佐賀県には、武雄温泉と嬉野温泉の2つの有名な温泉があります。
今回は、武雄温泉の中で日本で最も古い温泉施設である「元湯」に入ったので、それについて紹介します。
目次
武雄温泉
概要
武雄温泉は、佐賀県武雄市にある温泉です。
武雄市観光協会には、以下のように説明が書かれています。
透明で柔らかな湯ざわりが特徴の武雄温泉は1300年の歴史ある温泉。
泉質はさまざまな成分が程よく入った弱アルカリ単純泉。保温性に優れ、肌になじんでしっとりすることから、昔から美人の湯と呼ばれています。
宿泊はもちろん、立ち寄り湯を楽しめるスポットも多いので、色んな湯を楽しんで美肌になろう。引用:温泉 | 武雄市観光協会
共同浴場は、「元湯」「蓬莱湯」「鷺乃湯」の3軒あります。
効能と禁忌
武雄温泉の効能は、次の9つです。
- 疲労回復
- 神経痛
- 筋肉痛
- 関節痛
- 五十肩
- 関節のこわばり
- うちみ
- くじき
- 健康増進
また、禁忌は以下の3つです。
- 悪性腫瘍
- 重い心臓病
- 出血性疾患
元湯
先ほど説明したように、「元湯」「蓬莱湯」「鷺乃湯」の3つの共同浴場があります。
そのうち、今回入ったのが「元湯」です。
元湯については、以下の説明が書かれています。
現在使用されている温泉施設の建物としては、日本最古のもの(明治9年に建築)。
高い天井と広い浴槽で、ゆったりとしたその雰囲気の中にレトロな浪漫が漂う温泉情緒豊かなお風呂です。
入浴料金は、大人450円、小人(3才~小学生)220円となっています。
入浴時間は、朝6時30分から24時までとなっています。
最寄り駅・JR武雄温泉駅
武雄温泉の近くには、JR佐世保線の武雄温泉駅があります。
この駅は特急ハウステンボス・みどりの停車駅なので、福岡県などからのアクセスが良いことが特徴です。
更に、西九州新幹線(長崎新幹線)の駅にもなる予定なので、今後中国地方や関西からのアクセスも良くなることでしょう。
武雄温泉へ
武雄温泉に到着
武雄温泉駅に到着後、必要なもの(タオルなど)以外は駅のロッカーに預けました。
武雄温泉駅から武雄温泉までは徒歩で行きました。
18時39分ごろ、武雄温泉に到着しました。
入口に建つ「楼門」が輝いていて、印象的でした。
この楼門は、東京駅を設計した辰野金吾氏の設計で1915年(大正4年)に完成しました。
二階天井の四隅には子、卯、午、酉の彫り絵があります。
これは干支の十二支の内の4つであり、方角の東西南北にあたります。
ちなみに、2012年(平成24年)に復原された東京駅南北ドームの天井には残りの8つの干支のレリーフがあります。
楼門の4つの干支と東京駅の8つの干支を合わせると十二支が揃うことが話題になりました。
この楼門は、新館とともに国の重要文化財に指定されている武雄温泉のシンボルなのです。

楼門の下には「武雄温泉」と書かれていました。

武雄温泉・元湯
今回は、現在使用されている日本最古のものである「元湯」に入ることにしました。
楼門をくぐってすぐ左手の本館にあります。
入泉券を購入して、中に入ります。
ちなみに、蓬莱湯と同じ券売機なので、注意が必要です。
他の利用者もいたので中の様子を写真で撮ることはしませんでしたが、とてもいい湯でした。
ただ、少し熱いかもしれませんね。
武雄市観光協会のホームページに写真が載っていますが、ぬるま湯でも結構熱いと思います。
各種アメニティ
ボディソープやリンスインシャンプー、ドライヤーなどは中に用意されています。
しかし、タオル類は有料なので、各自用意することをオススメします。
最後に
今回は、佐賀県で有名な武雄温泉の元湯に入りました。
ここまでの旅の疲れを癒すことが出来ました。
武雄温泉は交通の便も良いので、近くを訪れた際は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
(追記)このときはあまり写真を撮っていませんでしたが、約3年後に再度訪れた際はいろんな写真を撮ったので、そのときの記事も参考にしていただけますと幸いです。
