乗り物が遅延すると、大変ですよね。
電車が遅延した際には遅延証明書を発行してもらう、ということを経験したことのある学生や社会人の方は多いのではないでしょうか。
(僕はありませんが、電車通学の友人がよく遅延証明書を発行してもらってました)
それは、授業であったり出社に遅れてしまったことを証明するためであり、逆に言えば多少なりとも遅延によって支障をきたしたことを意味します。
鉄道と同様に飛行機の場合も、遅延すると大変です。
少しの遅延ならまだしも、1時間以上の遅延となるとかなり支障をきたすことでしょう。
僕は先日、初めて航空機で大幅な遅延を経験したのですが、普段経験することはない対応を受けました。
今回は、搭乗しようとしたJAL便が遅延したときのJALの対応などをまとめました。
目次
搭乗予定だった便の遅延
2020年(令和2年)9月19日、長崎空港から羽田空港に行く予定がありました。
長崎市内から長崎空港へ向かうバスの中でJALアプリを開くと、下の画像のような状況となっていました。
使用機材の到着遅れによる約1時間の遅延のようです。
東京到着後いろいろ予定があるので1時間の遅れに少し困惑しましたが、急ぎの用事ではないので我慢ですね。
チェックインカウンターにて
JAL国内線利用時はタッチ&ゴーが多いのですが、この日は預け荷物があったのでチェックインカウンターに向かいました。
遅延の謝罪
搭乗情報がわかるもの(今回の場合はJMB WAONカード)をかざして僕の搭乗便がJAL608便だとわかると、まずは遅延に対する謝罪がありました。
僕は遅延によって大きく困ることはなく、また機材遅れのため使用機材の変更はないため、そのままチェックイン手続きを行いました。
使用機材が変更になると、事前に指定していた座席が使用できなくなることがありますからね。
遅延に何か損害が生じる方であれば、そのときに申し出れば何かしらの対応がなされることと思います。
お詫びの「喫茶・お食事券」
チェックインの諸々が終わったあと、お詫びとして「喫茶・お食事券」(以下、クーポン券)を渡されました。
券の中央下側左側には、以下のことが書かれています。
本券は当空港ターミナルの店舗において
表示金額を限度として、本日限りご利用いただけます。ACCEPTABLE AT ANY SHOP IN THIS TERMINAL BUILDING.
VALID FOR TODAY ONLY AND UP TO THE VALUE SHOWN.
今回の場合は長崎空港内のお店で使えるようで、「喫茶・お食事券」という名称ですがお土産の購入にも使うことができるようです。
逆に、長崎空港でしか使えず、しかもその日しか使えないようです。
この金額は遅延時間によって変わるようで、今回は約1時間の遅延だったので1000円のクーポン券でした。
LCCの場合は補償がないことが多いですが、さすがはFSC。
ANAもそうですが、航空会社都合の遅延の補償もしっかりとしていますね。
空港内の放送
空港内では、たびたびJAL608便の遅延とそれに対する謝罪の放送が行われていました。
その放送内で、僕が先ほどもらったクーポン券の配布の案内をしていました。
チェックインを済ませたあとに遅延が発覚したという人もいると思うので、そのための放送でしょう。
その後
クーポンを使って
1000円を何かしらに使おうということで、空港内のスターバックス(保安検査通過前の場所)で使うことにしました。
初めは1000円未満分しか購入しようとしなかったのですが、店員さんからおつりが出ないと言われたので1000円を超えるようにもう1品購入することにしました。
普段僕があまり外食しないこともあるかもしれませんが、1000円使い切るって逆に難しいなと感じました。
しかも、飛行機の出発が遅れるといっても1時間弱だったので、その1時間で1000円を何に使えば良いんだろうとなってしまいましたね。
あと、スタバを利用したのがめちゃくちゃ久しぶりでした。
もしかしたら、大学生になってから初めてだったかもしれもせん。
1時間の遅延で時間が余っていたので、パソコン開いていろいろ作業していました。
保安検査場にて
しばらくの間スタバで過ごしていましたが、保安検査場の締切時間が近づいてきたので保安検査場に向かいました。
保安検査場で検査前に搭乗券などをかざすと「ご搭乗案内」が出てきますが、今回は少し違いました。
遅延とそれに対する謝罪が書かれていました。
こういうものにも「申し訳ございません」と記載するんですね。
その後
機内では、改めて遅延の謝罪がありました。
遅延の理由は使用機材が羽田空港から長崎空港に向かう際(おそらくJAL605便?)に羽田空港にて貨物搭載に時間がかかったことが原因のようです。
出発が遅れたので当然到着も遅れたのですが、その関係で羽田空港着陸後はボーディングブリッジのある搭乗ゲートが使えなかったのでしょうか、ターミナルビルから少し離れた駐機場にやってきました。
窓からは、JALのロゴが入った移動式のタラップ(パッセンジャー・ステップ車/タラップ車)が見えました。
タラップで降りたあとはすぐ近くに停車していたバスに乗り込み、そこからバスでターミナルビルまで移動となりました。
最後に
今回は、JALの遅延対応でした。
なかなかこういう経験をすることはないと思いますが、逆にいい経験になったなと感じています。
今回は遅延で生じる損害はありませんでしたが、場合によっては遅延によって困るパターンもあると思うので、予定はゆとりを持って組んだほうが良さそうですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。