、JR鹿児島中央駅(鹿児島県鹿児島市)に到着しました。
今回の旅のスタート地点になります。
まずは、「さくら556号」に乗って新大阪駅まで目指します。
この「さくら556号」は自由席に座ります。
僕は窓側に座りたいと思っていますが、そこまで心配はいりません。
なぜなら、鹿児島中央から乗る人はこの時期はそれほど多くありません。
いや、いつも少ないかw
きっぷを購入した際、みどりの窓口の方もおっしゃっていました。
発車までは余裕がありましたが、着いてすぐに自動改札を通りました。
改札を過ぎ、広場(?)を抜け、階段を上ると、13番線にはこれから乗車する「さくら556号」新大阪行きのN700系8000番台(R編成)が既に停車していました。
僕は、九州新幹線の車両を生で見るのはこれが初めてです。
N700系自体は、東海道・山陽新幹線で何度か乗ったことがありますが。
ここは鹿児島中央駅。現在、北海道まで繋がっている新幹線の最南端の駅。ですから、ここよりも南には新幹線は続いていません。
今回は、この鹿児島中央駅から約6時間半かけて東京駅に向かいます。つまり、九州の端からはるばる東京へ目指すということになります。
乗り鉄としては、これだけ長い時間新幹線に乗ることができるのはとても嬉しいものです。とは言っても、車内では期末試験前の時期なので基本的にレポートをするつもりです・・・。
ちなみに、新幹線に乗るのは、2年前に北陸新幹線「かがやき」に家族で乗って以来です。
大学生になってからは初めてでしたし、何より自分でためたお金で乗るのも初めてでした。
車外から鹿児島中央駅新幹線ホーム専用の発車メロディーが聞こえてきました。
向谷実さん作曲のものですが、いい曲ですよね。
熊本駅に発車メロディーの方が好きですけどw
鹿児島中央駅→新大阪駅
定刻通りの12時48分ごろに「さくら556号」は新大阪駅に向けて発車しました。
久しぶりの新幹線に興奮が抑えられませんでしたw
そして、この新幹線は先ほど述べたようにN700系8000番台(R編成)、つまりJR九州車です。
鹿児島中央駅を出て少し経つと、新幹線ホームと同じく向谷実さん作曲の優雅な車内チャイムが流れてきました。
これはN700系7000番台(S編成)であるJR西日本車では聞けません。
いよいよ旅の始まりです!
九州新幹線はトンネルが多い上に、携帯の電波が「圏外」になることが多いですね・・・
トンネルの多さは致し方ないとして、トンネル内でも電波が届くようにしていただきたいものです。
(追記)今では、この問題は解消しています。
14時ごろ、新鳥栖駅に停車しました。
実は、九州新幹線が全線開通する前に、この新鳥栖駅とその北側のトンネルまでの区間にイベントで新幹線の線路内に入ったことがあります。
家族で行って、そのトンネルを背景に写真を撮っています。
確か2時間待ちで線路内に入ったと思います。
イベント名は思い出せませんでしたが、懐かしい風景を見ることができました。
みずほ号は新鳥栖駅を通過するため、もしかしたら鳥栖周辺になっても気づかなかったかも知れませんね。
16時48分に「さくら556号」はJR新大阪駅に到着しました。
新大阪駅で乗り換え・駅弁購入
ここからは乗り換えて「のぞみ38号」に乗ります。使われていたのはN700Aでしたが、これも初めてです。
なぜ博多駅ではなく新大阪駅で乗り換えたのかと言うと、新大阪駅で昼食(夕方ですが)として駅弁を購入するためです。
予定を組んでいたときから1日目は11時前に朝食(昼に近いですが)を取るつもりで、実際それくらいの時間に朝食を取りました。
それを考慮して、博多駅で昼食を買うのは早すぎるという結論に至りました。
「別に駅で買わなくても新幹線の車内販売で買えばいいのでは」と思われる方もいると思います。
このようにした1番の理由は、予定を立てていたときから窓際に座る前提で、通路側の方に少しでも迷惑がかかるのは避けたかったからです。
新大阪駅→東京駅
時間帯は、夕方17時ごろ。
新大阪駅の新幹線ホームは、帰宅するサラリーマンで溢れていました。
この日は金曜日だったので、翌日は休みという方もいたことでしょう。
17時3分ごろ、新大阪駅を出発しました。
さっそく新大阪駅で購入した駅弁を食べることにしました。
というわけで、車内でおいしくいただきました。
(もちろん周りの他の乗客の方々への配慮はしています。)
名古屋駅付近では、約10年ぶりに名鉄(名古屋鉄道)の列車を見ました。
暗かったですが、赤い車体をしっかりと確認することができました。
知ってはいたのですが、パノラマスーパーが10年前とは異なるデザインになっていました。
名鉄に乗っていたのは、僕がまだ純粋な頃でした。
月日が流れるのは早いですね・・・。
また迷鉄、じゃなくて名鉄に乗ってみたいものです。
本当は富士山も見れたらいいなと思っていました。
富士山は九州から羽田空港へ向かう飛行機内からしか見たことがなかったからです。
しかし、さすがに暗かったため見ることはできませんでした。
富士山もいつか登頂してみたいものです。
19時33分ごろ、定刻通りJR東京駅に到着しました。
高校の修学旅行以来の関東です。
東京駅で在来線へ乗り換え・ホテルに到着
ここからは在来線に乗り換えます。
乗車券は「東京都区内」となっているので、東京駅の在来線乗り換え口できちんと乗車券のみ戻ってきました。
ここからは山手線の電車に乗ります。
さすが東京、乗客の人数が全然違いますね。
東京に来るのはこれで5度目くらいなので改めて驚くことでもないんですけど、普段の生活と異なる環境に来るとやはり反応してしまうものです。
山手線を降りたのは、東京駅の隣の神田駅です。
先ほどの乗車券もここで回収されました。
せっかくの東京都区内のきっぷだったのに隣の駅で降りたので少しもったいない気がしますが、神田駅で降りなければならなかったので仕方ないです。
ここで降りたのは、この日泊まるホテルのチェックインをするためです。
今回泊まったのは、「カプセルバリュー神田」です。
ホテル名にも含まれていますが、このホテルはいわゆるカプセルホテルです。
神田駅からは徒歩1分ほどと便利な場所にあり、最安約2000円ほどで泊まることが出来ます。
東京駅の1つ隣の駅でこの値段は本当に安いです。
また、カプセルホテルでありながら共同浴場がありWi-Fi完備でアメニティも充実していて、安いのに快適に過ごすことが出来ます。
カプセルホテルというと狭いイメージを持たてるかもしれませんが、シングルベッドほどの幅はあります。実際、中でゴロゴロすることが出来るほどです。
更に、テレビやアラームも備わっています。テレビは無料の衛星放送も映ります。
ホテルのチェックインを済ませて大きな荷物を置いた後は、大学関係の用事を済ませました。
それで運賃に学割を適用したわけですからね。
本来の目的を忘れるわけにはいきません。
それが終わった後は、少し東京を満喫しつつ夕食を取りました。
そして、翌日きちんと起きられるように早めに寝ました。
2日目(1月26日)
起床・チェックアウト
初めてのカプセルホテルだったのですが、なかなか良かったですね。
本当はもう少し早く起きようと思ったのですが、楽しみすぎてなかなか眠れず起きるのが遅くなってしまいました。
チェックアウト時刻を過ぎるよりはマシですがw
ホテルのチェックアウトを済ませて、最寄りの神田駅に向かいました。
神田駅→東京駅→海浜幕張駅
まず、神田駅から京浜東北線で東京駅まで向かいました。
山手線でも良かったのですが、先に京浜東北線の電車が来たのでこちらに乗りました。
東京駅で京葉線に乗り換えて海浜幕張駅に向かおうとしましたが、京葉線のホームってこんなに遠かったんですね。
京葉線初めて使ったんですけど、ここまで遠いとは・・・。
空港でよく見かける動く歩道(水平式エスカレーター)を初めて駅で見ました。
京葉線ホームに到着した時、海浜幕張行きの普通電車が先に発車しようとしましたが、反対側で停車していた快速電車に乗りました。
理由は、この快速電車に乗った方が先に海浜幕張駅に到着するからです。
京葉線快速に乗りましたが、結構乗る人が多かったと思います。
半分くらいは、某夢の国の最寄り駅で降りましたが・・・(この日は土曜日でしたからね)。
幕張メッセ最寄り駅であるJR海浜幕張駅に到着しました。
(某夢の国の最寄り駅よりは少ないものの)この駅で多くの人が降りたように感じました。
東京方面からだけでなく、反対側から来る人もいますからね。
海浜幕張駅→闘会議2019スプラトゥーンブース
さて、ここから幕張メッセを目指します。

至る所に横断幕のようなものがありました。

徒歩10分となっていますが、想像以上に遠く感じました。
楽しみすぎて、なかなか着かないことにイライラしていて、余計に遠く感じたのかもしれませんね。
駅に着いたときには、既にイベントは始まっていましたから。
まあ、起きるのが遅かったことが原因ですけど。
闘会議2019・スプラトゥーン甲子園前夜祭・テンタライブ
ついに到着しました、幕張メッセ!
そして、ここで今回開催されるのが
闘会議2019!

そして、初めての幕張メッセ。
生で見ると、やはり大きいですね。

なんか見たことある光景だなと思ってしまったんですけど、おそらくここが特撮の撮影に使われることの多い場所だからかもしれませんね。
今回、優先入場券を事前購入していましたからスムーズに入場することが出来ました。
が、入場口から建物内に入るまでが遠すぎるw
初めて幕張メッセに来た僕は、入場口を抜けたらすぐ建物に入れると思っていました。
入場口を抜けてから、幕張メッセの端から反対側の端まで歩かないといけないとは。
こういうイベントに参加するのはこれが初めてでしたが、とても楽しかったです。
イベントの感想は、こちらの記事に書いています。

幕張メッセ→千葉駅
闘会議に最後まで残っていた多くの人が海浜幕張駅に向かっていました。
テンタライブが最後まであったので、スタッフの除けばテンタライブを見ていた人たちばかりだと思われます。
幕張メッセの最寄り駅・海浜幕張駅から京葉線で千葉みなと駅に向かいました。
この先、千葉みなと駅から千葉都市モノレールに乗り換えて千葉駅に向かいます。
プロフィールページで説明していますが、一応ここでも軽くではありますが触れておきます。
僕は、若干の高所恐怖症があります。それに加えて-Gのフワッと軽くなる感覚が苦手です。ですから、飛行機やジェットコースターは苦手であり嫌いです。
モノレール自体は何度も乗ったことがあります(そのほとんどが東京モノレールです)。
しかし、懸垂式は乗ったことがありませんでした。
懸垂型は下が何もない状態であるとすれば地面だけなので、怖さを感じていたという感じです。
乗車した後、緊張してきました・・・。
要するに、ただのビビリですねw
結論から述べると、暗かったので大したことありませんでしたw
下があまり良く見えなかったため、高所にいるという恐怖はありませんでした。
しかし、全く怖くなかったというわけではありません。
揺れです。
懸垂式とあるように、千葉都市モノレールは大雑把に言えばぶら下がっています。
そのため、カーブの際などに振り子のように少し揺れます。
左右の揺れ自体は、鉄道であればどの種類でもあります。
しかし、懸垂式モノレールは振り子のように揺れます。
これが何を意味するのかと言うと、左右の揺れと同時に上下の揺れも発生します。
「バイキング(海賊船型の大型ブランコのこと)」などのスイング型アトラクションに近い感覚でしょうか、あそこまでは行かないですけど。
僕は、この上下の揺れにビビってしまいましたw
千葉みなと駅から千葉駅までは5分弱で着くんですけどねw
こんなことを書きましたが、普通の人であれば恐怖を感じることはないと思います。
ご安心ください。
とりあえず、千葉駅に到着しました。

人生初の入場券と駅弁・お土産の購入
本当は千葉駅周辺を散策しようと思っていたのですが、暗かった上に事前にどこに回るかを調べていなかったので、少し散策したところで駅に戻りました。
さて、千葉駅で夕食の駅弁を購入することにしていたのですが、改札の外で駅弁を売っているお店を見つけることが出来ませんでした。
探し方が悪かったのかも知れませんが。
そこで、改札内にはあるのではと思い、改札を通ることにしました。
しかし、時間的にまだ出場する可能性があったため、融通を考えて乗車券ではなく入場券で改札を通りました。
入場券を買うのは、これが初めてでした。
やはり改札内に駅弁を売っているお店がありました。


また、ここで友人などへのお土産も購入しました。
入場券で改札を出て、近くのベンチで食べることにしました。
駅弁、おいしかったです。
ちなみに、その近くに東京オリンピック・パラリンピックの残り日数を示す電光掲示板がありました。
九州ではこういったものを目にする機会がありませんからね。

オリンピックを直接見に行けるかはわかりませんが、是非成功してほしいものです。
千葉駅→東京駅
用事も済んだので、東京駅に戻ります。
さて、このとき「東京都区内→鹿児島中央」の往復乗車券(かえり)を持っていました。
千葉駅は「東京都区内」に入りませんが、このことを利用すれば安い追加料金で済みます。


千葉駅から東京駅までJRの在来線で向かうわけですが、特急しおさいに乗ることにしました。
これは、計画の段階からそうすることにしていました。
それは、荷物が多いので他の乗客に迷惑がかかる可能性があることと、確実に座れるか不安だったことからです。
しかし、特急券を購入したあとに気づきましたが、意外と快速電車の車内は空いていました。
せっかくなので、特急に乗ることはやめませんでした。
特定都区市内制度の確認も含めて・・・。
ちなみに、計画の段階では自由席が満席の可能性もあるから指定席のほうがいいかなと考えていたレベルです。
実際は自由席もスカスカでしたw
夜の千葉駅周辺は乗客少ないんですね・・・、土曜日なのに。
21時3分ごろ、東京駅(東京都千代田区)に到着しました。

ここから寝台特急サンライズ出雲に乗るために、東海道線ホームに向かいます。
人生初の寝台特急(東京駅→岡山駅)
東京駅9番線ホームにのぼると、サンライズエクスプレス(サンライズ号)の情報が電光掲示板に表示されていました。
瀬戸号と出雲号で行き先が違うのでそれぞれの表示がなされていたのですが、JR九州だったら無理やりまとめていたかもしれませんね。


ホーム上には、サンライズエクスプレスの乗車位置が書かれていました。
特急踊り子号の12号車乗降口と同じ場所のようです。

僕がホームに来るのが少し早かったので初めは全然人が並んでいませんでしたが、次第にサンライズエクスプレスの乗車位置に人が集まってきました。
あくまで感覚の話ですが、これからサンライズエクスプレスに乗るであろう人は少し雰囲気が違うように感じました。
今回僕が乗車するノビノビ座席は、サンライズ出雲(下り)12号車になります。
先発の特急ときわ88号が発車すると、ホーム上では何度もサンライズエクスプレスの説明がなされていました。
ホームで何十分も待っていると、列車到着の放送がかかりました。
まあ、列車到着の放送がかかってもなかなか列車はやってこないものですがw


21時34分頃、ついにサンライズ瀬戸・出雲の入線です。
東京駅9番線に瀬戸号(7両)と出雲号(7両)の計14両の列車が到着しました。

やはり日本唯一の定期運転されている寝台特急とだけあって、乗車する方もそうでない方も写真を撮っていました。
そして、ちょうど乗車位置の場所に扉が来るように停車しました。

ただ、到着してすぐに扉が開いたわけではありません。車内整備がありました。
5分くらい経ったのちに、扉が開きました。車内整備がおわったようです。
いよいよ乗車です。
実際の車内の様子などは、以下の記事に詳しくまとめています。


では、おやすみなさい。
3日目(1月27日)
遅延
午前3時くらいに車内放送で目が覚めてしまいました。
内容は、「30分ほど遅延しているため岡山駅で新幹線みずほ601号に接続できない。急ぎの方は、姫路で乗り換えてください」というものでした。
僕は別に急ぐ必要はないし、岡山駅での分離作業を見たかったので、予定通り岡山駅で降りることにしました。
寝台特急での目覚め・シャワー
6時前に起きました。
1月下旬の朝ということもあり、外はまだ少し暗かったです。
ちなみに、岡山駅で寝過ごすのが怖かったので、ちゃんと起きることができてホッとしましたw
遅延のため、岡山駅に到着するまであと約1時間あるので、なおさらです。
さて、シャワーを浴びることにしました。
シャワーが列車内にあることは、寝台特急であるサンライズエクスプレス最大の特徴でもあります。
サンライズエクスプレスに乗ったら是非利用した設備ですね。
シャワールームの使い方や感想は、こちらの記事にまとめています。


なかなか良かったです。
岡山駅に到着・初めての途中下車
7時ごろ、岡山駅(岡山県岡山市)に到着しました。
少し寂しい気持ちになりましたが、下車しました。
ちなみに、30分以上の遅延です。

岡山駅では、高松・琴平へ向かうサンライズ瀬戸と出雲市へ向かうサンライズ出雲の切り離し作業がありました。

貫通幌の収納を見ることは出来ませんでしたが、扉が閉まる様子は見ることが出来ました。
時間には余裕があったため、自分が乗っていたサンライズ出雲の発車まで見届けました。

サンライズ出雲がホームを去った後、改札に向かいました。
岡山駅で途中下車するためです。
改札を向かう際に、階段にあった忘れ物を見つけました。
それは、カメラの部品と思われるものでした。
階段に落ちていたので、おそらくサンライズエクスプレスの切り離し作業を撮影されていた方のものだと思います。
通常であれば自動改札機を通せばいいのですが、ホームの階段にあった忘れ物を届けるために今回は有人改札で途中下車しました。
乗車券に「岡山」の印を押していただき、途中下車しました。
その際にノビノビ座席の特急券は回収されたのですが、ノビノビ座席の特急券は記念に取っておくべきでしたw
この旅行を終えてから思ったのですが、既に遅し。
余談ですが、この駅の印、めちゃくちゃこだわりのある鉄道マニアなどが印を押されたあとに押した場所などについて文句を言うことがあるとか。鉄道が好きであるのなら、あまり駅員さんを困らせるようなことはしないようにしていただきたいものです。そもそも駅員さんに迷惑をかけるような人をマニアと言いたくないですけどね。
ちなみに、これが初めての途中下車でした。
新幹線の座席の変更
なぜ途中下車したのかというと、新幹線の自由席特急券を指定席特急券に変更するためです。
ただ座席を指定席に変更しただけに聞こえますが、そんな単純なことではありません。
今回のような九州方面への乗り換えに限らず、新大阪駅より西の区間の乗車であれば「のぞみ」や「ひかり」ではなく九州新幹線直通の「みずほ」や「さくら」の普通車指定席に乗るべきなのです。
なぜなら、「みずほ」や「さくら」の普通車指定席がグリーン車並みに快適だからです。
詳しくは、以下の記事にまとめています。



というわけで、岡山駅の新幹線改札口と在来線改札口の間にあるみどりの窓口できっぷの変更をしました。
元々みずほ601号に乗るつもりだったのですが、サンライズエクスプレスが30分以上遅延してその新幹線に乗れなかったので、今回はさくら545号の指定を取りました。
その後、朝食をまだ食べていなかったので、駅弁を購入しました。
岡山駅→鹿児島中央駅
岡山駅に再入場する前にアクシデントが起きました。
なんと土産の紙袋が破けてしまいました。
大したことではありませんが、それなりの量のお土産を担がないといけない状態になってしまいました。
何か補強するものはないかと、駅員さんに聞いたところセロハンテープを使わせていただきました。
そのおかげで、なんとか手に持っても問題ないようにすることができました。
対応してくださった駅員さん、本当にありがとうございました!
こういったアクシデントも、旅らしさが出て面白いものです。
さて、岡山駅に再入場しました。
乗車券左側に「岡山 入場」の印字が赤色でなされていました。

乗車券の右上の「岡山」の印が途中下車の際に押してもらったスタンプです。
この日の午前中、米原駅付近の雪の影響で東京方面からの新幹線に遅れが出ていたようです。
しかし、新大阪駅始発の新幹線は関係ないため、自分の乗る列車に影響はありませんでした。

定刻通り、さくら545号が岡山駅に到着しました。
ちなみに、やってきたN700系新幹線は西日本車でした。
なので、チャイムは向谷実さんのオリジナルチャイムは聴けませんでした。
東京に向かう際は、聴くことができましたが。
座ってすぐに違いがわかりました。本当に広いw
「さくら」や「みずほ」に使われるN700系の指定席とそれ以外のN700系の指定席の座席の幅の差は数字で見れば数センチの差ですが、実際に座ってみると全然違います。
見た目では広さを実感することは出来ないかもしれません。
しかし、座った瞬間に思わず「あっ!」と言いたくなるはずです。
僕はまだN700系のグリーン車に座ったことがないため実際のグリーン車がどうなのかはわかりませんが、これまで座った普通車自由席や普通車指定席とは異なる乗り心地であるのは明らかです。
その他は自由席との違いは感じられませんでしたが、これだけでも十分です。
とりあえずお腹も空いていたので、岡山駅で購入した駅弁を食べることにしました。


あまりにもさくらの普通車指定席が快適だったからか、寝台特急での睡眠時間が短かった(夜中に一度起きている)からか、駅弁を食べたことも相まって新関門トンネルを潜る前に寝てしまいました。
気づけば、川内駅付近でしたw
11時半ごろ、ついに鹿児島中央駅に到着しました。

普通車指定席、本当に快適でした。

しかし、東京駅を出発して約半日かけての到着というのは、どうなんでしょうかね。

というわけで、3日間の1人旅はこれで終わりです。
ついに終わってしまったという気持ちと、ようやく鹿児島に帰ってきたという気持ちでした。
旅が終わってしまった寂しさからホームにずっといたい気分でしたが、ずっといても仕方がないのでホームを後にして改札を出ることにしました。
3日間の総括
人生で初めての一人旅だったということで、個人的に感じたことを軽くまとめました。
率直な感想
まず率直な感想ですが、最高でした!
やはり大学生になったらしたかったことを同時に2つ叶えることができた点が大きかったですし、僕が大学生になって初めてした長距離移動ですからね。
特に、スプラトゥーンシリーズのライブに行くことは以前からの夢でしたが、約3年の時を経て実現することができました。
生の演奏を聴くのと生放送で聴くのでは大違いでしたし、なにより現地の方々と一緒に盛り上がったり楽しむことが出来て本当に良かったです。
こういう経験は初めてだったので、かなり疲れがたまりましたがw
そして、鉄道好きにとって寝台特急に乗ることができたのは非常に嬉しかったです。
大学の友人には「本来の目的変わってね?」と言われましたがw
(もちろん、メインがテンタライブであることに変わりありません)
ただ、寝台料金を払ってベッドで寝たわけではないので、まだ完全に夢を叶えることができたわけではありません。
大学生のうちに達成したいですが、目的なしに東京方面へ行くことはないので、少し後になりそうです。
(追記)年末に実現しました!

旅かそうでないかの線引きは、難しいと思います。
例えば、自分一人で自転車でどこかを目指すということをしたことがありましたが、広義では一人旅になるでしょう。
しかし、ここまでの金と時間をかけたのは初めてだったし、それに備えて一人で念入りに調べたりしたのも初めてでした。
だから、これが自分にとって人生初の一人旅だと思っています。
そして、一人旅をしてみて感じた最大の利点は、融通がききやすいことだと思いました。
実際、予定と変わってしまったこともありましたが、自分がしたいように変更できるのはいいですね。
自分が思ったことを可能な範囲で叶えることができる一人旅は、非常に楽しいものです。
また、ホテルの予約やチェックインなども初めてしましたが、これもいい経験になったと思います。
今後に向けての反省点
現金での購入の面倒さ
僕は、Suicaなどの交通系ICカードは全く持っていませんでした。
更に言えば、電子マネーさえ持っていませんでした。
ですから、きっぷの購入などでいちいち財布を出さなければならず、小銭がたまるか端数の小銭を探すのに時間がかかるかでした。
きっぷの購入などとしていますが、(イベント中を除く)買い物での支払い全般に言えることでした。
交通系ICカードや電子マネーは、導入するべきなんでしょうね。
ブレた写真の多さ
これまでの記事をご覧いただけば分かるように、写真がブレすぎですねw
確認を怠ったのも原因の1つですね。
これは、次回以降改善しようと思います。
テスト前だったこと
これまでの記事で全く触れませんでしたが、このテンタライブの時期は大学の期末試験前でした。
ですから、実際は新幹線内はレポートを書いたりテスト勉強をしていたりしました。
3日間リラックスして楽しめていたわけではなかったことが、少し残念でした。
最後に
楽しい経験だけでなく貴重な経験もできた充実した3日間になったと思います。
次に東京方面に行くのがいつになるかは分かりませんが、そのときはまた違うプランで行ってみたいと思います。
かなり長くなってしまいましたが、これで「スプラトゥーン旅行記」は完結です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。