青春18きっぷにおいて最大の闇ともいうべきポイント。
それが、移動時間の長さです。
乗り放題のきっぷであるため出来るだけ遠くに行こうとすること、特例を除き新幹線や特急列車に乗れないこと、この2つが移動時間の長さに関係しています。
今回は、僕たち大学生3人が味わった移動時間長すぎる問題についてまとめました。
目次
長府駅を出発
長府駅の自動券売機には、このような張り紙がありました。
こういうのは初めて見たので、少し驚きました。
張り紙に書かれているように、このとき天気が悪かったです。
天気に恵まれない旅行になってしまいましたが、仕方ないことですね。
さて、九州から本州に渡るのに鉄道を使いませんでしたが、この長府駅から青春18きっぷでの移動を再開します。
JR西日本管内で初めて青春18きっぷを使うことになります。
もちろんスタンプは押されているので、これまでと同じように有人改札できっぷ2枚を見せて3人一緒に改札を通りました。
JR西日本管内に入ったので、駅名標の雰囲気が変わりました。
次は、11時30分発の岩国行きの電車に乗ります。
上の画像を見て分かるように、この駅には2番のりばありません。
この駅はかつて3面4線のホームで、中央に島式ホームの2番のりばと3番のりばがありました。
駅舎橋上化工事の際に当時の島式ホームのみ残すことになり2番のりばを1番のりばに改番したため、2番のりばがこの駅にはないのです。
さて、列車が到着しました。
なんだかんだいって、僕はこの地域の在来線の列車に乗るのは初めてです。
やってきた115系電車は山口県内の山陽本線においてお馴染みの電車ですが、この黄色い塗装は「末期色」と呼ばれたりもします。
11時30分ごろ、長府駅を出発しました。
長すぎる移動時間
この列車の終点である岩国駅(山口県岩国市)まで目指すのですが、到着予定が14時34分。
実に3時間も同じ列車に乗っていないといけません。
想像以上に山口県って東西に長いんですよね。
流石に3時間も乗っていると疲れてしまいました。
以前、新幹線に6時間以上乗ったことがありましたが、そのときはずっと車内でレポートを書いていたのでなんともありませんでした。
しかし、今回はただ乗っているだけ。
初めは友人と話をしていましたが、次第に話題がなくなってしまいました。
早く岩国駅に着かないかなと思うばかりでした。
岩国駅に到着・乗り換え
14時34分ごろ、岩国駅に到着しました。
やっと着いたって感じですね。
しかし、目的地はまだ先なので、この駅で乗り換える必要があります。
ここで昼食を取ろうかと、時間が中途半端なので諦めました。
今思えば、コンビニでもいいから何か食べればよかったなと思っています。
次に乗るのは、糸崎駅を目指す普通列車です。
車両は先ほどと同じ115系電車です。
14時49分ごろ、岩国駅を出発しました。
宮島口駅に到着
15時12分ごろ、宮島口駅に到着しました。
この駅は、世界文化遺産の厳島神社の最寄り駅です。
今回の旅で厳島神社を訪れることにしていたので、この駅で途中下車しました。
2枚のきっぷを駅員さんに見せて3人で途中下車しました。
その後、駅のロッカーにキャリーバッグを集めました。
青春18きっぷで厳島神社へ
厳島神社のある宮島は瀬戸内海に浮かぶ島なので、船で渡らなければなりません。
ですが、実は青春18きっぷで渡ることができるのです。
知っていましたか?
このことは、別の記事にまとめているので是非ご覧ください。
再び長時間の移動
宮島での観光を終え、宮島口駅に戻ってきました。
再びJR線でこの日の最終目的地である福山駅を目指します。
キャリーバッグを取って、青春18きっぷを見せて改札を通り、ホームに上がりました。
乗車位置が発車標に書かれているのが、また九州と違うところですね。
17時57分ごろ、宮島口駅を出発しました。
ここからさらに3時間近く終点の福山駅まで同じ列車に乗り続けなければなりません。
この日だけでもいろんな観光地を訪れてたくさん歩いたので、さすがに3人とも列車内で爆睡でした。
福山駅に到着
20時40分ごろ、福山駅に到着しました。
きっぷを駅員さんに見せて途中下車しました。
2日目はこれで終わりです。
中国地方に入ってからの乗車時間をすべて足すと、約6時間半。
山口県の西側からこれだけの長い時間乗ってようやく広島県の東側に着きました。
最後に
乗り鉄の僕もさすがに長時間の乗車には疲れてしまいましたw
電車に乗ることではなく観光がメインなので、そう感じたのかもしれません。
青春18きっぷでの旅は安い分、少し根気が必要なのかもしれませんね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。