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対応・謝罪も最上級だった!?乗り慣れた機材のJAL国内線ファーストクラスを利用してみた

ボーイング767-300ER国内線ファーストクラスサムネ
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飛行機を利用する上で、航空会社の職員さんに対してお願いをすることがあったり、搭乗機に何かしらのトラブルが生じることがあったり、いろいろあるかと思います。
今回いろいろなことがあったのですが、いつもと違うような・・・。

というわけで、ボーイング767-300ERのファーストクラスを利用したので、その時の様子をまとめました。
ボーイング767-300ERですが、このブログで思い入れのある機材なのです。

今回の搭乗便

今回搭乗したのは、那覇発羽田行きのJAL908便です。
搭乗日は、2020年(令和2年)11月22日です。

JAL908便の搭乗券

行きはちゃんとJALアプリ上でのスクショを撮っていたのに、また忘れていました。

「1K」なので、最前列かつ右の窓側の座席ですね。

那覇空港→羽田空港

那覇空港

前回は、那覇空港に到着したのがギリギリでした。

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ですが、今回は余裕を持って到着することができました。

ファーストクラスカウンター

JALを含む那覇空港発着の航空会社のチェックインカウンターは、ターミナルビルの3階にあります。
JALのチェックインカウンターですが、ファーストクラス利用者は「ファーストクラスカウンター」を利用することができます。

ファーストクラスカウンターは、JMBダイヤモンド会員・JGCプレミア会員・ワンワールドエリートステイタス エメラルド会員も利用できます。

ファーストクラスカウンターの位置には「JALファーストクラスJAL FIRST CLASS」と書かれており、床にはファーストクラスのロゴと同じ赤色のマットが敷かれています。

那覇空港国内線ターミナルJALカウンター黒いマットにはJALグローバルクラブ(JGC)のロゴが描かれており、ファーストクラスカウンターの隣はJGCカウンターとなっています

上の写真から分かるように、基本ガラガラです。
なので、一般のチェックインカウンターのように長時間順番待ちする心配はありません。

預け荷物がなければタッチ&ゴーができチェックインカウンターに寄る必要もありませんが、今回は預け荷物があったのでファーストクラスカウンターに寄りました。
チェックインの際、地上係員さんから今回の搭乗機では機内Wi-Fiが使えないかもしれない旨の説明がありました。
整備はするものの、ダメだったときはアナウンスするとのことでした。

手続きも終わり保安検査に向かうだけなのですが、ここでとあるお願いをしました。
それは、2020年すべての搭乗分の「搭乗証明書」の発行でした。
ここに書くと長くなってしまうので別の記事に書こうと思いますが、これが想像以上に手間取ってしまいました。
かなりの時間を要しそうな感じだったのですが、地上係員さんにラウンジで待つことを提案されました。
僕はその提案を快諾し、チェックインカウンターを後にしました。

専用保安検査場

ファーストクラスカウンターやJGCカウンターの近くに2階へのエスカレーターがあり、エスカレーターを降りたすぐ先に保安検査場があります。

那覇空港では、ファーストクラスカウンターを利用できる乗客(前述参照)向けに専用の保安検査場が用意されています。
左奥に進んだところにあります。

専用保安検査場には誰もいなかったので、すぐに保安検査を受けることができました。

ダイヤモンド・プレミアラウンジ

専用保安検査場を抜けると、目の前はレセプション(ラウンジ受付)。
前回は空港に到着したのがギリギリとなってしまい利用できませんでしたが、今回はゆとりを持ってやってきたので利用することが出来ました。

ラウンジ内では、株式会社ジミー(Jimmy)さんの「紅芋あんぱん」を食べました。

那覇空港国内線ターミナルJALダイヤモンド・プレミアラウンジでの軽食とドリンク包装袋には「紅芋あんぱん(ラウンジ用)」と表記されていました

僕は紅芋が好きなので、このパンも僕の好みに合いました。
沖縄に「紅いもタルト」というお菓子があるのですが、それも好きです。
それくらい、僕の中では「沖縄 = 紅芋」となっていますw

上の画像に写っているように、テーブルにはコンセントとUSBポートがあります。
なので、スマホを充電していました。

さて、搭乗開始時刻が迫ってきたのですが、チェックインカウンターの係員さんが未だ現れず。
なので、レセプションの係員さんに確認を取りました。
レセプションの係員さんが内線電話でチェックインカウンターに連絡をとったところ、もう少し時間がかかるとのことでした。
そこで、「ラウンジで待つか」「搭乗ゲート前で待つか」どちらが良いか確認されました。
僕は搭乗ゲート前で待つことを選びました。

というわけで、ラウンジを後にしました。

那覇空港国内線JALダイヤモンド・プレミアラウンジとJALサクララウンジ

優先搭乗

今回は25番搭乗口からの搭乗でしたが、ラウンジから少し歩く必要があります。
保安検査場からすぐのところにラウンジがあるのは良いのですが、その点は搭乗締め切り時刻などの観点から注意が必要そうです。
もっとも、羽田空港に比べれば全然マシだとは思いますが。

搭乗ゲート前で待っていると、地上係員さんがやってきました。
僕のためにかなりの時間を割いていただいたこと、何より丁寧なご対応、本当にありがとうございました。

搭乗ゲートに着いたタイミング的に優先搭乗は可能でしたが、地上係員さんがやってきたときにはすべての乗客の搭乗が始まっていました。
なので、優先搭乗は出来ませんでした。

那覇空港国内線ターミナル25番搭乗口

まあ、あまり優先搭乗のメリットがあまり良くわかっていなかったので、特に気にしていませんが。

ファーストクラスの座席周り(ボーイング767-300ER編)

外観・雰囲気

座席に到着しました。

ボーイング767-300ERのファーストクラス撮影は、羽田空港到着後。写っている「いろはす」については後ほど

今回の機材は、ボーイング767-300ERです。

ボーイング767-300ER最前列のシートポケット

今回のボーイング767-300ERのファーストクラスに関してですが、以前利用したボーイング777のファーストクラスと同じ座席タイプとなります。

座席の詳細な設備は、そちらの記事をご参照ください。

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(余談)ボーイング767-300ERといえば

ボーイング767-300ER自体は、ボーイング737-800と同じくらい乗ってきました。

思えば、このブログで初めてJALの記事を書いたのが約1年前になりますが、そのときの機材がボーイング767-300ERでした。

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それに、2020年最初に乗ったJAL運航便(日本エアコミューター運航便J-AIR運航便を除いて考えて)もボーイング767-300ER。

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そんなボーイング767-300ERですが、今回がこの機材で初めてのファーストクラスとなりました。
ちなみに、JMBサファイア/JGC会員になってからは、よく利用している羽田・鹿児島路線でもボーイング767-300ERのファーストクラスの座席(サービスはクラスJ)を利用できるようです。

CAさんの挨拶

ファーストクラス利用時の恒例、CAさんの挨拶。
CAさんは僕が朝一の便で沖縄にやってきていてこれが日帰りのフライトであることをJALマイレージバンクのデータから把握しているので、「大変な一日ですね」と言われました。

ちなみに、本当はこんなにファーストクラスを利用するつもりはなく、このままJMBクリスタル会員で2020年が終わってしまうことはもったいないと思っていたゆえの利用でした。
2020年は特別措置でFOPが2倍になるなどで予想以上にFOPがたまり、気づけばJMBクリスタル会員になったものの、翌月(12月)はどこかに行く予定があったわけではなかったので、どちらかといえばやむを得ずといった感じですね。
全乗り物で共通の考え方ですが、乗るためだけに利用することはせず、目的地に用事があるという大前提のもと乗っています。
JGC修行目的なら、僕のようなコスパ悪い行動は取らないと思います。

というか、飛行機苦手なのに、よくこれだけ乗ったなと我ながら感心しているレベルですw
まあ、いろいろありましたからね。

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2020年に沖縄に行った理由、全部これ(↑)ですしw

駐機場に引き返す!?

羽田空港へ向けて機体が動き出したのですが、いつものアナウンス(挨拶+搭乗便の説明など)の前に謝罪がありました。
どうやらコックピットより手荷物のスマホが機内モードになっていない申し出があったようで、その確認のためにゲートに戻る必要があり、そのために到着が遅くなることへの謝罪アナウンスでした。

アナウンス時に空港の誘導路近くで止まっていた機体でしたが、数分後に動き出し、駐機場に戻ってきました。

一番前の扉の付近(最前列の座席から見える場所)でCAさん同士が話し合っていたのですが、乗客の一人(女性)がJALの職員さん(非番の方?)だったようで、その方も混じって話していました。
あくまで推測ですが。

その後、機長からの謝罪もありました。
機長によると、貨物の中(先ほどのCAさんからは手荷物というアナウンスでしたが、実際には預け荷物だった模様)に確認が必要な電子機器があったとのことでした。
そして、最後に協力への感謝を述べていました。

トラブル時の対応

ファーストクラス利用者に対しては、いろはすのペットボトルが配られました。

JAL908便での謝罪のいろはす

また、軽食もいただきました。

JAL908便で渡された軽食撮影は、機内食を食べ終わった後にしています

那覇空港離陸

13時12分ごろ、扉が閉まりました。
その後CAさんからご報告のアナウンスがあり、当該機器を発見して電源を切ったようです。

いろいろありましたが、羽田空港へ向けて飛び立つ準備が出来ました。
ちなみに、機内は26℃だったみたいです。

13時30分ごろ、那覇空港RWY36Rを離陸(北方向へ離陸)しました。
出発時刻は12時50分となっていたので、約40分遅れて那覇空港を出発しました。

のちに、客室責任者の方から直々の謝罪がありました。

機内食

JAL908便は昼の便に当たりますが、搭乗当時の羽田着便の機内食(昼食)を紹介します。

JAL908便の機内食

小鉢

  • 海老カツの卵餡掛あんかけ 水菜、黒七味
  • スモークツナサラダ 酢取り赤玉葱たまねぎ、白胡麻ごま、ライム

主菜

  • 牛ヒレ ブラウンえのき入り赤ワインソース グラナパダーノチーズ
    蓮根れんこん牛蒡ごぼう金平きんぴら、くわいとひじきのサラダ、ブロッコリー
    北海道白花豆しろはなまめ千代呂木チョロギ

御飯・汁物

  • 俵ご飯 米づくりの伝統を極めた、革新の品と質。新潟米「新之助」
  • 味噌汁

茶菓

  • 八甲田山 二階堂

578kcal(※茶菓を除く)

JAL908便の機内食のメニュー

味噌汁は相変わらず暖かくて、美味しかったです。
そして、牛ヒレはとても食べやすかったです。
飲み物としてのワインは苦手ですが、全然大丈夫でした。

今回、ドリンクはすこやか茶にしました。

JAL908便で頼んだすこやか茶

その他

チェックインカウンターで機内Wi-Fiが使えないかもしれないと言われていましたが、一応ビデオプログラムは使えました。

JAL908便機内での機内Wi-Fi

しかし、インターネットには接続できないという感じでした。

また、フライト中恒例の機長からの挨拶ですが、那覇空港での件の謝罪と、性能上可能な範囲でスピードを上げて追い風に乗るルートを通るようにしているという説明がありました。

羽田空港到着

機内ではダラダラ過ごしていましたが、気づけば静岡県付近に差し掛かっていました。

JAL908便機内のモニター

着陸態勢に入り、ベルト着用サインも点灯しました。
その際に、Wi-Fiの接続が悪かったことへの謝罪がありました。

さて、羽田空港が近づいてきたのですが、右側の座席に座っているのに夕日があたる違和感がありました。
そう、普段とは反対向きの着陸だったのです。
東京湾アクアライン側(南東側)からA滑走路への着陸が多い中、今回は僕は初めての経験となる都心側(北西側)からC滑走路への着陸でした。
都心への騒音問題で話題にもなっている着陸です・・・。

代々木公園付近を通過し、渋谷の街並みが見えてきました。

JAL908便の窓から見た渋谷の街並み

写真の真ん中からやや左下よりに渋谷スクランブルスクエア、写真左端には渋谷清掃工場の白い煙突が確認できます。
位置的に隠れていますが、渋谷スクランブルスクエアの裏側が渋谷駅です。

大井車両基地も見えてきました。

JAL908便の窓から見た大井車両基地

上の写真にはドクターイエローが2両写っているのですが、分かりますでしょうか。

ドクターイエロー(正式名称「新幹線電気軌道総合試験車」)は、新幹線のレールや設備などを検査する新幹線車両のことで、黄色い車体が特徴的です。

大井車両基地付近を通過すると、羽田空港の敷地が見えてきました。
B滑走路北東側の滑走路進入端標識(滑走路両端にある横断歩道のような線)や指示標識(滑走路の向きを示すもので、今回見えたのはRWY22の「22」)なども確認できました。
A滑走路への着陸ではなかったのは2020年2月の搭乗以来ですが、そのときがB滑走路への着陸でした。
奇しくも、同じボーイング767-300ERでした。

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ボーイング767-300ERのクラスJを初めて利用したとき、ボーイング767-300ERのファーストクラスを初めて利用したとき、この2回の搭乗のときに普段と着陸する滑走路が違うことに何か運命を感じたものです。

15時35分ごろ、羽田空港のC滑走路(RWY16L)に着陸しました。

駐機場に到着してベルト着用サインが消えた後、CAさんから誕生日プレゼントをいただきました。

最後に

今回は、ボーイング767-300ERのファーストクラスについてでした。

今後ファーストクラスに乗ることがあるかは分からない(座席だけなら、前述のような可能性あり)ですけど、普段なら絶対経験できない世界に触れることが出来て楽しかったですし、いろいろと勉強になりました。
ご丁寧な対応、改めてありがとうございました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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