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ルール上OKだけど少しめんどくさい?!青春18きっぷだけで特急列車に乗車してみた

特急みどりの方向幕
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青春18きっぷは合計5日間JRの列車などが乗り放題となるのが最大の特徴ですが、その分制約されていることもあります。
一番は特急列車に乗れないことです。
「青春18きっぷ+特急券」の組み合わせでも乗ることが出来ません。
特急列車に乗る区間の乗車券も別途必要となっているため、その分の運賃を支払わなければなりません。

しかし、そのルールには特例があり、特急列車に青春18きっぷで乗ることの出来る区間があるのです。

今回は、青春18きっぷで最も新しい特例区間を走る特急列車に乗車しました。

目次

今回の舞台

先ほど説明したように、青春18きっぷを使って特急列車に乗ることの出来る特例区間があります。

特例区間は変更となることがあるので、きっぷ購入の際に一緒に受け取る案内をしっかりと確認してくださいね。

その1つが、今回乗車した早岐・佐世保間です。

この区間は、2018年(平成30年)3月17日より特急列車(特急みどり)に乗車券のみで乗車できるようになりました。
そのため、乗車券の効力のある青春18きっぷだけでも特急に乗車できるのです。

注意点

特例があることによって、制約の大きい青春18きっぷでの行程の自由度が増します。
しかし、これは注意しなければならない点があります。
それは、今回の場合であれば早岐〜佐世保間に限り認められているのであって、それを超える乗車はできないことです。

例えば、佐世保駅発の特急列車であれば、早岐駅より先の有田駅(佐賀県西松浦郡有田町)や武雄温泉駅(佐賀県武雄市)などまで乗ることは出来ません。
これは、不正乗車に当たります。
なぜなら、青春18きっぷでは特急券を購入しても(特例区間を除いて)特急列車には乗れないので、特急列車に乗る場合は特急券の他に乗車券も購入する必要があるからです。

余談になりますが、ここが特例区間になるのなら佐伯〜延岡間(通称・宗太郎越え)も特例区間にしてほしいものです。
この旅では、最終・5日目に頑張って越えました。

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青春18きっぷで特急みどり25号に乗車

ホテルのチェックアウトを済ませ大きな荷物を置いて、早岐駅に戻ってきました。

早岐駅

これから佐世保駅に向かいます。

鹿児島中央駅のスタンプに加えて吉松駅のスタンプ2つが加わった青春18きっぷ

今回は、特急みどり25号に乗りました。
ホームに着いたときには既に到着していました。

特急みどりの方向幕

「特急みどり」は、博多駅と佐世保駅を結ぶJR九州の特急列車です。
特急列車ですから、本来は青春18きっぷ利用者は乗車することは出来ません。

ですが、今回は青春18きっぷだけで乗車しました。
なぜなら、早岐・佐世保間が青春18きっぷの特例区間の1つだからです。

ちなみに、車内はガラガラでした。

特急みどり25号の7号車A室

早岐駅を出発

早岐駅といえば特急ハウステンボスと特急みどりの増解結する駅として有名ですが、このときはありませんでした。
運行は8両だったのですが、全てみどり号としての運行のようです。
この時間までハウステンボス号を運行させる理由はないですからね。

21時23分ごろ、早岐駅(長崎県佐世保市)を出発しました。
約10分の短い時間でしたが、今回の青春18きっぷの旅で乗った唯一の特急列車でした。

ここまでずっと普通列車に乗ってきたので、特急車両の座席の座り心地は自由席ながら最高でした。

佐世保駅に到着

21時32分ごろ、佐世保駅(長崎県佐世保市)に到着しました。

佐世保駅の駅名標

前述の通り、ハウステンボス号に使われる車両も連結した状態です。

特急みどりに連結しているハウステンボス号用の車両

佐世保駅は、JR最西端の駅としても有名です。
改札近くにはそれを示す板が置かれていました。

JR日本最西端の駅を示す看板左はおそらく佐世保バーガーです

最後に

今回は、青春18きっぷで特急みどりに乗車しました。

特急列車に乗ったからと言って旅に大きな影響があるわけではありませんが、青春18きっぷで可能なことをいろいろ試すのは面白いものです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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