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寄り道も有意義に!グランドオープンの門司港駅と蒸気機関車と寄り道の悲劇

門司港駅に停車中の蒸気機関車
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青春18きっぷでの旅行はどうしても移動がメインになりがちですよね。
1日(条件付きとはいえ)乗り放題ですから、1日の間に出来るだけ遠くに行こうと思うものです。
しかし、せっかくの旅行なので1度に様々な体験をしたいですよね。

今回は、個人的な青春18きっぷでの旅行の考え方です。

寄り道の意義

早岐駅から始まった2日目の最終目的地は広島県の福山市となっています。

小倉駅に着いたわけですが、次に乗る列車は下関行き・・・ではなく、門司港行きです。
すぐには関門海峡を渡りません。

理由は、この旅行の5日間の行程に関係しています。
4日目には再び九州に戻るため、この旅行の中で2回関門海峡を渡ることになります。
2回とも電車に乗ってただ移動するのはつまらないと思いました。
なので、この日は門司の観光列車に乗り、歩いて関門海峡を渡ることにしました。
ちょっとした寄り道で、より旅を面白くすることができるのです。
旅には、変化をつけるのも重要なのです

もちろん、ただルートを変えるだけでは何も面白くありません。
寄り道をするからには、その寄り道先で何かを得なければ意味がありません。
今回の場合、グランドオープンする門司港駅やそれに合わせて見ることのできる蒸気機関車、観光列車と様々な体験を1回の寄り道で経験することになります。

ちなみに、前回の記事の「いかに早く遠くに行くか」というのと矛盾しているかもしれませんが、それはただの移動に対してであり寄り道はまた別の話です。

小倉駅を出発

というわけで、前述の理由から下関行きではなく門司港行きの電車に乗ります。

小倉駅に停車中の列車の方向幕

ちなみに、この日早岐駅で乗った門司港行の普通列車が小倉駅を出るのは10時台なので、その列車とは違います。

小倉駅の発車標

9時18分ごろ、小倉駅を出発しました。

その後、門司駅からは下関へと繋がっている関門トンネルを避け、門司港駅を目指します。

門司港駅に到着・鹿児島本線の制覇

9時32分ごろ、門司港駅(福岡県北九州市)に到着しました。

門司港駅の駅名標

門司港駅は鹿児島本線の起点となる駅です。
かつてはこの駅から鹿児島駅(鹿児島県鹿児島市・鹿児島中央駅とは別)までJR鹿児島本線としてつながっていましたが、現在では一部が第三セクターの肥薩おれんじ鉄道となっています。

肥薩おれんじ鉄道では青春18きっぷを使うことは出来ないためかつての鹿児島本線である肥薩線を通りました、実質的に鹿児島本線を青春18きっぷで制覇しました。

グランドオープンと蒸気機関車

門司港駅に訪れた2019年(平成31年)3月10日は、門司港駅のグランドオープンの日でした。
大正時代の雰囲気を出すために蒸気機関車も止まっており、多くの方が撮影していました。

蒸気機関車が止まっている理由について、JR九州からの事前告知にこのように書かれていました。

大正時代の駅舎にちなみ「SL人吉」に使用している「8620形蒸気機関車」(大正11年製造)を特別展示予定です。

引用:https://www.jrkyushu.co.jp/tabi/mojiko/20190204_mozikou2.pdf

門司港駅に停車中の蒸気機関車

グランドオープンに合わせて、記念式典も行われました。
時間の都合上、式典を見ることが出来なかったのですが、僕たちが門司港駅を去ったあとに式典出席のためタモリさんが来たようですね。

門司港駅をこの日正面から見ることはなかったのですが、下の写真のイメージのような駅舎になったようです。

門司港駅のグランドオープンを示す額

門司港レトロ観光トロッコ列車

次に体験するのは、門司を走る観光列車です。
観光列車の出発駅である九州鉄道記念館駅は門司港駅を出てすぐのところ(南側)にあります。

詳しくは以下の記事をご参照ください。

潮風号のディーゼル機関車
北九州市に来たら是非乗りたい!門司港レトロ観光トロッコ列車「潮風号」で楽しむ門司港レトロ福岡県の2つある政令指定都市のうちの1つ、北九州市。 意外かもしれませんが、北九州市は福岡市よりも先の九州初の政令指定都市なんです。 ...

ところで、門司港駅を出てみると結構雨が降っていました。
更に、雨に加えて風も強くなってきました。
北九州市には暴風警報が出されたようです・・・。

暴風警報と寄り道による損害

この寄り道も楽しい事ばかりではありませんでした。
悲劇は、観光列車でやってきた関門海峡めかり駅から関門トンネル人道入口(門司側)へ向かう最中に起きました。

関門海峡めかり駅近くの関門トンネル人道入口の方向を示す看板

なんと強風の影響で折りたたみ傘が壊れてしまったのです。
風が強い(暴風警報が出ている)ときに傘を差したのが悪いのかもしれませんが、雨も強かったので仕方ありません。
濡れたことで風邪を引いてしまっては意味がありませんからね。

関門橋

和布刈神社と関門トンネル人道

関門海峡に面したところには、和布刈神社があります。
「和布刈」は「めかり」と読みます。

和布刈神社の鳥居

鳥居の奥には、関門橋が見えます。

これでひとまず九州の観光は終わりです。
いよいよ本州へ渡ります。

車での移動ではないときはJRに乗って関門海峡を渡るのが普通ですが、今回は歩行者用の関門トンネルである「関門トンネル人道」を通って歩いて渡りました。
詳細は、以下の記事をご参照ください。

地面に書かれた県境の印
関門海峡を徒歩で渡って楽しさUP!関門トンネル人道を通ってみた福岡県北九州市と山口県下関市の間にある、関門海峡。 この海峡を渡る手段は、関門橋(関門自動車道)、関門トンネル(国道2号)、関門ト...

最後に

寄り道をしたことで、結果的に別の経験をすることが出来ました。
1回の旅行で多くの体験や経験をしたいですからね。
自分で各地の様々な施設や催しを考慮して計画を立てるのは大変ではありますが、それだけ得られるものも多いのです。

雨や風が強くなってきて折りたたみ傘が壊れてしまいましたが、気にしたら負けですね。
まだ旅の半分も終わっていないですからね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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