日本航空(JAL)の国内線において、普通席とファーストクラスの中間として設定されている「クラスJ」。
今回は、ボーイング767-300ERのクラスJに乗った感想です。
搭乗便
2020年(令和2年)2月23日、鹿児島空港。
今回搭乗したのは、7時45分発東京国際空港(羽田)行きのJAL640便です。
予定では、羽田空港には9時20分に到着となっています。
使用される機材は、先ほど記載したようにボーイング767-300ERです。
去年12月にスカイメイトで羽田空港から鹿児島空港に戻ったときと同じ機材です。
どうやら、この便はハワイアン航空との共同運航便だったようです。
いつもはかなり余裕を持って空港に来るのですが、この日に限っては少しギリギリでした。
クラスJ
今回は、クラスJ「9K」の座席を予約段階で指定していました。
ちなみに、クラスJはガラガラでした。
普通席の方はちゃんと見なかったので、分かりませんでした。
近頃の感染拡大を懸念してのことなのか、はたまた日曜の朝一の便だからなのか、僕にはわかりません。
座席周り
クラスJの座席は、2列+2列+2列となっています。
座席は、こんな感じです。
本革の座席となっております。
また、ちゃんと写真に収めることが出来ていなかったのですが、レッグレストがあります。
座り心地はとても良かったです。
そして、広々としてゆったりしていました。
体と両サイドの肘掛け部分との間に結構な隙間が生まれていました。
革張りの座席でかなり隙間があるとはいえ、シートベルトによってしっかり固定されるので安定感がありました。
座席の背もたれやレッグレストは、肘掛けの前の部分にあるレバーを使用します。
アイコンで示されているので、分かりやすいですね。
背もたれに関してですが、背もたれを倒すとそれに連動してシート全体が前に動くようになっています。
そのことで、背もたれの移動幅が減って、後方の座席との余裕が生まれているようです。
また、座席と座席の間の肘掛け部分はとても広いです。
前の座席の部分です。
写真でいうと右上の部分にコート類をかけることが出来ます。
下部のホルダーには、安全のしおりや機内誌などのお馴染みのものが入っています。
このホルダーは普通席よりも大きく開くので、より多くのものを入れることが出来ると思います。
テーブルは、普通席のように前の座席についているのではなく、肘掛けに収納されています。
うまく撮ることが出来なかったのですが、ノートパソコンを置いてもゆとりがあるくらい大きかったです。
その他の詳細な数字などの情報は、JAL公式ホームページをご参照ください。
こちらでは、パノラマ映像での体験もできます。
音響関係
普通席ではイヤホンですが、クラスJではヘッドホンでした。

開封してみると、このようなヘッドホンでした。

ただ、耳全体を覆うタイプではなく耳の部分に当たるだけのものなので、個人的には少し違和感がありました。
音質に関してですが、たくさん乗っているわけではないので普通席のイヤホンとの違いはあまり分かりませんでした。
ちなみに、ノイズキャンセル機能がついているわけではないです。
サービス
ドリンクサービス自体は、普通席と基本変わりません。
違う点は、おしぼりを渡されることです。
また、CAさんの対応が普通席のとき以上に丁寧な気がしました。
普通席でも十分丁寧だと思いますが。
ちなみに
今回のボーイング767-300ERの最前列は、ファーストクラスの座席となっています。
JAL国内線において、ファーストクラスが設定されているのは羽田空港と新千歳空港・伊丹空港・福岡空港・那覇空港を結ぶ4路線のみなので、鹿児島空港発着の便にはファーストクラスは設定されていません。
しかしながら、この路線は機材としてボーイング767-300ERが使われることも多いので、ファーストクラスの座席はクラスJの値段とサービスで利用できるようです。
事前予約の場合、上級会員しか取ることが出来ないようになっているみたいですが。
余談
飛行ルート
いつもは羽田空港着陸前の窓からは東京湾アクアラインが見えるのですが、今回窓から見えたのは東京ディズニーリゾートや東京スカイツリーでした。


このとき南風が吹いており、B滑走路(RWY22)への着陸だったようです。
僕がいつも東京湾アクアラインを見ているのは、A滑走路(RWY34L)への着陸が多いからです。
ですが、南風の場合は追い風となってしまうため、A滑走路は着陸に使用されません。
そのため、着陸してすぐに見えたのが、国際線ターミナル(現:第3ターミナル)でした。

そのこともあってか、着陸してから駐機場について停止するまでいつもより時間がかかったような気がしました。
FLY ON ポイント
この便は、特便割引で予約・購入しました。
フライトマイルが
601(区間マイル) × 85%(特便割引75% + クラスJ利用) = 510.85 → 511
となるため、今回のFLY ON ポイント(以下、FOP)は、
511(フライトマイル) × 2.0(国内線) + 400(搭乗ボーナスFOP)= 1422
です。

(追記)このFOPは、JALによる特別措置の2倍の対象となりました。

最後に
今回は、ボーイング767-300ERのクラスJの紹介でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
その他の機材のクラスJのレビューは、こちらから
