朝に福岡空港から那覇空港に移動しましたが、その日のうちに目的は達成できたので福岡に戻ります。
利用した航空会社は、行きと同じく日本トランスオーシャン航空です。
今回は、沖縄から帰るときに堪能することのできる沖縄らしさを中心にまとめてみました。
目次
日本トランスオーシャン航空とは
日本トランスオーシャン航空(Japan Transocean Air ; JTA)は、沖縄県で誕生したJALグループの航空会社です。
詳しくは、行きの搭乗記事にまとめています。
今回の搭乗便
今回搭乗したのは、那覇発福岡行きのJTA060便です。
搭乗日は、2021年(令和3年)3月25日です。
座席は、左の窓側の普通席です。
搭乗回数はこれが今年2回目になりますが、(2回目と同じ日の搭乗のため)1回目の搭乗記録が反映されていないにも関わらずFLY ONポイントが15000たまっているのは、JALのステイタス会員向けの措置によるものです。
那覇空港→福岡空港
那覇空港
レンタカーを返却して、那覇空港に戻ってきました。
僕はJMBサファイア会員/JALグローバルクラブ(JGC)会員なので、出発空港である那覇空港で一定のサービスを受けることができます。
今回預け荷物がなくタッチ&ゴーを利用しているので、JGCカウンターは使用していません。
預け荷物があれば、JGCカウンターを使用できたことだけ述べておきます。
保安検査場
ファーストクラス利用者やJGCプレミア以上の上級会員などは、専用の保安検査場を利用することができます。
また、羽田空港などの一部の空港では、JMBサファイア会員やJGC会員向けの専用保安検査場があります。
しかしながら、那覇空港にはないので、今回は一般の保安検査場を使う必要がありました。
JGC会員などは那覇空港の保安検査場で全く恩恵を受けることができないのかというと、そういうわけではありませんでした。
保安検査場の入り口の列に並ぶところには「一般レーン」と「優先レーン」があり、JMBクリスタルを除くステイタス会員などは優先レーンが使えることになっています。
「優先」と書かれているように、保安検査場の順番待ちの際に一般レーンの人よりも優先して利用できました。
補足すると、この優先レーンは「JALスマイルサポート」を始めとするお手伝いが必要な方も利用できるため、ステイタス会員だけが利用できるわけではないです。
あと、一般会員が使用してもバレなさそうな気がするのですが・・・。
JMBサファイア会員/JALグローバルクラブ(JGC)会員の僕は優先レーンをありがたく使用させていただきましたが、その時間は人が少なかったのであまり優先された感じはしなかったですね。
国内線サクララウンジと沖縄らしさ
那覇空港では、ファーストクラス利用者やJGCプレミア以上の上級会員などが利用できる専用保安検査場を出た先が、レセプション(ラウンジ受付)となっています。
なので、直接(ダイヤモンド・プレミア)ラウンジに向かうことができます。
一方、JMBサファイア会員などは一般の保安検査場しか使えないので、一旦搭乗待合室に出る必要があります。
保安検査場を出て左手にラウンジの入口があります。
自動ドアの奥の長い通路を歩いていくと、レセプションに到着します。
そこにあるリーダーに保安検査場で使用した搭乗券(今回の場合、JMB WAONカード)をかざし、ラウンジに向かいます。
サクララウンジはレセプション右手にあり、来た道を戻って分岐左に進む(分岐右は先ほど通った搭乗待合室とつながる通路)ことになります(詳細は、JALホームページ掲載のラウンジのマップ参照)。
今回僕の座った場所は、「ダイニングエリア」と呼ばれるドリンクバーなどが近くにあるエリアです。
その中でも、窓に面したカウンター席です。
これまでアルコール類がそんな好きではないという理由で避けてきました(今回の行きのように、空港到着後に車を運転する予定があってそもそも飲めない状況もありました)が、今回初めてラウンジでアルコール類も飲むことにしました。
とりあえず、オリオンビールにしました。
沖縄のビールといえば、オリオンビールですね。
アメリカの統治下であった1957年(昭和32年)に「沖縄ビール株式会社」として現在の名護市で誕生し、新聞による公募で「オリオンビール」というブランド名と現在の社名が名付けられたそうです。
この日は3月下旬でしたが、今年初の飲酒でした。
それくらい、僕はアルコール類を飲むことはないです。
ちなみに、沖縄県の空港ということで「泡盛」も楽しめます。
もっとも、僕は蒸留酒が苦手なので遠慮しました。
味のレビューですが、普段お酒を嗜まない僕にはよくわからないので、ほかの方に委ねようと思います。
ただ、おつまみも用意されていますし、お酒が好きな方にとっては最高の空間なのではないでしょうか。
飲み放題なので、飲み過ぎには注意しましょう。
あと、那覇市の国際通り付近で知り合いに紹介してもらったお店の持ち帰りの天ぷらを購入していたのですが、ラウンジの職員の方に確認したところ、それをラウンジ内でも食べても大丈夫とのことでした。
なので、那覇空港のラウンジで飲めるシークヮーサージュースとともにいただきました。
今回は飲みませんでしたがグァバジュースもあり、日本国内に数あるJALのサクララウンジの中でもより地域性を楽しめるラウンジですね。
今回は大丈夫とのことでしたが、こういうご時世ですので外部から持ち込む飲食物は一応確認しておいたほうが良さそうです。
上の写真にチラッと写っていますが、ほかのサクララウンジ同様コンセント完備です。
また、沖縄ならではの飲み物ばかり紹介しましたが、ほかのサクララウンジにある普通のソフトドリンクやカフェオレ・コーヒー系の飲み物も用意されています。
本当はラウンジ内をもっと撮りたかったのですが、このとき大混雑・ほぼ満席の状態だったので、全然撮れませんでした。
時間が平日の夕方ということで、ラウンジ内はサラリーマンで溢れかえっていました。
那覇空港は日本国内の主要空港の1つですが、それにしてはサクララウンジが狭い気がします・・・。
天ぷらを食べ終わったくらいになると搭乗時刻が迫ってきたので、ラウンジをあとにしました。
優先搭乗
サクララウンジから最も遠い24番搭乗口に到着しました。
18時くらいに搭乗案内が始まりました。
この日は満席だったようですが、優先搭乗したので搭乗直後は後方の座席には誰もいない状態でした。
USB電源付きのボーイング737-800
使用機材は、行きと同じくボーイング737-800でした。
主翼の近くの座席だったので、ボーイング737-800の特徴であるほぼ垂直に立っている大きなウイングレット(winglet)もよく見えました。
今回の利用は普通席でしたが、ありがたいことにUSB電源完備です。
JTAでは、去年2020年(令和2年)から順次導入されているようです。
気になるUSB端子ですが、しっかりとType‐AとType‐Cの2タイプが用意されています。
ただ、3列座席ではあるものの2ヶ所ずつしか設置されていないため、隣席と共用となる点には注意です。
1ヶ所につきType‐AとType‐Cの2タイプあるので実質4つあるので、端子が被らなければ・・・って感じですね。

また、JTAの案内に書かれているようにインターネット予約時にはUSB電源の有無はわかりません。
実際、行きのJTA機にUSB電源はありませんでしたが、その代わりに導入されているのがモバイルバッテリーの無料貸し出しサービスです。
なので、JTA利用時は(沖縄県内の路線を除き)スマホの充電残量は気にする必要ないと思います。
那覇空港を離陸
18時31分ごろ、那覇空港RWY36Rを離陸(北方向へ離陸)しました。

機内から見る日没の瞬間
日帰りでの沖縄(本)島滞在でしたが、ペーパードライバーが名護市まで高速道路を運転したので、その疲れで離陸後に爆睡していました。
ふと目が覚め、窓の外を見ると、ちょうど太陽が沈もうとする瞬間でした。

そのまま機内から日没の瞬間を見届けました。


太陽が完全に見えなくなりましたが、地平線に続く赤い光とその上の藍色の空がとにかく綺麗でした。

ちなみに、日の出の瞬間は見たことがありません。
1月1日に初日の出を見る方もいらっしゃると思いますが、僕はだいたいその時間は寝てますw
可愛い紙コップと沖縄美ら海水族館とJTA
日没を見届けたタイミングくらいで、ドリンクをいただきました。

ドリンクサービスで使用されている紙コップですが、可愛いデザインですよね。

JTAには青色の「ジンベエジェット」とサクラ色の「さくらジンベエ」のオリジナルペイント機があり、それが描かれたコップとなっているのです。
ジンベエジェットとは、「沖縄の海との出会い」を展示テーマとする「沖縄美ら海水族館」とのコラボレーションで実現したJTAのオリジナルペイント機です。
沖縄の魅力をもっと伝えていきたいという想いをこめて、沖縄美ら海水族館にいるジンベエザメをイメージして作られました。青い「ジンベエジェット」と、さくら色の通称「さくらジンベエ」の2種類が現在就航中です。そのペイントにはいくつかの秘密が隠れているので、ぜひ探してみてください。飛行機を引っ張るトーイングカーの一部にも、同様に2種類ペイントされているものがあります。
今回の搭乗機は、「さくらジンベエ」でした。
このとき機体全体の写真を撮っていないので、どんな機体なのか気になる方はJTAのホームページで確認してみてください。
紙コップの下に「沖縄美ら海水族館」と書かれているようにJTAと沖縄美ら海水族館のコラボによって実現したジンベエジェットですが、その誕生秘話もJTAホームページに掲載されています。
JTAの1人の運航乗務員さんから始まった物語のようですが、沖縄の魅力を発信することをコンセプトとしている航空会社らしい素敵なエピソードだなと感じました。
福岡空港に到着
佐賀県唐津市付近で九州本島から海側へ抜け、その後右旋回しました。
19時50分ごろ、福岡空港のRWY16Lに着陸(滑走路北側から着陸)しました。
3月下旬ということで、沖縄の昼間は暖かかったのですが福岡の夜は寒かったですね・・・。
春や秋に沖縄へ行く際は、寒暖差に十分に気をつけてくださいね。
最後に
今回は、那覇空港やJTAで触れるのことのできる沖縄の魅力を中心にお届けしました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。