ブログ収益化の登竜門である「グーグルアドセンス(Google AdSense)」。
多くの方がグーグルアドセンス合格に向けて日々審査を出しているのではないでしょうか。
2019年(令和元年)8月18日の昼、僕のもとにとあるメールが届きました。
このブログもグーグルアドセンスに合格しました!
長かった、本当に長かった・・・涙
過去に来たメールを確認したところ、実に40回も審査に落ちていましたw
41回目の審査で念願の合格メールを受け取ることが出来たのです。
その間なんと4ヶ月半w
審査に合格した今では笑い話に出来ますが、審査落ちが続いていた時期は結構辛かったですね。
これだけの回数グーグルアドセンスの審査に落ちた人の中には、挫折して諦めてしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
僕も審査20回目、初めて審査に出してから2ヶ月ほど経過したころにはほぼあきらめモード。
審査落ちのメールが当たり前になりすぎて、落ちてもなんとも思わなくなっていたものです。
最終的にその倍の審査でようやく合格することが出来たのですがw
前置きが長くなってしまいましたが、今回は僕がグーグルアドセンスの審査期間中にしてきたことについてまとめてみました。
審査に合格してから私用で忙しくてこの記事を公開するまでに2ヶ月もかかってしまいましたが、審査落ちに悩んでいる方のお役に立てれば幸いです。
合格かどうかの判断はGoogleさんがするものであり、以下に書いたことと同じことをして合格する保証はございません。
参考程度にお読みください。
目次
審査合格までの大まかな流れと合格時の状況
審査を始めてから合格するまで
まず、このブログにおける4ヶ月半のグーグルアドセンスの審査の経過についてです。
ただ、あまりにも審査に落ちすぎたので41の審査すべてのことを書くのは、読む側も書く側も疲れてしまいます。
そこで、審査期間を「初期」「中盤」「終盤」の大きく分けて3つの時期に分けて書いています。
今では後悔しているのですが、どの時期にどのような状況だったかを記録していないので情報はあまり正確ではありません。特に、記事数は大まかな数となっています。参考程度に見てください。
2019/3/29 | 最初の審査を出す。 (記事数は約40記事で、はてなブログProを使用) | |
初期(4月〜5月上旬) | 4月19日に最初の審査落ち。以後、その日のうちに再審査を出し、1日〜5日後に不合格メールの繰り返し。審査落ちの理由は「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)」がほとんどだが、何回かは2つ目の理由として「サイトの停止または利用不可」も書かれていた。 | この時期は、記事を増やことに専念(ただし、更新頻度は遅め)。また、この時期にプライバシーポリシーやお問い合わせページの作成をする |
中盤(5月中旬〜7月下旬) | 記事を増やすのではなく、厳選したものだけを残すように方針を変える。審査に落ちるたびに、自分の中で価値の低いと思うものを下書きに戻していく。記事の統合や修正、カスタムURLへの変更などをするようになる(1記事あたりの文字数は自然と増えた)。最終的に4記事から7記事の間で審査を出すようになる。 | この頃以降の審査落ちの理由は、「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)」のみとなった。 |
終盤(7月末〜8月中旬) | はてなブログに限界を感じて、WordPressへの移行を決意(ドメインはそのままで、テーマは「JIN」)。しばらく記事の修正よりもブログ自体のカスタマイズに時間を費やす。 | 記事の書き方をWordPressのテーマに合わせて変更。プライバシーポリシーなども移行に伴い、テーマに用意されたものに変える。 |
2019/8/18 | グーグルアドセンスに合格!(記事数:6記事) |
以上が、大まかな審査合格までの流れです。
合格時の状況
次に、当ブログの合格時の状況です。
まず、WordPressでブログを書いており、テーマは「JIN」を使用しています。ドメインは「お名前.com」で取得しました。
また、レンタルサーバーは「エックスサーバー」を使用しています。
そして、合格時の記事は以下のとおりです。
記事のタイトルは合格当時のものです。
また、上の6つの記事に加えて「プロフィール」「プライバシーポリシー」「免責事項」「お問い合わせ」も公開していました。
「プライバシーポリシー」と「免責事項」は、JINのものを使用しました。
グーグルアドセンスの審査事情
多くの人を苦しめるグーグルアドセンスの審査
一旦グーグルアドセンスについて整理してみましょう。
Googleの公式サイトでは、グーグルアドセンスについて次のように説明されています。
Google AdSense は、オンライン コンテンツから収益を得ることができるサイト運営者様向けのサービスです。コンテンツや訪問者に基づいて、関連する広告がサイトに表示されます。
サイト運営者側目線で見たグーグルアドセンスの最大の利点は、費用が一切かからないことです。
まあ、かかるとしたら電気代とかかなw言い出したらキリがないですけど。
お金がかからないのに、収益を得ることができるかもしれないグーグルアドセンス。
これはだけ聞けば、みんな手を出したくなりますよね。
ですが、グーグルアドセンスを始まるにあたり多くの人を悩ます大きな壁があります。
それは、厳しい審査があることです。
以前に比べて、現在では審査が厳しくなっているようです。
そして、この審査を更に大変にしているのが審査落ちした時にどこがダメだったかを具体的に教えてくれないことです。
かなり大雑把にしか教えてくれないので、修正箇所に困ってしまうものです。
悩みのタネ・コンテンツの複製
厳しいグーグルアドセンスの審査ですが、その審査落ちの理由も様々です。
サイトが審査不能とされたり、ポリシー違反だったり・・・。
その中で「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)」に苦しめられている人、多いのではないのでしょうか。
というか、グーグルアドセンスになかなか合格出来ない人の多くは「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)」から抜け出せずにいるのではないでしょうか。
僕もその1人でした。
正直いうと、上の画像見飽きたんですよねw
審査落ちのメールが届き、詳細を見ると上の画像ばかり。
それくらい、僕は「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)」でばかり審査に落ちていました。
あまりにもこの理由で落ちすぎて、途中で感覚が麻痺してきたのか何も思わなくてなってしまっていましたw
特に、「複製」という文字に苦しめられているのではないでしょうか。
別に誰かの記事の内容をパクったわけでもないのに、Googleさんから複製したものとみなされることが多くて厄介ですよね。
1記事でもコンテンツの複製!?
事の経緯
1回試しに1記事だけ(プライバシーポリシーなどの固定ページは除く)で審査に出したときがありました。
その記事は以下のものです。
狙いは、「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)」からの脱出でした。
「価値の低い広告枠(コンテンツの量が不十分なサイト)」とかで落とされればいいなと思っていました。
当時は、とにかくコンテンツの複製から脱出したいという思いが強かったですね。
もし「価値の低い広告枠(コンテンツの量が不十分なサイト)」で落とされれば、あとは1記事ずつ増やせばいずれ合格すると思っていました。
この考え方が甘いんですけどねw
しかし、このときも「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)」で落とされました。
40回の審査落ちの中で一番つらかったですね。
「『複製』とは?」と思いましたね。
僕は今もそうですが誰かの記事をパクッたことはなく、自分が体験していることを自分の言葉で書いています。
しかも、先ほども書いたようにGoogleさんは審査落ちしてもどこがダメだったかを詳しく教えてくれないので困ったものでした。
AdSenseヘルプのコミュニティで教えていただいた真相
詳しいことは後述しますが、AdSenseヘルプのコミュニティでこのことについて質問してみました。
すると、以下のような回答をいただきました。
「複製されたコンテンツ」は他にも似た様な記事があるので珍しく無く、人目を引かないということです。
上の文章を簡単に言えば、オリジナル性の低いもしくは無いものとみなされたものが「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)」で審査落ちするということになります。
要するに、グーグルアドセンスでいう「複製」とはいわゆるコピー・アンド・ペースト(コピペ)した記事になっていることではなく、他の記事ときちんと差別化出来ていない文章となっていることです。
今回で言えば、寝台特急サンライズやノビノビ座席といういろんな人が記事にしている内容であり、僕の記事がそれらと大差がないことが問題ということです。
僕が誰かの寝台特急サンライズの記事をコピペしたかどうかは関係ないということです。
コンテンツの複製に対する対処
これを受けて、より詳しく主観を書くことにしました。
それまでも主観を書いてはいたのですが、少なかったです。
寝台特急サンライズの記事で言えば、「ここには何がある」「これはこのようになっている」という事実ばかりでは他の記事と差別化が出来ないため、ノビノビ座席の硬さについての持論や寝台特急内のシャワーを実際にして感じたり考えたりしたことなどをより深く書きました。
また、自分の記事と同じような内容の他の記事を見て、そこには書かれていないようなことを書くようにしました。
記事のオリジナリティを上げるうえで、他の記事を知ることも重要でしょう。
自分で言うのもアレですが、かなり記事の質が上がったと思います。
もし、1記事で審査に出したときの記事の書き方が今と同じであれば、複製されたコンテンツとはならず別の理由で落とされていたのかもしれませんね。
僕が合格のためにやったことと個人的見解
ここからは、僕がグーグルアドセンス合格のためにやってきたことです。
Googleさんはどこかダメなのかを教えてくれないため、僕がやったことを真似すれば合格できるとは限りません。
しかし、このブログがグーグルアドセンスに合格したということは、やってきたことの中に有益な情報があるはずです。
Googleサイト運営者向けポリシーを熟読
Googleさんは、しっかりと我々に厳守してもらいたいことを示しています。
それをしっかり理解することは、審査を出す上でとても重要です。
高校受験の面接に向けて、その高校の理想の学生像などを理解するようなものでしょうか・・・・・あまりいい例えではないですねw
Googleのホームページには様々なことが書かれていますが、その中でも特にGoogleサイト運営者向けポリシーは何でも読むようにしていました。
まず、最低限ここに書かれていることはしないようにしました。
もっとも、このブログにGoogleサイト運営者向けポリシーに書かれているポリシーに違反する内容は一切書かれていませんが。
審査前に独自ドメインの取得
まず独自ドメインを取得しないと、スタートラインに立つことが出来ません。
独自ドメインと言われてもチンプンカンプンの方もいると思うが、このブログで言えばURLの「twinklerider.com」にあたる部分が独自のものでなければなりません。
無料版のはてなブログのURLは「〇〇.hatenablog.com」などの形になっているかと思いますが、これでは審査に出すことは出来ません。
必ず、独自ドメインを取得する必要があるのです。
加えて、はてなブログでは有料版のはてなブログProでなければ独自ドメインを使用してブログを書くことが出来ません。
ドメインは、はてなブログ時代に取得したものをWordPressへ移行後も使用しています。
書き方を工夫
元は日記系ブログだけど合格
現在はWordPressで書いているこのブログですが、元々ははてなブログで書いていました。
そもそもブログを書き始めた頃はグーグルアドセンスやアフィリエイトというものを知らず、いわゆる日記系ブログのように書いていただけでした。
この記事を書いている時点で公開していた記事のほとんどは、グーグルアドセンスの審査に出す前の時期のネタです。
今では記事の書き方をだいぶ変えて余計な部分は削除したのですが、その名残が今でも残っています。
根本的な内容は変わっていません。
というか、記事が記事なのでそもそも変えれないのですよね。
一般的に日記系ブログはグーグルアドセンスの審査に通りにくいと言われていますが、このブログはただの日記系ブログだったころの記事を修正したものでグーグルアドセンスの審査に合格しています。
書き方って大事
ここから分かるのは、書き方が大切だということです。
内容がプログラムポリシーに違反したものとなっているなら話は別ですが、そうではないのであれば書き方を改めるだけでぐっと合格に近づくはずです。
僕は、他の人が知りたいことは考えてみることが大切だと思っています。
例えば、寝台特急サンライズの記事でいえば、多くの人がノビノビ座席の硬さを気にしているのでそのことについて重点をおいて書きました。
というかは、そういう風に書き換えたといった方が正しいですね。
元々は自分の感想をただ羅列していただけなのでw
ともかく、それが分かれば必然とそのような書き方ができると思います。
自分自身めちゃくちゃ文章構成力が高いわけではないのですが、読み手の気持ちに配慮して書いているつもりです。
実際にそれが伝わっているかは僕自身には分かりませんが、心がけはこれからも続けていこうと思います。
カテゴリーを絞る
合格したときのカテゴリー数は2つでしたが、初期のころはもう少しありました。
ですが、下書きや削除を繰り返していくうちに記事数が減って、1つの記事しかないカテゴリーだらけになってしまいました。
カテゴリー数が1つの時期やそもそもカテゴリーを設定しない時期もありましたが、最終的に合格したときには「鉄道」という親カテゴリーに「青春18きっぷ」「その他の鉄道」の2つの子カテゴリーを設定して、子カテゴリーの中に3記事ずつを入れるという形で合格しました。
1つのカテゴリー内に記事が1つだけだと不十分なコンテンツとみなされるかもしれません。
親カテゴリー・子カテゴリー(・孫カテゴリー)という設定は必要ないと思いますが、1つのカテゴリーには少なくとも2つ以上の記事を入れるべきでしょう。
偉そうなことを書いていますが、今ではそれを無視している状態ですねw
上に書いたことは記事を絞っていた時期だから出来ていたことであって、今だと限界があります・・・。
ちなみに、このブログではカテゴリーはnoindexに設定しています。
これが合格に関係あることかどうかは実際にはわかりませんが、参考までに。
プロフィール、プライバシーポリシー、お問い合せフォームの設置
これは、初期から設置していました。
はてなブログ時代は、プロフィールをaboutページに、プライバシーポリシーを固定ページに、お問い合わせを固定ページにGoogleフォームを使用して作成していました。
また、WordPressへ移行後はプロフィールを固定ページに、プライバシーポリシーとお問い合わせフォームをJINのものを使用して作成しました。
プライバシーポリシーは、グーグルアドセンスを審査に出す上で必須です。
プライバシーポリシーなしに合格した方もいるようですが、本来はアウトです。
作成自体はそこまで大変ではないので、まだ作っていないという方はすぐに作りましょう。
プライバシーポリシーに限らず、プロフィールやお問い合わせフォームも今後サイトを運営していく上で必要となってくるはずです。
早めに作っておきましょう。
AdSenseヘルプのコミュニティで質問(+知り得た情報)
困ったときは他の人に助けを求めるのもアリ
一度だけAdSenseヘルプのコミュニティで質問しました。
調べても解決しなかったときは、コミュニティで質問してみては如何でしょうか。
僕の場合、前述のとおり1回だけ試しに1記事だけで審査に出して「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)」に落ちるということがありました。
複製されたコンテンツを抜け出せなかったのは結構ショックでしたが、それ以上に原因が見つからないことに困っていました。
そこで、思い切ってAdSenseヘルプのコミュニティで質問してみることにしました。
匿名のユーザーが回答する形になるので罵倒されてそのことで落ち込んでしまう可能性もあったのですが、このときに既に30回目以上落ちていたのでそんなことはどうでもいいと思っていました。
せっかくの機会なので、1記事だけで複製されたコンテンツとみなされた理由だけでなくアドセンス審査で気になっていたことを色々と質問してみました。
実際に質問した内容は、以下の通りです。
文章は最初に送ったときの文なので、ご注意ください。
かれこれ数ヶ月アドセンスの審査に落ちています。最初のうちは理由が様々でしたが、今では「価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)」ばかりです。自分で実際にしたことしか記事にしていないので、誰かのをコピペしたことは一切はありません。初め30記事以上あったのをかなり減らしましたが、それでも「複製されたコンテンツ」と・・・。
1回試しに一番文字数が多く、アクセス数も多い記事だけで審査してみたのですが、それでも「複製されたコンテンツ」で落とされました。このとき、カテゴリーも消していました。
質問は次の3つです。
自分の体験をもとに書いて、自分の撮った画像を使い、しかも1記事しかないのに「複製されたコンテンツ」で落とされるのには理由があるのでしょうか。また、こうすればいいというアドバイスはあるのでしょうか。
よく「プライバシーポリシーをPDF化するといい」というのを目にするのですが、関係あるのでしょうか。
そもそもアドセンスの審査は、グーグルの方などが実際に読んで審査が行われているのでしょうか。また、どこまで見られているのでしょうか(記事だけなのか、カテゴリーやaboutぺーじなども関係するのか)。
サイトのURLは以下の通りです(試しに1記事で審査して落とされたときのままにしています)。
https://www.twinklerider.com/
皆様のご意見、お待ちしております。
感情のままに書いたような文章ですねw
相手にありのまま伝えることができたとでもしておきましょうか。
すると、数時間後にゴールドプロダクトエキスパートの「han_」さんから返信をいただきました。
ゴールドプロダクトエキスパートについては、以下のように説明されています。
豊富な知識を持ち活発に活動する、信頼のおけるメンバー
彼らはGoogleの社員ではなく、情熱を持った一般ユーザーのようです。
その回答に対して更に質問した際も丁寧に教えていただきました。
本当に感謝しています。
han_からの回答を一部整理してみました。
なお、1記事でもコンテンツの複製とみなされたことに対する回答は、前述の通りなので省略します。
画像に「alt属性(代替テキスト)」を設定すべき
「alt属性(代替テキスト)って何?」「そんなの初めて聞いた」という方も多いのではないでしょうか。
「alt属性(代替テキスト)」というのは、画像の代わりとなるテキスト情報のことです。僕はhan_さんにalt属性入れる意味について教えていただきました。
画像については、良い写真悪い写真の判断は人にしか出来ない価値観なので写真が多いとコンテンツが少ないと思われます。写真や画像には、altタグで詳しい説明を入れ、文書は多くした方がよいです。
このブログは1記事あたりの画像の枚数が多いので、alt属性をブログ内の全ての画像に入れるのはかなり大変でした。
はてなブログからWordPressへの移行
限界を感じたはてなブログ
審査に落ちては修正してまた審査に出すという日々が続いていたのですが、だんだん自分の中で修正箇所が思いつかなくなってしまいました。
いろんな方の記事を見ていくうちに、ある意見を多く目にするようになりました。
それは、「はてなブログはWordPressと比較してグーグルアドセンスの合格しにくい」です。
はてなブログでグーグルアドセンスの審査に出すと、サイトの停止などで落とされることも少なくないのです。
コンテンツの複製に悩まされていた僕ですが、これにも困っていました。
また、ちょうどカスタマイズなどで不満を感じていましたし、そもそもこの当時はてな利用規約で営利目的でのサービス利用を禁じており、収益がメインとして生じたものではないとみなせるもの範囲のみ認めていました。
仮にAdSenseに合格したとしても、現状のままでは限界なのではと考えたのです。
はてなブログのいう営利目的はアフィリエイトのことであり、グーグルアドセンスは含まれないものと思われます。
現に、はてなブログの公式サイトにグーグルアドセンスに関する記載があります。
ここで言いたいことは、合格後のことを見据えたとき限界を感じたということです。
2019年(令和元年)10月1日から、はてなブログにおいて個人営利利用が許諾されました。
ただ、留意点がいくつかあるようなので、はてなブログで記事を書いている方は各自でご確認ください。
はてなブログからWordPressへお引っ越し
そこで、思い切ってWordPressに移行することを決断しました。
このときドメインはそのままにしました。移行については、後日書こうと思います。
このとき、テーマは「JIN」にしました。
デザインが魅力的なことはもちろんのこと、初めてWordPressに使う人にとって難しいと感じるサイトの構成をショートカットできることが大きいと思います。
値段は結構高いですが、今後のための投資と思えば安います。
他にも様々なテーマがあるので、あとは好みの問題になるかと思います。
決め手となったWordPressへの移行
はてなブログからWordPressに移行して間もない頃はこれまでと同じ理由で審査落ちしていました。
おそらく、移行がうまくいっていなかったことが原因と思われます。
しかし、2019年(令和元年)8月18日、アドセンス合格のメールが届きました。
ちょうど移行がきれいに完了した頃でした。
前日まで私用がいろいろ入っていて、この日がちょうどゆっくり出来た日だったのですが、ふとメールを見た時にいつもと文章の違うグーグルアドセンスのメールだとわかったときはかなり興奮しました。
このサイトの場合、はてなブログからWordPressへの移行が決め手になったと考えています。
なぜなら、WordPressへの移行後、記事の文章はほとんど変えていないからです。
変わったことは、デザインやプライバシーポリシーなどの固定ページがJINのものになったこと、そしてカテゴリー分けを修正したことくらいです。
このことを考えると、このサイトの合格の決め手はWordPressへの移行といっても過言ではないと思っています。
だからといって、それまでやってきたことが無駄だとは思っていません。
それまでやってきたことの積み重ねがあってこその結果だと思っています。
移行するならもう少し早めにすれば良かったかもしれませんが、初めの頃はブログに慣れていなかったので特に気にしてないです。
よく聞くコンテンツ複製対策とそれに対する見解
ここからは、いろんな記事で言及されるよくある質問に対する個人的な意見を述べようと思います。
上で書いたことと重複する部分は割愛させていただきます。
1記事あたり〇〇字以上必要?
よく「1記事あたり〇〇字以上必要だ」みたいなのを見かけますよね。
このことに関して僕は、1記事あたりの字数が多いに越したことはないが別に意識する必要もないと思っています。
既に書いていることと被る部分でもあるのですが、必然と字数は増えるはずです。
事実、この記事もまさか10000字を超えるとは思ってもいませんでした。
ですから、「〇〇字以上書こう」と考えるよりも「こういう書き方をしたほうが多くの人に読んでもらえるだろう」という意識のほうが大切だと思います。
先ほども書いたことですが、多くの人が書いている内容であっても他の人が書いていない目線に立ってみるとまた違ってくるはずです。
記事は20記事から30記事必要?
記事数は関係ないと思います。
このブログ自体、6記事でアドセンスに合格していますから。
僕自身も「記事は20記事から30記事必要である」という記事を多く拝見していて、初めは記事数を増やすことばかりを意識していました。
昔はそれが重要だったのかもしれませんが、今は違うのだと思われます。
大事なのは、記事の数よりも記事の質だと思います。
広くて浅いブログよりも、狭くて深いブログのほうがいいのではないでしょうか。
広くて深いとより良いのですが。
ただ自分の場合、30記事近く下書きに戻してそれを放置していたため、今ではその修正にだいぶ時間がかかっていますw
合格後のことを考えると、普通に記事を増やしていたほうが良いかもしれませんね。
画像は使わないほうが良い?
それは、絶対違います。
なぜなら、僕のブログの記事を見てください。
画像をたくさん使っています。
旅行の記事において、写真は外すことが出来ません。
なので、画像の数は初期からほぼいじっていません(修正する上でいらないと思った部分を写真を含めて削除したことはあります)。
このブログで使っている画像は、自分で撮った画像や作った画像ばかりです。
前述のとおり、画像にalt属性を入れれば気にする必要はないと思います。
既に大量の画像を挿入している方は大変かと思いますが、1つ1つ入れていきましょう。
ただし、著作権には気をつけてください。
プライバシーポリシーは画像化やPDF化したほうがいい?
プライバシーポリシーの画像化やPDF化に関して、僕はする必要ないと思いました。
これに関しては、僕も審査期間中に悩んだことのひとつなので気持ちはすごく分かります。
ただ、結果的に僕はそうせず「JIN」のプライバシーポリシーを名前などを自分のものにしただけの状態で合格したので、PDFにする必要はないと思います。
ちなみに、先ほども登場したhan_さんはプライバシーポリシーのPDF化について以下のように考えているようです。
プライバシーポリシーはサイト訪問者が直ぐに読める方がよいのでPDFにしない方がよいと思います。
複数のGoogleアカウントを使いまわして審査すべき
複数のアカウントを使い回すと、審査結果の通知が早くなりやすいと聞きますね。
効果があるかどうかは実際やっていないので分かりませんが、やってもやらなくてもいいと思います。
確かに審査落ちが続くと、審査結果が届くのに時間がかかりやすくなっていました。
しかし僕の場合、30回目くらいのときに即日結果が届いてますし、1回目は上の審査経過の表を見てわかるように3週間後に結果が届いています。
41回の審査の中で一番結果が届くのが遅かったです。
また、審査に落ち過ぎたらそのアカウントで合格することはないといったことはないです。
実際、このブログは41回同じアカウントで審査を出し続けて合格しています。
どちらかというと、複数のアカウントを使い回すほうが手間がかかる気がします。
特に、アカウントを変えるたびに開設をキャンセルする必要があります。
僕はこの作業の不手際で合格から遠のくのが怖かったので、ずっと同じアカウントで審査を出し続けました。
そもそも同じジャンルのアカウントを複数も作りたくなかったというのもありますが。
複数のGoogleアカウントを使いまわして審査する場合は、自己責任でお願いします。
ちなみに、han_さんはこのように述べています。
参考程度にどうぞ。
ドメインを変更したら合格したという話を見聞きしてドメインを変更して審査申請をしたという話がありますが、合格した方は審査用コンピューターに「コンテンツを変えた、SNSやリンク集からの流入を絶った」と明示した効果があったのでしょう。コンテンツを完全に替えるならドメイン変更は効果があるかもしれませんが、同じコンテンツなら何回かは今のドメインで勝負した方がよいです。
落ち癖というか、コンテンツの質を上げない、コンテンツの量を増やさないで短期間に再申請を繰り返すとそっけない不合格通知が直ぐに来るようになるのでご注意ください。
再審査は2週間あけるべき?
その必要はないと感じています。
というか、なぜこんな話が出たのでしょうかね。
僕は、修正が終わり次第審査に出していました。
合格したときの審査は審査落ちの翌日に出しているので、再審査までの期間を気にする必要はないと思います。
ただ、「審査に落ちたらちょっと直してすぐ再審査に出す」とするのではなく、改善点をしっかり探して大丈夫と思える状態になってから再審査に出したほうが効率的だと思います。
まとめ
以上のことから、僕が考えるグーグルアドセンス合格のために特にすべきことをまとめると次のようになります。
- 他サイトと差別化出来る独自性の高い記事を書く
- 字数や記事数よりも記事の内容を意識する
- プライバシーポリシーを作成する。プロフィールやお問い合わせフォームがあれば、なお良し
- 画像にalt属性を入れて、著作権に注意する
- はてなブログよりもWordPressの方が合格しやすい(かも)
これを実践したからといって合格するとは限りません。
なぜなら、合否の判断はGoogleさんがするものであり、そのGoogleさんが詳細を教えてくれない以上は憶測で語らざるを得ません。
最後に
僕が最初にグーグルアドセンスの審査を出したのが、2019年(平成31年)3月29日。
そして、合格したのが同年(令和元年)8月18日。
約4ヶ月半もかかったのです。
その間に平成から令和に改元して、大学の前期をまたぎ、合格したときには大学の夏休みでした。
出し始めた頃はまさか大学の前期が終わるほど時間がかかるとは思ってもみなかったです。
本当に時間がかかったし、なかなか合格できず辛い思いをしてきました。
だからこそ、この記事を通して少しでも多くの人が救われることを願っています。
落ち続けると諦めたくなりますが、いつか報われるときが来るはずです。
僕が41回目にして合格を手にしたように、落ち続けてもチャンスがなくなったわけではありません。
自分にできることから始めて、アドセンス合格を掴んでください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
For sure, twinklerider.com isn’t a perfect place to share my equestrian hobby, but I have to start somewhere, so I thought that “https://www.twinklerider.com/blog/google-adsense” category will be ok.
TRさん はじめまして
境遇が似ており、ヘルプフォーラム経由でこちらを拝見しました。
とても参考になりました。
他の方の審査関係の記事も嫌というほど読みましたが、改めて拝見して2点疑念を感じます(まあ、正解はだれにもわからないのですが)
その1
ヘルプフォーラムでの質問で、han氏は、審査は機械(審査用PC)と類推しています。にもかかわらず、似たようなコンテンツはダメと述べています。いくつかのキーワードで検索したところで、それが似たようなありきたりの記事なのかどうか機械では判定できないと思います。
その2
再審査までの期間を気にする必要はない、という点です。他の合格した多くの方が同様の証言をされています。「不合格の後、修正してすぐ申請したら合格」というような話です。
中には、修正せずに2記事加えて(ダメもとで)出したら合格したという方も居ました。
機械判定を前提とすれば、コピーコンテンツチェックや技術的な問題点(リンク切れやエラーページ)をチェックするのに、元データがグーグルボット(この場合はアドセンスボット)のクロールデータなので、インデックスが更新されて初めて、修正の検証がなされるのではと思いました。
つまり、「すぐ出して合格」は、すでに合格ラインだったものがインデックス更新によりやっと判定された、ということではないかと。
まだ合格していない私の意見に価値はないですが、そう思いました。
コメントしていただきありがとうございます!
以下は個人的な意見なので、正解ではないと思いますが、参考にしていただけたら幸いです。
審査が機械かどうかは僕もわかりませんが、仮に機械だとして似ている記事の判別はできるはずです。
少しそれた話をしますが、大学生が出すレポートのコピペはすぐに分かるそうです。少し言葉を変えてもです。僕が大学の授業で教授から聞いた話ですが、類似している部分を発見するソフトがあるとか。
同様に、仮に機械が判定しているとして、「似たようなありきたりの記事なのかどうか」の判別はできると思います。
再審査期間に関してですが、確かにインデックスの更新は関係しているかもしれませんね。自分は最後の審査落ちのメールのあとも修正して合格メールをもらっているので、修正無しでもインデックスの関係で合格できるかどうかはよくわかりませんが。
まあ、合格ラインに達しているのなら多少修正した程度で合格ラインを下回ることはないと思うので、審査落ちメールをもらうごとに修正したほうがいいように感じます。肝心の合格ラインが人によってぜんぜん違うように感じますけどね笑
まだ合格されていないということですが、根気強く頑張ってくださいね。僕は4ヶ月以上もの間に40回も審査落ちのメールが届いてたので、合格できないときの気持ちは痛いほどはよくわかります。応援しています!