このブログを始めたとき、僕は大学1年でした。
そんな僕も今年2022年(令和4年)3月に大学を卒業するので、長かった学生生活もついに終わりを迎えようとしています。
と言いたいところですが、昨年大学院の入学試験に合格しており、4月からは大学院生となります。
なので、あと数年は学生です。
学生としての生活が続くことになるので、学生専用のクレジットカードの利用資格が続くことになります。
ただ、利用資格延長のための継続手続きが必要となります。
今回は、学生専用のJALカードである「JALカードnavi」における大学院進学に伴う手続きをまとめています。
大学院進学に伴う手続きとして書いていますが、大学院以外の学校への進学および留年含む卒業時期変更者向けの記事となっています。
目次
概要
「JALカードnavi」は、学生専用のJALカード(クレジットカード)です。
申し込み資格について、JALホームページには以下のように書かれています。
高校生を除く18歳以上30歳未満の学生(大学院、大学、短大、専門学校、高専4・5年生)の方で、日本に生活基盤があり、日本国内でのお支払いが可能な方。
※一部JALカード navi発行の対象とならない学校もあります。
※現在高校生の方は、高校をご卒業後、4月1日以降にお申し込みください。
※海外の大学に在籍されている方は、事前にご相談ください。
※JALカード naviは本会員のみとなります。家族会員はありません。
※JALカード naviとしてのお申し込みは卒業予定年月の3カ月前をもって締切となります(例:3月卒業予定の方は前年の12月末日をもって締切)。
高校生が含まれていないのは、単に高校生がクレジットカードを作れない(高専の3年生以下が作れないのも同様の理由)からです。
また、対象とならない学校は予備校や語学学校などのことです。
詳細は、JALホームページをご参照ください。
また、公式の紹介動画もあります。
上で説明したように、大学生(以下、学部生)・大学院生(以下、院生)ともにJALカードnaviの利用資格があります。
では、なぜ大学院進学の際は継続手続きが必要なのでしょうか。
それは、JALカードnavi申し込み時に卒業予定年月を入力するからです。
学部生のときにJALカードnaviを作ると、卒業予定年月は学部卒業予定年月で入力する必要があります。
院生にも利用資格があるため大学院に進学後も学生カード会員であり続けることができますが、JALカード側にそれを伝える必要があるのです。
留年や休学などの理由で在籍している学校の卒業予定年月が変わった場合も同じです。
これは、JALカードnaviに限らず学生専用クレジットカードはそうだと思います(手続き方法はカード会社によって異なりますが)。
僕がJALカードnaviを作ったのは学部2年のとき(初めてスカイメイトを使った年)ですが、申し込みの際は当然その段階での学部卒業予定年月である2022年3月を入力していました。
この手続きを怠ると自動的に普通カードに切り替わってしまうので、注意が必要です。
なぜなら、JALカードnaviのクレジットカードとしての有効期限が申し込み時の卒業予定年月になっており、通常の更新手続きとして扱われてしまうからです。
継続手続きを行ってみた
ここからは、僕が行ったJALカードnaviの継続手続きをまとめています。
今回は大学院進学の場合ですが、理由問わず継続手続きの流れは基本的に同じです。
以下の1と2は、どちらが先でも構いません。
ただし、後述の書類に記載されている締切日までに完了させる必要があります。
1. WEB上(My JALCARD)での手続き
まず、JALカードのWEBサイトである「My JALCARD」に行きます。
(複数枚のJALカードを持っている人は右上から対象のJALカードnaviを選択後)メッセージボックスを確認すると、卒業間近の人向けのメッセージが届いているはずです。
今回の場合、2021年(令和3年)12月1日付けで「2022年3月にご卒業予定の皆さまへ」というメッセージが届いていました。
このメッセージを開くと、卒業予定者向けの案内を見ることができます。
今回は「B.学生を継続されるお客さまへ」に該当するので、メッセージ下部の「JALカードnavi継続のお手続きはこちら」のところのリンクをクリックします。
すると、「JALカードnavi継続のお手続き」というページに飛びます。
ここに書かれていることはどれも重要なので、しっかり読みましょう。
途中「証明書のご提出について」という項目がありますが、これについては後述します。
MyJALCARD認証コードを入力して、「次の画面へ進む」をクリックします。
次のページでは、学校名・学校の種類・卒業予定年月を入力します。
大学院大学でなければ、「〇〇大学大学院」で大丈夫だと思います。
入力が終わったら、「申し込み内容を確認する」をクリックします。
最終確認の画面となります。
最後に「送信する」をクリックすれば、手続きは完了します。
もし住所に変更がある場合は、申し込み完了ページ内の「登録情報の確認・変更」というリンクをクリックして変更手続きを行います。
さて、申し込み完了のタイミングで新たなメッセージが届きました。
開くと、JALカードnaviの卒業予定年月延長を受け付けた旨が記載されていました。
以上、WEB上の手続きでした。
2. 書類上の手続き
2021年12月20日、家にJALカードからの書類が届いていました(簡易書留ではないです)。
先ほどのWEB上の手続きの説明では割愛しましたが、証明となるものをJALカード側に提出する必要があります。
まずは、「卒業予定月を迎えるJALカードnavi会員の皆さまへ」という紙です。
この紙の「学生を継続される方」(中面B)に書かれていることに従います。
「B 2022年4月以降も学生を継続される方」という項目には、必要な手続きとして以下の2つが記載されています。
JALカードnavi継続のため2つのお手続きが必要です。
- 「My JALCARD」にて必要事項のご入力
- 以下証明書のコピーのご返送
1番は、前項のWEB上の手続きのことです。
さて2番ですが、以下の該当する証明書を提出する必要があります。
- 在籍する学校に変更がない場合:現在有効な学生証(両面)のコピー
- 別の学校に進学する場合:進学先の入学許可証・合格証明書いずれかのコピー
同じ大学の大学院への進学の場合は、現在の学部生としての学生証の提出となります。
また、証明書のコピーの余白にお得意様番号(7桁もしくは9桁)の記入がお願いされています。
これを書き忘れたらどうなるかは分かりませんが、おそらく手続き上のミスを減らすためのものだと思いますので、忘れずに書くようにしましょう。
お得意様番号を記入した証明書のコピーは、同封されている返信用封筒を使って返送します。
裏の欄に住所と氏名を記載して、必要書類を入れた後にシールを剥がして封じ、ポストに投函すれば終わりです(切手不要)。
新しいカードの到着
年が明けて、2022年(令和4年)3月5日、カードが届きました。
限度額等含め基本的にこれまでと大差ないので、特筆することはないですね。
ただ、変わった点もあるので、次章ではそれについて触れていこうと思います。
これまでのJALカードと新しく届いたJALカードを見ていきましょう。
まずは、表面です。
更新しただけなので、カード番号や提携ブランド(JCB)などは同じです。
表面で唯一変わったのは、有効期限でしょうか。
これまでのカードは今年3月に大学を卒業する前提の有効期限ですが、それが新しいカードでは延長されています。
次に、裏面です。
異なる点は、署名欄のセキュリティーコードです。
なので、ネット通販などで新しいJALカードnaviを使う際は注意が必要です。
上の写真は署名前に撮っていますが、新しいクレジットカードが届いた際の署名は忘れずに。
新しいカード到着後について
新しいカードは、到着後すぐに使うことができます。
それまで使用していたカードのカードは不要となりますが、不要となったカードは自身でハサミ等で切り込みを入れて破棄します。
不正利用防止のため、出来るだけ細かく切りましょう。
また、新しいカードにでは「有効期限」と「セキュリティーコード」が変わるので、JALの予約ページや通販サイトなど当該JALカードnaviを登録していたサイト上での情報の更新が必要です。
JMB WAONカードのオートチャージのクレジットカードとして登録している方は、一度クレジットカード情報を削除の上、再登録します。
余談
これから修士1年(M1)・修士2年(M2)としての生活がスタートしますが、インターンシップや就活で活用できたらいいなと考えています。
やっぱり3000マイルで国内線特典航空券と交換できるのは、学生カード会員の特権ですからね。
今までJALマイルは貯まる一方で一切使用していなかった(学生カード会員の間はマイルの有効期限がなく、気にする必要がなかった)ので、積極的に活用していこうと思います。
さて、JALに関して、大学3年生だった2020年(令和2年)にJALグローバルクラブ(JGC)会員になりました。
そして、今年(2022年)4月の大学院進学と同じタイミングで「JGCクリスタル」会員となります。
JGCカードとJALカードnaviの2枚持ちが続くことになりますが、それぞれの優位な方が適用されるのが良いですね。
3000マイルで国内線の特典航空券と交換しつつ、サクララウンジや優先搭乗なども利用できますからね。
ただ、JGC会員およびJALカード会員として、年に1回はお金払って搭乗しておきたいという思いはあります。
年に1回でもお金払って乗ればほぼ1往復分取り戻せると考えることが出来なくもないので、ちょっと複雑ですねw
あと、限度額は10万円のままです。
しかも、JALカードnaviはJMB WAONカードのオートチャージに使用しているので、意外と航空券代を払うための可能額が残っていないことも・・・w
大学院修了まではマイルを使うことがメインになると思うので、多分大丈夫だと思いますが。
最後に
今回は、学生専用のJALカード「JALカードnavi」の進学等に伴う継続手続きについてでした。
この記事を読んだ方が、これからも素敵な学生生活を送ることが出来るのを願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。