青春18きっぷ PR

【計画編】2019年春の青春18きっぷ旅!難所で頑張るところ、妥協するところ、諦めるところ

2019年春青春18きっぷ旅計画編サムネ
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

世間的にはただの平日ですが、大学生にとっては長い春休みの一部、そんな2月末です。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

さて、せっかく2ヶ月もの長期休暇ですから、ただただ過ごすだけでなくこの時期にしか出来ない旅行をしようと思いました。
そこで今回は、

青春18きっぷを使って旅行をすることにしました!

青春18きっぷでの旅行は行き当たりばったりでも面白いかもしれませんが、様々な観光地に寄りたいのでありば事前にどの時間にどの列車に乗るかなどを事前に決めておいたほうが無難です。

というわけで今回は、青春18きっぷを使ってどのような旅をするかの概要です。

人数と青春18きっぷ旅行の理由

旅行に行く人数

先月末にした「スプラトゥーン旅行」は、1人で旅行しました。

ですが、今回は1人ではありません。自分を含め3人で行きます。

2人は高校時代の友人で、高校卒業後の離任式以来1度も会っていませんでした。
今でもLINEなどでよく連絡し合う仲ですが、1年近く会っていません。
そこで、3人で予定を合わせて春休み中に会うことにしました。

旅行をすることにした理由

会うこと自体は決まったのですが、会ってどうするかという話になりました。
様々なプランを出し合いました。
旅行をするのか、誰かの家に集まって遊ぶか、などなど。(インターネットを介して)
話し合った結果、旅行することになりました

青春18きっぷを使うことにした理由

次に、なぜ青春18きっぷを使って旅行をすることにしたかです。

旅の計画を立てるにあたって、3人の共通の意見は「東京ディズニーランドやUSJのような場所に行くよりは、観光旅行がいい」でした。
ならば、いろんな観光地に行こうということになりました
そのような旅行をする上で便利なのが「青春18きっぷ」かなと思い、それを使って旅行をすることになりました。

ちなみに、僕は乗り鉄ですが、他の2人はそういうわけではありません。
旅行の行程は一番鉄道に詳しい僕が決めることになりました。

日程

日程は、2019年(平成31年)3月9日〜13日の5日間にしました。
5日間というのは、ちょうど青春18きっぷ1枚の有効日数です。

この日にした理由は、単に3人の都合です。
それ以上の理由はありません。

旅行計画について

経路を考える上でこだわった条件

まず、僕が最終日3月13日の昼に用事が入っているため、最終日の昼までに帰ってくることが出来るように予定を組みました。
その上で以下の条件のもと経路を決めました。

  • 同じルートはできるだけ通らないこと
  • 1日でより遠くに行くこと
  • 目指す観光地に着いたときが適した時間であること(城は明るい時間であることなど)
  • 最終日の昼には鹿児島に戻れること

スタート地点

僕は鹿児島中央駅スタートで、友人2人は宮崎方面からスタートする(旅行前日に宮崎に用事があるとか)ことにしました。

合流地点

話し合いでJR吉松よしまつ駅に決まりました。
ダイヤとの兼ね合いもあります。

目指す場所

現時点では、主に以下の場所を目指すことにしています。

  • 熊本城
  • 武雄たけお温泉
  • 厳島神社
  • 姫路城
  • 鳥取砂丘
  • 出雲大社いずもたいしゃ

ゴール地点

青春18きっぷ旅行としてのゴール地点は、JR西都城にしみやこのじょう駅にしました。
旅のゴールは鹿児島駅です。

先ほどの述べたように最終日の昼までに帰らなければならないのですが、西都城・国分こくぶ間は昼の時間帯に普通列車が走っておらず青春18きっぷにこだわると帰ることが出来ません。
そこで、西都城・鹿児島間はやむを得ず特急列車に乗ることにしました。

ゴール地点が鹿児島中央駅ではなく鹿児島駅である理由は、下車後の鹿児島市電の関係です。

青春18きっぷで全区間制覇出来ないのは残念ですが、今回は以上のようにしたいと思います。

経路

ここに含まれている情報は、当時のものです。
現在とダイヤなどが異なる箇所があるので、ご注意ください。

ここからは、当日の経路(予定)です。

今回経路を決めるに当たり、紙の時刻表がかなり役立ちました。
乗り換えアプリで調べられるかもしれませんが、細かいこと(複数の列車の情報を同時に見ることが出来る、列車の種別ごとの停車駅や所要時間の比較がしやすいこと、など)は紙の時刻表のほうが優れています。
それに、時刻表の最初の方のページに乗っている路線図がとても便利でした。
もし、青春18きっぷでの旅行の計画を立てようとしているのであれば、ぜひ紙の時刻表を活用してみてください。

紙の時刻表で経路を決めたのですが、文章で説明するだけでは読んでくださっている方にわかりにくいので「ヤフー乗り換えアプリ」を使用して説明しています。

1日目

僕は鹿児島中央駅を朝早くに出発して、隼人はやと駅で乗り換え、肥薩ひさつ線経由で熊本方面を目指します。
途中、肥薩線の吉松駅で宮崎方面から出発して都城駅から吉都きっと線経由でやってきた友人2人と合流します。

ここで、肥薩線の吉松・人吉間は非常に列車本数の少ない難所の1つです。
しかし、鹿児島中央駅で朝一の列車に乗れば問題ないので、気にすることはないと思います。
強いて言えば、最初の鹿児島中央駅始発の列車に乗り遅れると計画が破綻してしまいます

熊本駅では、熊本城を始めとする観光のため途中下車します。
昼食もここで取ることにします。

鹿児島中央・熊本間の行程鹿児島中央・熊本間の経路

観光が終わった後は、鹿児島本線で北上して、鳥栖とす駅から長崎本線・佐世保させぼ線経由で武雄温泉駅に向かいます。
途中下車して、武雄温泉に入ります。

熊本・武雄温泉間の行程熊本・武雄温泉間の経路

長崎駅方面は、今回は諦めました。
熊本に寄ることを考えると、肥前鹿島ひぜんかしま諫早いさはや間を通過するのに苦労する(この区間を走る普通列車の本数が少ない)可能性があり、長崎駅に着くように予定を組むと熊本での時間がギリギリになる可能性があるためです。

その後、早岐はいき駅周辺のホテルのチェックインを終わらせた後に、佐世保駅周辺で夕食を取ります。

武雄温泉・佐世保間の行程早岐駅で途中下車して、次の列車が来るまでの時間にホテルのチェックアウトを済ませます
武雄温泉・佐世保間の経路

そして、早岐駅に向かいホテルに戻り1日目は終了です。

ちなみに、早岐駅周辺のホテルに泊まる理由は、佐世保駅周辺の空いているホテルが高いところしか残っていなかったからです。

2日目

朝一の普通列車で門司港もじこう駅を目指します。
佐世保線および長崎本線の長い区間が前日とかぶってしまいますが、これは仕方ないことなので無視します。
途中、鳥栖駅で快速列車に乗り換えてより早く小倉駅まで行きます。

小倉駅から下関行の列車に乗れば本州に渡ることが出来るのですが、あえずそれに乗らず門司港駅を目指します。
なぜこのような事をするのかというと、せっかく日曜日で土日・祝日限定の門司の観光レトロ列車が走るのでそれに乗りたいと思った、そして歩いて関門海峡を渡りたいと思ったからです。
門司港駅で一旦JR線を後にして観光列車に乗り関門海峡付近まで行き、そこから関門トンネル人道で本州に渡ります。

早岐・関門海峡めかり間の行程早岐・関門海峡めかり間の経路

トンネルを抜けた後はバスで下関駅へ向かい、そこから再びJR線に乗り宮島口駅を目指してひたすら東へ向かいます。
宮島口駅を途中下車した後に、JR西日本宮島フェリーに乗り厳島神社に行きます。
このフェリーは、青春18きっぷで乗ることが出来ます

下関・厳島神社間の行程下関・厳島神社間の経路

宮島口駅に戻ったら、JR線で更に東を目指し、この日は福山ふくやま駅まで向かい周辺のホテルに宿泊します。

宮島港・福山間の行程宮島港・福山間の経路

3日目

朝早くの列車で姫路駅に向かい、姫路城を観光します。

福山・姫路間の行程福山・姫路間の経路

観光が終わった後は、姫路駅から姫新きしん線で東津山駅に向かい、因美いんび線に乗り換えて鳥取駅を目指します。
この区間は乗り換えを何度もしなければならない上に、待ち時間も長いです。
播但ばんたん線経由でない理由は、姫路の滞在時間や鳥取のバスの時間を考えるとこちらのルートだとかなり厳しくなるからです。

姫路・鳥取間の行程姫路・鳥取間の経路

鳥取駅を途中下車した後は、鳥取砂丘を目指します。
鳥取駅から鳥取砂丘までは日本交通の岩井線という路線バスで向かうのですが、なぜか乗換アプリでは出てきません

鳥取駅に戻ったら山陰本線で出雲市駅まで向かい、この日はこの駅周辺のホテルに宿泊します。

鳥取・出雲市間の行程鳥取・出雲市間の経路

4日目

一畑いちばた電車の朝一の列車で出雲大社に向かいます。

出雲市駅・出雲大社間の行程出雲市・出雲大社間の経路

ここで急いで参拝して出雲市駅に戻り、急いでJR線に乗り換えます。
ここが、4日目で一番の難関かもしれません。
間に合わなかったら詰みですね。
出雲大社での滞在時間はいくらでも調節できるのですが、ただただ一畑電車の遅延が怖いですね。
もし乗り換えが間に合わなかったときは、諦めざるを得ません。

後は、佐伯駅を目指してひたすら列車に乗ります。
山陰本線で益田ますだ駅まで向かい乗り換え、ここからは山口線で新山口駅まで行って乗り換え、山陽本線経由で関門海峡を渡り、九州に戻ります。
そして、小倉駅で日豊本線の乗り換えて佐伯駅まで向かい、その周辺のホテルに宿泊します。

出雲市・佐伯間の行程出雲市・佐伯間の経路

4日目に佐伯さいき駅に到着しなければ、5日目は全く進めなくなってしまいます。
4日目は移動がメインなのですが、この日に5日目の運命がかかっています。

5日目

佐伯駅始発の朝一の普通列車で延岡のべおか駅を目指します。
いわゆる宗太郎越そうたろうごです。
その後、西都城駅まで普通列車で向かいます。

さて、この駅に到着してからの次の普通列車は6時間後になります。
そうすると、昼までに鹿児島に戻ることができなくなってしまいます。

なので、青春18きっぷでの旅行はここで打ち切って、ここから先は妥協して特急列車に乗ることにしました。

鹿児島市電の乗り換えを考慮して、鹿児島中央駅ではなく鹿児島駅で降ります。

佐伯・鹿児島間の行程佐伯・鹿児島間の経路

5日目はこれで終了です。

もし僕がこの日の昼に予定が入っていなければ、宮崎県内の観光地に寄りながら夕方に西都城駅を出る普通列車に乗って鹿児島に戻るつもりでした。

ただただ列車に乗るだけの日になってしまうことと、青春18きっぷで制覇出来ないことが残念で仕方ないです。
しかし、どうしても外せない用事なので仕方ないです。
日程自体も3人の都合上ずらすことが出来ないので、諦めてこうすることにしました。

余談になりますが、青春18きっぷは各々が払いました(僕が3枚とも買いましたが)。

ただ、西都城・鹿児島間は運賃と特急料金の両方が必要となったため、謝罪の意味を込めて僕が全額負担しましたw
もっとも、2人とはかなり仲がいいのでこの料金を払わせたところで別に何もないのですが。

5日間の行程のまとめ

1日目から5日目のルートを大雑把に描いてみると、8の字を描いています。

ですから、どちら周りでも行くことが出来ます。
例えば、初日は肥薩線経由ではなく日豊本線経由で北を目指すことが出来ます。

しかし、今回はそうはしませんでした。
それは、上記で示した条件を満たすためです。
特に、日豊本線経由で北に向かおうとすると延岡駅で夕方まで足止めを食らうことになるので全然進ません(確か別府べっぷ駅くらいが限界でした)。
青春18きっぷユーザーにとって宗太郎越えはそれだけ面倒くさいのです。
加えて、鹿児島県や宮崎県から出発となると非常にめんどくさいことが分かりました。

その他

また、旅行中のルールを決めました。

それは、「出来るだけ現地の名物を食べる」です。
せっかく様々な場所を訪れるのに食べるものがコンビニの商品とかだと悲しいですからね。
ただ、これは結構妥協することになるのではないかと思います。

最後に

今回は3月にする予定の青春18きっぷ旅行についてでした。

計画を立てるだけでもかなり苦労しました。
特に、宗太郎越えをするために佐伯駅に前日までに到着するようにしなければならないように予定を組むのが大変でした。
でも、11850円でこれだけの距離を移動できるだけでも大きいと思いますけどね。

問題は、当日にこの通りに行くかどうかですね。
ワクワクと同時に不安もたくさんあります。
果たして、旅行はうまくいくのでしょうか。是非お楽しみください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

関連記事はこちらから

COMMENT