青春18きっぷ

【青春18きっぷ】路線の制限で遠回りが要求される!?乗り換えは続くよ、どこまでも

佐用駅に到着する智頭急行のHOT7000系気動車

5日間の青春18きっぷもついに3日目のお昼、旅も残り半分です。

ここまで青春18きっぷならでは苦悩はいくつも経験してきましが、まだまだ青春18きっぷの大変さを味わうこととなりました・・・。

目次

姫路駅→播磨新宮駅→佐用駅

姫路城の観光を終えて、姫路駅(兵庫県姫路市)に戻ってきました。

昼の姫路駅

次の目的地である鳥取駅を目指します。
というわけで、ずっと東に移動してきましたが、ここからは北に進路を変更します。

前日(2日目)の昼前からずっと山陽本線を利用してきましたが、この駅からは姫新線です。
まずは、播磨新宮行きの列車に乗ります。

姫路駅に停車中のキハ127系1000番台

青春18きっぷを利用した路線に限ると、1日目の肥薩線以来の気動車(キハ127系1000番台)です。

11時21分ごろ、姫路駅を出発しました。

姫路駅から鳥取駅へ目指すわけですが、それまでに4回も乗り換えをしなければなりません。

11時54分ごろ、播磨新宮駅(兵庫県たつの市)に到着しました。

播磨新宮駅の駅名標

この駅で、上月行きの列車に乗り換えました。

11時58分ごろ、播磨新宮駅を出発しました。

12時27分ごろ、佐用駅(兵庫県佐用郡佐用町)に到着しました。

佐用駅の駅名標

終点の上月駅(兵庫県佐用郡佐用町/兵庫県最西端の駅)まで乗っても良かったのですが、次乗る列車が佐用駅始発の列車なのでここで降りることにしました。

ちなみに、町名は「さよう」ですが、駅名は「さよ」です。

駅で1時間の待機

佐用駅では次の列車まで、およそ1時間待たなければなりません。
なので、途中下車して駅の外に出ることにしました。

佐用駅

近くに高校があるからか、駅にはたくさんの学生がいました。
おそらくこれから帰宅なのでしょう。

次の列車を待つまでの間、姫路城で買ったお菓子を食べてお腹を満たしました。

智頭急行智頭線とJR線と青春18きっぷ

次の列車の発車時刻が近づいてきたので、ホームに戻りました。

この佐用駅は、智頭急行の駅でもあります。

佐用駅に到着する智頭急行のHOT7000系気動車佐用駅に到着する特急スーパーはくと

ですが、駅自体はJR西日本の管轄であり、上の写真の特急スーパーはくとはJR線も利用するので、個人的にはあまり独立した存在に感じません。
元々旧国鉄の智頭線と建設中だった路線が、智頭急行智頭線になったというのもあるかもしれません。

さて、智頭急行智頭線を走る特急スーパーはくとや特急スーパーいなばは、JR線や智頭急行線を経由する特急列車で、佐用駅から鳥取方面へ快適な移動をすることができます。

佐用駅から智頭駅までの智頭急行線経由のルート佐用駅→智頭駅(智頭急行線経由)

ですが、今回の僕たちのような青春18きっぷユーザーは利用することができません。
特急列車なので青春18きっぷで乗車できないのはもちろんのこと、智頭急行線自体を利用することができません。
普通列車でもアウトです。

なので、嫌でも遠回りをしないといけないのです。
南北に走る智頭急行智頭線と比較して姫新線は東西に走る路線なので、遠回りになることは明らかです。

佐用駅から智頭駅までのJR線経由のルート佐用駅→智頭駅(JR線経由)

更に言うと、列車の本数も智頭線と比べると姫新線はかなり少ないのです。
青春18きっぷにこだわらなければ鳥取に行くのに今回のように苦労することはなかったんですけど、仕方ありません。
そういう旅ですから。

日本全体で見れば北海道から九州まで利用できるので便利に見えますが、細かく見ていくとJR線しか利用できない(一部例外あり)というのはキツイものです。

佐用駅→東津山駅

話を戻しましょう。

次は、津山行きの列車に乗ります。

佐用駅に停車中のキハ120系気動車

13時21分ごろ、佐用駅を出発しました。

前の方に座ったんですけど、運転席の様子がよく見えて楽しかったです。
ただ、制限速度が低く指定されている区間がある関係で、かなり時間がかかりましたね。
ただでさえ遠回りをしている状況で、これはかなりの時間ロスですね。
もっとも、旅行出発前に決めたルートなので、時間ロスというのは言葉が適切ではないですが。

14時15分ごろ、東津山駅(岡山県津山市)に到着しました。

東津山駅の駅名標

東津山駅は無人駅であり乗っていた列車がワンマン列車なので、青春18きっぷを運転士さんに見せて列車を降りました。

これは、何気に初めてでした。

東津山駅を出発したキハ120系気動車

東津山駅の駅の外に出ました。

東津山駅

この駅では30分ほど次の列車まで待つ必要があるのですが、今思えば1つ先の津山駅(岡山県津山市)で途中下車しても良かったなと思いました。
青春18きっぷを使っているので、東津山駅で降りようと津山駅で降りようと関係ないですからね。

東津山駅→智頭駅→鳥取駅

ここからは因美線です。

津山駅始発の列車がやって来ました。
この列車で、終点の智頭駅まで目指します。

東津山駅に到着したキハ120系気動車

14時42分ごろ、東津山駅を出発しました。

15時47分ごろ、智頭駅(鳥取県八頭郡智頭町)に到着しました。

智頭駅の駅名標

佐用駅を出発したのが、13時21分ごろ。
2時間以上かけて、ようやく智頭駅にたどり着くことができました。
智頭急行線を利用していたら約1時間(特急なら約30分)で着いていたので、場合によっては青春18きっぷ以外のお金を払ってでも智頭急行線を使うのもアリでしょう。

ちなみに、町名は「ちづ」ですが駅名は「ちず」です。
駅がある場所は、「智頭(ちづ)町大字智頭(ちず)」のようです。
ややこしいですねw

さて、次の列車は鳥取行きの列車です。

智頭駅に停車中のキハ47系気動車

そうです、ようやく鳥取まで行く列車なのです。
乗り換えの多さに、遠回りと、なかなか苦労するものですw

15時54分ごろ、智頭駅を出発しました。

更に、1時間弱の乗車です。

16時44分ごろ、鳥取駅(鳥取県鳥取市)に到着しました。

姫路駅を出発して5時間以上かかりましたが、ようやく鳥取駅に到着しました。
駅員さんに青春18きっぷを見せて、途中下車をしました。

鳥取駅

僕にとっては、初の山陰地方です。

最後に

乗り放題きっぷで便利そうに見える青春18きっぷですが、実際に使ってみると制約が多く大変ということが分かっていただけたのではないでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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