青春18きっぷでの旅、一度はしてみたいと思ったことはないでしょうか。
この記事を見ている方は、青春18きっぷでの旅はどんな感じなのか気になっている方が多いと思います。
2019年(平成31年)3月、大学生の僕は友人を含め3人での5日間の青春18きっぷでの旅行をしました。
なかなか特殊な旅行となりましたが、良い思い出となりました。
今回の記事では、そんな旅行の全容をまとめました。
この記事にすべてをまとめるととてつもない量となってしまうため、この記事ではおおまかな流れのみ書いています。
詳細は、各項目のリンク先をご参照ください。
以下で掲載されている値段は、当時のものです。
予めご了承ください。
目次
計画編
今回は、5日間で九州地方・中国地方・兵庫県を8の字型に移動しながら、各地の観光地に行くことにしました。
青春18きっぷを使っての旅行となると使える路線や種別が限られるので、行きあたりばったりだと少々危険です。
(それはそれでいつかやってみたいですが・・・。)
なので、事前にどの路線、どの時間の列車に乗るかを事前に計画しました。
計画の詳細は、こちらから。
果たして、この計画通りに行くでしょうか。
当日編
1日目(3月9日)
僕は鹿児島中央駅(鹿児島県鹿児島市)から、友人2人は宮崎県の駅からの出発でした。
1人でのスタートだったので、初めはきっぷに押されたスタンプは1つだけでした。
バラバラの出発でしたが、吉松駅で合流しました。
その後は肥薩線を北上し、熊本県の熊本城を訪れたり佐賀県の武雄温泉に行ったりしました。
ここまで乗車したのはすべて普通列車でしたが、青春18きっぷを利用して特急列車にも乗車しました。
そんな感じで、5日間のうちの1日目が終わりました。
1日目の詳細は、こちらに記載しています。
2日目(3月10日)
2日目は、2枚のきっぷに3つのスタンプを押していただきました。
途中快速列車も利用しながら、関門海峡方面を目指しました。
あくまで旅行なので、ずっと列車に乗り続けるだけでなく寄り道もしました。
更に、青春18きっぷでは宮島に行くフェリーに乗ることもできる(注意点あり)ので、そのことを利用して厳島神社にも行きました。
旅行らしいことはいろいろ出来たものの、移動時間がとにかく大変でした。
青春18きっぷの闇が見え始めてきた、そんな2日目でした。
2日目の詳細は、こちらに記載しています。
3日目(3月11日)
折り返しの3日目です。
鹿児島県・宮崎県から始まったこの旅も、ついに姫路駅(兵庫県姫路市)までやってきました。
まずは、姫路城を訪れました。
姫路城を観光したあと、進行方向を北へ変えて鳥取砂丘を観光・・・出来たと言えるかというと超微妙ですねw
更に進行方向を西へ変えて島根県まで行きました。
この日、僕は初めて山陰地方(鳥取県・島根県)を訪れました。
疲れが溜まってきたものの、旅自体は概ね順調に3日目まで終えることが出来ました。
3日目の詳細は、こちらに記載しています。
4日目(3月12日)
4日目は、2日目と同様に2枚のきっぷに3つのスタンプを押していただきました。
ついに、青春18きっぷ3枚目に突入です。
この日は、朝早くに出雲大社に行きました。
それ以外は、ひたすら移動でした。
島根県出雲市から始まった4日目ですが、宮崎県と隣接している大分県佐伯市まで行く必要がありました。
途中で運転見合わせになるというアクシデントもあり、大変でした。
そして、何とかたどり着いたのが佐伯駅(大分県佐伯市)。
この佐伯駅ですが、青春18きっぷ利用者はたどり着いた時点でその日はここより先には進めないという恐ろしい駅なのです。
とりあえず、佐伯駅に無事に到着することが出来てホッとした4日目でした。
4日目の詳細は、こちらに記載しています。
5日目(3月13日)
いよいよ長かった旅の最終日となりました。
最終日に待っていたのは、青春18きっぷ最難関区間で有名な「宗太郎越え」。
ここを突破するためには、佐伯駅発・延岡駅(宮崎県延岡市)行きの最初で最後の普通列車に乗らなければなりません。
実はこの区間、青春18きっぷなのに特急車両のグリーン車の座席を利用することができるのです。
せっかくの機会なので、車掌さんにお願いして利用してみました。
無事に青春18きっぷ最難関区間を攻略することが出来ました。
ゴールの鹿児島県鹿児島市へ向けて、南下を続けました。
が、青春18きっぷを使った移動は西都城駅(宮崎県都城市)で終わりでした。
本当は全区間青春18きっぷでの利用で終えたかったのですが、諸事情でそれが叶わなかったことだけが残念でした。
最終手段である特急列車を、最後の最後で利用しました。
1日目に利用した特急みどりは特例区間だったので青春18きっぷでも乗車できましたが、特急きりしまはそういうわけにはいきません。
決して、ワンマン運転の特急だからバレずに青春18きっぷで乗車できるだろうと考えてはいけません。
車窓から見えた錦江湾と桜島が、この旅の終わりを告げているようでした。
悪天候が続いていましたが、最終日は晴れでした。
出来れば観光がメインだった前半で晴れてほしかったですけどね。
いろいろあったものの、無事に5日間の旅を終えることが出来ました。
5日目の詳細は、こちらに記載しています。
ちなみに、特急きりしまを最後に使わなかったら、到着は夜になっていましたw
この日の昼までには帰らないといけないことは出発前からの決定事項だったので、特急列車利用はやむを得ないことでした。
最後に
以上、2019年3月に僕が友人とともにした青春18きっぷ旅でした。
旅を終えてから、こうして
3人 × 5日間 = 15スタンプ
が溜まった青春18きっぷ3枚を見ると、なんか感動してしまいます。
すべて計画通りにはいかなかったものの、友人とともに楽しい時間を過ごすことが出来ました。
この旅行記を書く上で協力してくれた2人の友人には、感謝しかないです。
(5日目の夕食は、僕のおごりでしたw)
この記事含め、この旅に関する数々の記事が皆さんの旅の参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。