青春18きっぷ

地獄の乗り換えにまさかの運転見合わせ!?波乱の青春18きっぷの旅4日目

2枚目と3枚目の青春18きっぷ

青春18きっぷでの旅もついに4日目です。

この記事は、大学生3人による青春18きっぷ旅の4日目の記事です。

4日目→この記事

 

起床・チェックアウト

2019年(平成31年)3月12日、火曜日。「グリーンリッチホテル出雲」での目覚めです。

ホテルをチェックアウトして、JR出雲市駅(島根県出雲市)に向かいました。

出雲大社

朝はまず、出雲大社の観光をしました。

ちなみに、この日唯一の観光ですw

一畑電車での移動

出雲大社までは、一畑電車を利用することにしました。タクシーでの移動も考えたのですが、時間的に大丈夫そうだったので一畑電車で出雲大社を目指すことにしました。この判断によって、後に大変な思いをすることに・・・。

JR出雲市駅のロッカーにキャリーバッグを預けて、歩いてすぐの電鉄出雲市駅(島根県出雲市)に向かいました。まだ空が明るくなっていなかったこともあり、暗い写真になってしまいました。

電鉄出雲市駅の駅舎

JR線ではないので、当然青春18きっぷを使うことは出来ません。なので、きっぷを購入しました。往復で490円でした。

一畑電車には自動改札機はなく、有人改札になります。その有人改札もスタンプではなく、改札鋏(かいさつきょう/かいさつばさみ)(通称:改札パンチ)による入鋏でした。

一畑電車の往復きっぷ往路のきっぷの上側に「鋏痕(きょうこん)」と呼ばれる切り込みが入っています

今ではこのような「切符を切る」を見ることは、かなり珍しいのではないでしょうか。

ホームに上がりました。

電鉄出雲市駅の駅名標

6時9分発の列車が、この日最初の電車になります。

電鉄出雲市駅の発車標

ちなみに、一畑「電車」となっているように、使われている車両は電車です。地方の私鉄にしては珍しいですよね。

今回最初に乗車した1000系電車は、東急電鉄の1000系電車を譲り受けたものなのだそうです。

電鉄出雲市駅に停車中の一畑電車1000系電車

6時9分ごろ、電鉄出雲市駅を出発しました。

6時17分ごろ、川跡駅(島根県出雲市)に到着しました。この駅で、大社線に乗り換えました。

6時19分ごろ、川跡駅を出発しました。

6時31分ごろ、出雲大社前駅(島根県出雲市)に到着しました。

出雲大社前駅の看板

電鉄出雲市駅から出雲大社前駅まで少し遠回りのような経路なので、移動に少し時間がかかってしまいました。

時間が限られた出雲大社での観光

出雲大社前駅を出て、神門通りを北に進むと出雲大社があります。

出雲大社南側にある神門通り神門(しんもん)通り

ちなみに、神門通りには様々なお店があるのですが、朝早くだったことと乗る列車の時間の関係上一軒も立ち寄ることができませんでした。次に来る機会があれば、ぜひ立ち寄りたいところです。

歩くこと約3分、出雲大社に到着しました。

出雲大社の勢溜写真は「勢溜(せいだまり)の大鳥居」です

このとき天気が少し悪く、参拝中は雨が降っていました。

出雲大社の拝殿拝殿(はいでん)。本殿は撮り忘れましたw

時間の都合上、1時間弱で境内を回りました。これまでこの旅行では乗る列車をずらしてまで観光時間を増やしたこともありましたが、この出雲大社での観光(参拝)時間だけは伸ばすことができませんでした。それについては後ほど。

一畑電車でJR駅へ

出雲大社の観光を終えたので、JR出雲市駅(島根県出雲市)に戻ります。

出雲大社前駅に戻ってきました。

出雲大社前駅の駅舎

先ほどとは逆で、まず川跡駅に向かい、そこで乗り換えて電鉄出雲市駅に向かいます。

出雲大社前駅構内の発車標

しばらくは駅舎内の待合スペースで待っており、川跡駅からの列車が到着してその乗客が全員改札を出たあとに、自分たちは改札を通りました。ここでも駅員さんによる入鋏でした。

出雲大社前駅の駅名標

このとき乗った7000系電車は2016年(平成28年)から導入で、実に86年ぶりの自社発注車による新造車両のようです。

出雲大社前駅に停車中の7000系電車

7時35分ごろ、出雲大社前駅を出発しました。

7時46分ごろ、川跡駅に到着しました。ホームを移動して、電鉄出雲市行きの普通列車に乗り換えました。

7時47分ごろ、川跡駅を出発しました。

残りの旅の全てがかかった地獄の乗り換え

7時57分ごろ、電鉄出雲市駅に到着しました。1分ほどの遅延でした。

ここからJR出雲市駅に移動するのですが、次に乗る予定の列車の発車時刻は8時4分。乗り換え時間は7分しかないのです。しかも、遅延により乗り換え時間が予定の8分よりも短くなってしまったのです。電鉄出雲市駅とJR出雲市駅は少し離れています上に、JR出雲市駅にロッカーに預けているキャリーバッグも取らなければなりません。

この駅での乗り換えは、かなり重要です。なぜこの乗り換えが重要なのかというと、この乗り換えを失敗すると4日目の最終目的地である佐伯駅(大分県佐伯市)に青春18きっぷだけではたどり着けなくなってしまう可能性が出てくるからです。これは山陰地方と日豊本線の普通列車及び快速列車の本数の少なさによるものです。

4日目の行程その2

上の画像は計画段階のものですが、8時4分発の快速アクアライナーに乗り遅れるとこのルートでは絶対に佐伯駅にたどり着くことは出来ません。益田駅から山陰本線経由で行けばなんとかたどり着くことはできるのですが、待っているのは乗り換え地獄です。しかも、1回も乗り換えの失敗は出来ず、遅延などで接続しなかった場合はそこでゲームオーバーです。列車の遅延は予測できないので運ゲーになってしまうのです。

もちろん、青春18きっぷのルールである普通列車及び快速列車にしか乗ることが出来ないという制約を無視すれば何も困ることはありません。青春18きっぷだからこそ起きたことなのです。

一畑電車の列車から降りてすぐに改札を出て、階段を駆け下り、JR出雲市駅のロッカーまでダッシュしました。到着後、急いで駅のロッカーからキャリーバッグを取り出して、出雲市駅の有人改札へ向かいました。そして、3人分のスタンプを押していただき、入場しました。こういうときに限って、2枚のきっぷが必要だったりするんですよね。

2枚目と3枚目の青春18きっぷ

出雲市→益田

出雲市駅を出発

ホームに着くと、既に列車が停まっていました。なんとか間に合いました。

出雲市駅の発車標

次に乗るのは、益田行きの快速アクアライナーです。

出雲市駅に停車中のキハ126系気動車石見神楽ラッピング車

今回乗ったキハ126系気動車は、石見神楽のラッピングがなされていました。

8時4分ごろ、JR出雲市駅を出発しました。4日目の青春18きっぷでの旅の始まりです。

日本海と石見銀山

列車はしばらく日本海沿いを走ります。日本海は綺麗ですね。日本海側に行くこと自体が少ないので、貴重な体験となりました。

車窓から見える日本海

ただ、沿岸にゴミが打ち上げられていましたw島根県出身の友人曰く、お隣の韓国からの漂流物が多いのだとか。

日本海沿岸に打ち上げられたゴミ

韓国と島根県といえば、竹島の問題が上げられるでしょう。この領土問題はいつ解決するのでしょうか。ちなみに、日本では「竹島」、韓国では「トクト(独島/독도/Dokdo)」と呼んでいますが、他国では「リアンクール岩礁(Liancourt Rock)」と呼ばれることが多いそうです。知っていましたか?

途中、大田市駅(島根県大田市)に停車したのですが、駅のホームには下の写真のような看板がありました。

大田市駅のホームにある世界遺産・石見銀山遺跡の看板

大田市駅のある島根県大田市には2007年(平成19年)に世界文化遺産に登録された石見銀山遺跡があります。大田市駅のホームの看板は、それを記念したものなのです。

世界遺産のおける登録名は「石見銀山とその文化的景観(Iwami Ginzan Silver Mine and its Cultural Landscape)」(ID:1246)です。

この旅では訪れませんでしたが、いつか絶対訪れようと思います。

関係ない話ですが、出雲市駅といい大田市駅といい、なぜ山陰本線の駅は駅名に「市」まで入っているのでしょうか。

益田駅に到着・途中下車

10時44分ごろ、益田駅(島根県益田市)に到着しました。

益田駅の駅名標

ここで乗り換える必要があるのですが、途中下車して一旦改札を出ることにしました。

益田→山口→新山口→下関→小倉→中津

益田駅で食事

益田駅では次の列車の発車時刻まで40分待たなければならないので、ここで食事を取ることにしました。朝何も食べてませんし、出雲市駅での乗り換えの件があったのでかなりお腹が空いていました。

改札の外にあるセブン-イレブンおみやげ楽市益田店で購入して、近くのベンチで食べました。

ちなみに、益田駅の駅舎はこのようになっています。

益田駅の駅舎

天気はだいぶ良くなってきました。

益田駅を出発

次の列車の発車時刻に近づいてきたので、再入場しました。

次は、山口行きの列車に乗りました。

益田駅に停車中のキハ40系気動車

11時24分ごろ、益田駅を出発しました。

山口駅に到着

13時16分ごろ、山口駅(山口県山口市)に到着しました。

山口駅の駅名標

山口駅は山口県の県庁所在地である山口市の駅なのですが、少し寂しい駅ですね。

山口駅を出発

次は、新山口行きの列車に乗りました。

山口駅に停車中のキハ40系気動車

13時36分ごろ、山口駅を出発しました。

新山口駅に到着・乗り換え

13時59分ごろ、新山口駅(山口県山口市)に到着しました。

この駅では、山陽本線に乗り換えました。

新山口駅の駅名標

ここからしばらくは2日目との重複区間になります。

14時7分ごろ、新山口駅を出発しました。

運転見合わせで大混乱

この日は乗り換えの連続でしたが、ここまで順調にやってきました。

ですが、ここでアクシデントが発生しました。本由良駅(山口県山口市)に到着後、本由良駅とその1つ先の厚東駅(山口県宇部市)の間の区間で竹が倒れたため、運転見合わせとなってしまいました。

倒竹による運転見合わせを知らせる乗り換えアプリアプリの情報では上り線のみの情報ですが、下り線も運転見合わせになっていました

その後、車掌さんから「運転再開が16時くらいになる」というアナウンスがありました。本由良駅に到着したときに14時15分くらいだったのですが、1時間半以上の足止めです。これは大問題です。

この先乗る予定である日豊本線は普通列車の本数が少ない区間があるため、運転再開の時刻によってはこの日の最終目的地である佐伯駅に着くのがかなり遅くなってしまいます。日豊本線の中津・佐伯間を普通列車のみで移動するのは、大分駅まで行く普通列車と佐伯駅まで行く普通列車が少なく容易ではないからです。

佐伯駅までたどり着けなくなるほど運転再開が遅くなることはないとしても、その後の一回の遅延や乗り遅れで佐伯駅にたどり着けなくなる、そんな綱渡り状態にはできる限りしたくありません。最終手段である日豊本線の特急列車は、それほど夜遅くまで運行されていないので尚更です。

そんなこともあり、僕はヒヤヒヤしていました。

ですが、実際には駅に到着してから約30分ほどで運転再開しました。1時間半も足止めとなったら確実にホテルのチェックイン時間に遅れるので、ホテルにそのことを連絡しようとしていたときに車掌さんから運転再開のアナウンスがありました。電話のため車外に出ていたので、慌てて車内に戻りましたw

意外と早い運転再開で本当に良かったです。

帰ってきた九州と遅れの回復

15時31分ごろ、下関駅(山口県下関市)に到着しました。20分くらいの遅れての到着でしたが、それなりに回復したようですね。

下関駅の駅名標

本来なら3番のりばに到着予定でしたが、ダイヤが乱れたため7番のりばに変更になりました。

4日目は、2日目とは異なり今回は鉄道で関門海峡を渡ります。小倉行きに列車に乗りました。

下関駅に停車中の415系電車

15時37分ごろ、下関駅を出発しました。

新幹線で関門海峡を渡ったことは何度もありますが、在来線で渡ったのはこれが初めてでした。

そして、2日ぶりに九州に帰ってきました。走っている列車のデザインから九州に帰ってきた実感が湧いてくるものです。

15時50分ごろ、小倉駅(福岡県北九州市)に到着しました。

中津行の815系電車

この駅で日豊本線の列車に乗り換えですが、乗り換え時間があまりなかったので急ぎました。

15時54分ごろ、小倉駅を出発しました。ここで、先ほどの運転見合わせによる遅れを取り戻しました。

中津駅に到着

17時1分ごろ、中津駅(大分県中津市)に到着しました。

中津駅の駅名標

次の列車まで時間がありホームで待ち続けるのも退屈するので、途中下車しました。

中津→佐伯

中津駅を出発

時間が近づいてきたので、再入場しました。

中津駅の発車標

この日最後の乗車は、佐伯行きの815系電車でした。

中津駅に停車中の815系電車

17時50分ごろ、中津駅を出発しました。

佐伯駅に到着

佐伯駅の1つ前にある海崎駅(大分県佐伯市)をなかなか出発しませんでした。先頭車両に乗っていたのですが、信号機がずっと停止を示す赤でした。

どうやら行き違いの貨物列車の遅れが原因だったようです。まあ、日豊本線は単線区間が多いので仕方ないですね。

21時12分ごろ、佐伯駅(大分県佐伯市)に到着しました。7分遅延しての到着です。

佐伯駅の駅名標

青春18きっぷを駅員さんに見せて、改札を出ました。

夜の佐伯駅駅舎

4日目の旅は、ここで終了です。

青春18きっぷ最難関の壁・佐伯駅

ちなみに、佐伯駅にちゃんと着くことができるか不安だったわけですが、この駅に何時に着こうが同じ日に延岡駅(宮崎県延岡市)に青春18きっぷで行くことはできません。

その理由はこちらの記事に詳しく書いていますので、ぜひご覧ください。

佐伯発延岡行の普通列車の方向幕
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最終・5日目は、そんな宗太郎越えからのスタートになります。

ホテルのチェックイン

4日目は、佐伯駅から歩いて数分の距離にある「ホテル金水苑」に泊まりました。

夕食

遅くなってしまいましたが、夕食を食べることにしました。この日は、ジョイフル佐伯駅前店で食べました。

必ずその地域のものを食べるというルールにしていましたが、今回は「しんけんハンバーグ」を注文することでクリアすることにしました。なぜなら、「しんけん」は大分県の方言だからです。

ジョイフルは、しんけんハンバーグについて以下のように説明しています。

「しんけんハンバーグ」は、一度食べたらまた食べたくなるような『忘れられない味』を目指して、1年以上の開発期間を経て誕生した 商品。メニュー名の「しんけん」は、ジョイフル誕生の地である大分県の方言「しらしんけん」に由来しています。その意味は「一生懸 命」。お客様の笑顔につながる、おいしいハンバーグに一生懸命こだわる、という想いを込めて名付けられました。

引用:ジョイフルに「しんけんおいしい」新メニューが登場!

ただ、このページを読む限り、大分県らしい料理とは言えないですね。株式会社ジョイフルの本社が大分県だから大分県の方言を使ったに過ぎないのでしょう。

今回の旅のルールから外れてますが、別にいいかなと思っていますw

まあ、しんけんハンバーグは鹿児島のジョイフルでも食べたことあるんですけどねw

ファミレスだといろんな県にあるので避けたかったのですが、大分県らしい料理を提供する店を探す気力が残っていませんでした。

4日目の振り返り

出雲大社はいつか行ってみたいと思っていたので、行けて良かったです。雨天かつその後の行程のため急いでの観光(参拝)でしたが、満足です。

途中の運転見合わせでどうなることかと思いましたが、無事最終目的地の佐伯駅に到着することが出来ました。4日目は出雲大社の観光以外は移動がメインで、結構疲れました。でも、景色や列車の変化を楽しめて良かったです。

最後に

というわけで、青春18きっぷの旅4日目でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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