2019年(平成31年)4月30日をもって平成が終わり、翌日の5月1日から令和が始まりました。
この改元に合わせて、JR九州より記念きっぷが販売されていました。
今回僕は、このきっぷを使って平成最後の日に平成駅に行ってきました。また、記念きっぷには梅ヶ枝餅との交換券もついているので、太宰府天満宮にも行ってきました。
今回は、平成最後の日に改元記念きっぷで平成駅と太宰府天満宮に訪れた、平成最後の旅行の様子です。
旅全体は、こちらの記事にまとめています。
目次
使用ルートに関して
熊本駅まで肥薩線経由で行こうと思ったのですが、前の月に青春18きっぷでそれをしていました。
鹿児島中央駅から熊本駅まで肥薩線経由で行くことは時間もかかるし、大変であることを青春18きっぷ旅行で痛感しました。
なので、記念きっぷを使ってこのルートで熊本駅まで行くことはしませんでした。
代わりのルートとして、肥薩おれんじ鉄道を使うことにしました。
(このルートも時間がかかることには変わりないですが)
このときに活用したのが、「JR・おれんじぐるりんきっぷ」です。
以上のことから、鹿児島中央駅から熊本駅までは別のきっぷ(JR・おれんじぐるりんきっぷ)を使い、熊本駅から記念きっぷを使って移動することにしました。
余談ですが、実際のところ改元記念きっぷが発表される前(4月11日)にJR・おれんじぐるりんきっぷを買っており、このときは熊本・平成間の往復乗車券も同時購入していました。
その後、改元記念きっぷが発表された際に上記の理由でぐるりんきっぷを残し、熊本・平成間の往復券のみ払い戻ししました(手数料を取られてしまいましたが)。
記念に払い戻ししなくても良かったかもですが。
また、当初は4月30日のうちに鹿児島に戻る予定でしたが、改元記念きっぷの有効期限が5月1日でそれに存分に使おうと思い、改元後の5月1日に戻ることにしました。
初めは4月30日の新幹線の指定席を取っていましたが、後日みどりの窓口で変更しました(4月30日に再度変更しましたが)。
鹿児島中央駅→川内駅→新八代駅→熊本駅(別のきっぷを使用)
詳細は、こちらの記事をご参照ください。
在来線で川内駅へ
鹿児島中央駅(鹿児島県鹿児島市)にやってきました。
あまり天気は良くなかったですね。
雨が降らないことを祈るばかりでした。
在来線の有人改札で「JR・おれんじぐるりんきっぷ(行き)」にスタンプを押していただきました。
まずは、在来線である鹿児島本線経由で鹿児島中央駅から川内駅を目指しました。
この旅で最初に乗ったのは、8時29分発の川内行き普通列車です。
使用されているのは、お馴染みの817系電車です。
きっぷの効力上、九州新幹線で川内駅まで行っても問題ありませんでした。
しかし、川内駅までの在来線区間は一度も使ったことがなかったので、せっかくの機会ということで在来線を利用しました。
8時29分ごろ、鹿児島中央駅を出発しました。
初めての肥薩おれんじ鉄道
9時18分ごろ、川内駅(鹿児島県薩摩川内市)に到着しました。
この駅で、肥薩おれんじ鉄道に乗り換えました。
乗り換えの際に、スタンプを押されました。
肥薩おれんじ鉄道は、九州新幹線が開業するまでは鹿児島本線だった第三セクター鉄道です。
この肥薩おれんじ鉄道で、九州の西海岸沿いに移動して新八代駅を目指しました。
かつての鹿児島本線なので全区間電化されていますが、使用車両は気動車です。
肥薩おれんじ鉄道を利用するのは、これが初めてでした。
9時25分ごろ、川内駅を出発しました。
12時5分ごろ、新八代駅(熊本県八代市)に到着しました。
肥薩おれんじ鉄道自体は1つ手前の八代駅までですが、乗り換えなしに新八代駅まで来れたのは良かったですね。
結果的に約3時間と肥薩おれんじ鉄道経由でもかなり時間がかかり、結構大変でしたねw
平成最後の新幹線乗車
この駅で、新幹線に乗り換えました。
在来線でも良かったのですが、在来線は前の月の乗車しているので、今回は新幹線を利用することにしました。
在来線を使ったほうが、早く熊本駅に着いたんですけどね。
新八代駅は、在来線のりばと新幹線のりばが少し離れています。
新幹線ホームに着きました。
時刻表を見れば分かりますが、新八代駅には全然新幹線が停車しません。
1時間に1本か2本です。
さて、次の新幹線は博多行きのさくら402号です。
新八代駅の在来線に到着してから45分、ようやく新幹線がやってきました。
やっぱり変にこだわらず、在来線を利用すれば良かったですねw
12時50分ごろ、新八代駅を出発しました。
ちなみに、JR九州の車両でした。
なので、壮大な車内チャイムを聴くことができて嬉しかったです。
13時2分ごろ、熊本駅(熊本県熊本市)に到着しました。
これが、平成最後の新幹線乗車となりました。
令和ではどれくらい乗るんでしょうね。
熊本駅→平成駅
記念きっぷの使用開始
熊本駅で新幹線から在来線に乗り換え、いよいよ改元記念きっぷを使い始めます。
乗り換え改札口では、JR・おれんじぐるりんきっぷは自動改札機に入れることができないので有人改札を利用しました。
そのとき、記念きっぷに熊本駅のスタンプが押されました。
熊本駅にて
在来線ホームに到着しました。
さて、平成駅は豊肥本線において熊本駅の隣の駅です。
豊肥本線の列車に乗って、平成駅を目指します。
あとで分かったことですが、平成駅に向かおうとしていた人がたくさん乗っていました。
車内で記念きっぷを手にしながら発車を待っていたのですが、僕の前に立った女性2人に声をかけられました。
どうやら、その方々も改元記念きっぷを使っての旅行中だったようです。
こういう旅先で出会った人との会話、僕は好きです。
13時23分ごろ、熊本駅を出発しました。
平成駅に到着
13時26分ごろ、平成駅(熊本県熊本市)に到着しました。
駅のホームやその周辺には、かなり多くの人がいました。
ホーム上には、あの有名なシーンを彷彿とさせる顔ハメ看板がありました。
平成最後の平成駅
平成最後の日に平成駅に来る、考えることはみんな一緒なんですよね。
大勢の人が平成駅にやってきており、大混乱でした。
職員の方がホーム上で販売していたので、記念として平成駅の入場券を買いました。
せっかく平成最後の日に平成駅に来たということで、こういう写真を撮ってみました。
バカみたいなことをしたなと思いつつ、これもまた1つの思い出の形なのでやって良かったと思っています。
平成駅→熊本駅→鳥栖駅→二日市駅
平成駅での目的は済んだので、次は梅ヶ枝餅を求め福岡県の太宰府を目指すことにしました。
改元記念きっぷには、梅ヶ枝餅と交換できる特典券もついていますからね。
列車がやってきました。
先ほどは電車でしたが、今回は気動車でした。
13時55分ごろ、平成駅を出発しました。
14時ごろ、熊本駅に到着しました。
ここからは、鹿児島本線に乗り換えて福岡県の二日市駅を目指します。
これも前の月に青春18きっぷで似たことをしたのですが、これは仕方ないので我慢しました。
熊本駅では、駅弁を購入しました。
まずは、鳥栖行きの普通列車に乗りました。
14時15分ごろ、熊本駅を出発しました。
15時49分ごろ、鳥栖駅(佐賀県鳥栖市)に到着しました。
鳥栖行きの列車に乗っていたので、ここで博多方面の列車に乗り換える必要がありました。
15時55分ごろ、鳥栖駅を出発しました。
16時10分ごろ、二日市駅(福岡県筑紫野市)に到着しました。
この駅は、かつての九州鉄道が開業したときから現存する九州最古の駅の1つであり、駅舎は独特の雰囲気を感じさせます。
西日本鉄道(西鉄)に乗換
JRの最寄り駅は太宰府天満宮から少し離れた位置にあります。
そこで、今回は西鉄に乗り換えることにしました。
二日市駅から最も近い紫駅まで歩いていきました。
全列車が停車する西鉄二日市駅に向かったほうが良かったかも知れませんが。
紫駅→西鉄二日市駅→太宰府駅
紫駅(福岡県筑紫野市)に到着しました。
この駅は、2010年(平成22年)に開業した西鉄で最も新しい駅のようです。
JR線ではないので、記念きっぷは使えません。
今回は、SUGOCAを使いました。
16時25分ごろ、紫駅を出発しました。
西鉄二日市駅(福岡県筑紫野市)に到着しました。
この駅で、太宰府線に乗り換えです。
16時38分ごろ、西鉄二日市駅を出発しました。
ですが、駅を出てすぐに緊急停車しました。
どうやら、車内で急病人が出て乗っていた人が非常ボタンを押したようです。
その後動き出して、次の西鉄五条駅(福岡県太宰府市)で停車、しばらくすると、駅に救急車が到着しました。
何もなければいいですね。
16時52分ごろ、太宰府駅(福岡県太宰府市)に到着しました。
太宰府天満宮の最寄り駅であるこの駅は、今年太宰府天満宮をイメージした駅舎にリニューアルしたばかりのようです。
令和ゆかりの地・太宰府天満宮
駅から徒歩で太宰府天満宮に行きました。
太宰府天満宮の境内には、「令和」関連歌碑があります。
明らかに4月に建てたような看板がありますね。太宰府天満宮を訪れた際は、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
記念きっぷの特典券と梅ヶ枝餅を交換
太宰府天満宮を後にしました。
せっかくなので、梅ヶ枝餅を購入することにしました。
ここで使用するのが、記念きっぷについていた特典券です。
特典券を使って、梅ヶ枝餅を購入しました。
初めて梅ヶ枝餅を食べたのですが、とても美味しかったです。
福岡に住む友人の元へ
これでこの日やりたかったことはすべて終わりなのですが、せっかく福岡県まで来たのでこの日は福岡県に住む友人の家に向かいました。
彼には事前に連絡済みで、家に泊めてもらえることになっていました。
というわけで、先ほど来た道を戻りました。
気づけば、もう夕方6時を過ぎていました。
最後に
今回は、平成最後の旅の様子でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。