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【JAL国内線】初めてクラスJを利用してみた!(エンブラエル190編)

エンブラエル190のクラスJサムネ
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日本航空(JAL)国内線の普通席とファーストクラスの間の存在である「クラスJ」。
この度、初めてクラスJを利用したのですが、想像以上に良いなと感じました。

今回は、J-AIRで使用されるエンブラエル190のクラスJについてまとめてみました。

目次

J-AIRとエンブラエル

J-AIRについて

株式会社ジェイエア(J-AIR)は、大阪国際空港(伊丹いたみ空港)を拠点として運航している日本航空(JAL)グループの航空会社です。
現在、JAL国内線の約3割を担っているようです。
JAL同様、航空連合の1つである「ワンワールド(oneworld)アライアンス」に加盟しています。

全てJAL便として運行されるので、通常と同じようにJALホームページやJALアプリなどから予約することができ、JALのマイルやFLY ON ポイント(FOP)がたまります。

エンブラエル社について

ボーイングやエアバスはよく聞きますが、「エンブラエル」はあまり聞くことがないのではないでしょうか。

JALの公式ホームページには、以下の記載があります。

「エンブラエル190」はヨーロッパのエアバス、米国のボーイングに次ぐシェアーを持つブラジルの航空機製造会社「エンブラエル社」が製造しています。胴体内径の違いから、座席幅、通路幅、天井高、足元居住性に優れています。

引用:エンブラエル190(E90)/ 機内座席配置 – JAL国内線

そう、エンブラエル190を製造しているエンブラエル社は世界で3番目のシェアを誇る航空機製造会社なのです。

JALグループ便においては、J-AIR運航便でエンブラエル社の機材が使用されています。

そのため、JAL公式ホームページの使用される機材の一覧の画像の中で、エンブラエル社の機材は機体に「J-AIR」のロゴが入っています。

エンブラエル190について

エンブラエル190は小型ジェット機で、総座席数95席(クラスJ15席・普通席80席)からもその小ささが分かると思います。

小型ジェット機ではあるものの、機内の通路は広く天井も高いことが特徴です。
さらに、座席スペースなどもJALグループの国内線で使用されている大型機(ボーイング777など)と変わらない水準となっています。

搭乗便

2020年(令和2年)2月15日、鹿児島空港。

今回搭乗したのは、7時30分発大阪国際空港(伊丹)行きのJAL2400便です。
この便はJ-AIR運航で、8時40分に伊丹空港に到着予定となっています。

JAL2400便を表示している鹿児島空港国内線ターミナル9番搭乗口

2月の朝というのもありますが、この日は雲に覆われていたので外は暗かったです。

鹿児島空港に駐機中のエンブラエル190

クラスJ

今回は、クラスJ「3A」の座席を予約段階で指定していました。

JALアプリに表示されたJAL2400便の予約

この日は土曜日でしたが、クラスJはビジネス客が多いように感じました。

JAL2400便のクラスJプライバシーの関係で、画像を加工しています

先ほど記載したように天井の高さが特徴のエンブラエル190ですが、写真からもそのことが伝わってくると思います。
小型機とは思えないですね。

座席・テーブル

クラスJの座席は、1列+2列となっています。

横から見ると、このようになっています。

横から見たエンブラエル190のクラスJボヤケてしまっていましたorz

まず座ってみて、座席が柔らかいなと感じました。

そして、横幅が広いので、とてもゆったりと座ることができました。
広々としている分、ある程度脇を広げて座ることができます。
普通席のような窮屈さを感じませんでした。

次に、座席の前後の幅です。

エンブラエル190のクラスJの前後の間隔

写真では伝わりにくいですが、かなりゆとりがあります。
かなり足を伸ばすことができます。

座席の左右には、ボタンがついています。
座席の右側についているボタンを押しながら背もたれに体重をかけることで、背もたれを倒すことができます。

エンブラエル190クラスJ座席右側についたボタン

体重をかけていない状態でボタンを押すと、元の姿勢に戻ります。

左側のボタンを押すと、レッグレストが飛び出してきます。

エンブラエル190クラスJ座席左側についたボタン

元の位置に戻すときは、ボタンを押しながら足などで元の位置の方へ「カチッ」と鳴るまで押します。
背もたれとは逆ですね。

このレッグレストですが、座席との間には少し隙間があります。

エンブラエル190クラスJのレッグレスト

ただ、そこまで気になることはないです。

テーブルは、肘掛けのところから出すタイプです。

エンブラエル190クラスJのテーブル

座席同様、テーブルもかなり広いです。
ノートパソコンを置いても、かなり余裕があります。

嬉しいことに、ユニバーサルPC電源が配備されています。

エンブラエル190クラスJのユニバーサルPC電源

機内でスマホやパソコンなどのバッテリーの消費を気にする必要がないのは、すごく良いですね。

左側の肘掛けには、カップ置きが格納されています。

エンブラエル190のクラスJのカップ置き

奥に出すことで、使用することができます。

JAL2411便でのカップ置きの使用例この写真は帰りのJAL2411便で撮った写真ですが、このように活用することができます。テーブルと干渉しません

サービス

J-AIR運航であるこの便ですが、JAL便と同じように飲み物の提供はあります。
今回は、コーヒーをいただきました。

先に砂糖などを渡されたのですが、おしぼりも渡されました。
おしぼりを渡されるというのが、普通席との違いでしょう。

JAL2400便クラスJでサービスとして出されたおしぼり

余談

オーディオサービスと機内Wi-Fi

JAL運航便であれば座席にあるイヤホンジャックにイヤホンを接続することでオーディオサービスを利用することができますが、J-AIR運航の航空機の座席にはイヤホンジャックがなくオーディオサービスはありません。

機内Wi-Fiサービスは、利用することができます。

JAL2400便の機内Wi-Fiに接続時のJALアプリスマホであれば、JALアプリから機内Wi-Fiの接続ができます

残念ながらJAL運航便のようにインターネットに接続することはできませんが、Wi-Fiに接続可能なスマホやパソコンなどから「無料ビデオプログラムサービス」を楽しむことができます。

フライト

鹿児島空港周辺は、雨が降っていました。

鹿児島空港に駐機中の機内から見た鹿児島空港

上空ではずっと雲の上側を飛んでいたので、高速で通り過ぎていく雲から飛行機の速さを改めて感じました。
揺れはそんなになかったので、良かったです。

関西は、薄い雲に覆われていました。
その薄い雲からちょこんと顔を出したビル群の光景が、神秘的に見えるものでした。

JAL2400便から見た大阪府上空

さらに高度が下がると、大阪城が見えました。
大阪城は家族で訪れたことがありますが、また訪れてみたいですね。

JAL2400便機内から見た大阪城

元々去年2019年(令和元年)10月に京都に予定があり、その際に鹿児島・伊丹間の路線を利用する予定でした。
しかし、台風19号の影響でキャンセルしたため、今回が大学生になってから初めての関西でした。
最後に訪れたのが中学校の修学旅行のときなので、かなり久々でした。

伊丹空港から見た大阪空港駅

FLY ON ポイント

この便は、特便割引で予約・購入しました。

フライトマイルが

329(区間マイル) × 85%(特便割引75% + クラスJ利用) = 279.65 → 280

となるため、今回のFLY ON ポイント(以下、FOP)は、

280(フライトマイル) ×  2.0(国内線) + 400(搭乗ボーナスFOP)= 960

です。

2020年3回目の搭乗記録が反映されたJALアプリ6176から7136になりました

最後に

今回は、エンブラエル190のクラスJでした。

初めてのクラスJだったのですが、快適でした。
事前予約だと高いときもありますが、当日であればプラス1000円でアップグレードできるので、今後も機会があれば利用していきたいなと感じました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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